ブログ
ご依頼作業:TOYOTA CROWN ATHLETE(GRS200)室内異音低減作業 その⑧
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、三重県にお住まいのお客様より TOYOTA CROWN ATHLETE(GRS200)の室内異音低減作業をご用命頂きました。
本車両は先日に一度異音低減作業をご用命頂き作業を実施させて頂きましたが、前回作業を行った箇所とは異なる場所からの小さな異音が気になる様になってしまったとのことで、改めて作業をご用命頂きましたので、以下の箇所における異音対策作業の様子を4回に分けてご紹介致します。
①メーターパネル奥
②センターコンソール
③アームレスト
④助手席側ドア
前回はセンターコンソールにおける作業をご紹介致しましたが、今回はアームレストから発生していた異音低減作業の様子をご紹介致します。
※メーター奥の作業はこちら ⇒ CROWN ATHLETE異音対策作業⑥
※センターコンソールの作業はこちら ⇒ CROWN ATHLETE異音対策作業⑦
今回ご紹介致しますアームレストからの異音におきましては、アームレストに肘を置いて体重をかけると『ギシギシ』という軋み音が発生するというものであり、前回作業をご依頼頂く際にも仰っていた異音では御座いますが、肘を置かない限り発生しないので特に対策は不要と仰っていたものとなります。
しかし、今回はせっかくなので対策可能であれば対策をして頂きたいとのご希望を頂戴致しましたので、作業を実施致しました次第で御座います。
では、早速作業のご紹介を致しますが、アームレストの蓋の部分から軋み音が発生していることが明らかですので、取り外して対策を行います。
取り外しましたら、アームレストは表皮部分とベース部分の2分割となっているので、分解します。
力が加わることで軋み音が発生するということは、表皮部分とベース部分の接する部分から音が発生していると考えられますので、固定する爪や、樹脂同士が接する部分に不織布を貼っていきます。
何度か組み合わせてみて、接触する部分全てに不織布を貼っていきます。
不織布を貼り終えたら、アームレストを組み立て、車両に取り付けます。
上記対策を行うことで、車両に取り付けた状態でアームレストに肘を置いて力を加えても軋み音は発生しなくなりました。
加えて、念のため走行を行いながら肘を置いても異音は発生しませんでしたので、これにてアームレストからの異音は解消です。
ということで、残る異音発生箇所は助手席側ドアからのみとなりますが、次回に最終回として助手席側ドアにおける作業の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。
※ご相談やお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ ⇒ ご相談フォーム