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ご依頼作業:TOYOTA CROWN ATHLETE(GRS200)室内異音低減作業 その⑦
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、三重県にお住まいのお客様より TOYOTA CROWN ATHLETE(GRS200)の室内異音低減作業をご用命頂きました。
本車両は先日に一度異音低減作業をご用命頂き作業を実施させて頂きましたが、前回作業を行った箇所とは異なる場所からの小さな異音が気になる様になってしまったとのことで、改めて作業をご用命頂きましたので、以下の箇所における異音対策作業の様子を4回に分けてご紹介致します。
①メーターパネル奥
②センターコンソール
③アームレスト
④助手席側ドア
前回はメーターパネル奥における作業をご紹介致しましたが、今回はセンターコンソールから発生していた異音低減作業の様子をご紹介致します。
※メーター奥の作業はこちら ⇒ CROWN ATHLETE異音対策作業⑥
では、早速作業のご紹介を致しますが、センターコンソールからは、路面が劣化したザラメ路面を走行した際に、シフトレバー付近より小さなビビリ音が発生しておりました。
センターコンソールを手で軽く叩いても『ビーンビーン』と音がしておりますので、奥の配線等では無くセンターコンソールの部品から音が出ていそうです。
ということで、センターコンソールを取り外して確認を進めます。
この状態で手で叩いても音は出るということは、やはりこのセンターコンソール本体から出ているので、どの部分から出ているか各パーツを取り外していき、発生箇所を探っていきます。
一つ一つのパーツを手で叩いたりしながら異音が出るパーツを探っていくと、ありました、異音が出るパーツが。
このパーツを手で軽く叩くと、小さな音ですがビーンビーンと走行中に聞こえる音と同じ音が聞こえます。
異音の出ているパーツはわかりましたので、今度は原因を探りますと、透明のカバーを取り外すと音が出なくなるので、この透明のカバーの取り付け部分のガタで異音が出ている様です。
そこで、この透明カバーを取り付けた際にガタが出ない様に対策します。
対策を行った上で手で叩いても音が出なくなりましたので、取り外した各パーツをセンターコンソールに取り付けます。
各パーツを取り付けた状態でセンターコンソールを手で叩いても異音は発生しなくなりましたので、センターコンソールを車両に取り付け試走を行いましたところ、、、
無事にセンターコンソールから発生していたビビリ音は解消致しました。
これでメーターパネル奥とセンターコンソールからの異音は共に解消致しましたので、続いてはアームレストからの異音対策作業に入りますが、作業の様子は次回にご紹介致します。
では、失礼致します。
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