ブログ
ご依頼作業:TOYOTA CROWN ATHLETE(GRS200)室内異音低減作業 その⑥
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
先日ですが、三重県にお住まいのお客様より TOYOTA CROWN ATHLETE(GRS200)の室内異音低減作業をご用命頂きましたので、今回より作業の様子をご紹介して参ります。
本車両は先日に一度弊社にて異音低減作業をご用命頂き作業を実施させて頂くことでかなり静かになったものの、前回作業を行った箇所とは異なる場所からの小さな異音が気になる様になってしまったとのことで、改めて作業をご用命頂きました次第で御座います。
※先日の作業の様子はこちら ⇒ CROWN ATHLETE異音対策作業
因みに、本車両のオーナー様は異音や静粛性に大変大きな拘りをお持ちであり、昨年にご用命頂きましたLEXUS LSにおける作業、前回のCROWN ATHLETEにおける作業、そして今回と3度も作業をご依頼頂いており、感謝の限りで御座います。
K様、いつも作業をご用命頂き誠にありがとう御座います。
尚、今回お客様がお困りである異音発生箇所としては以下となります。
①メーターパネル奥
②センターコンソール
③アームレスト
④助手席側ドア
そこで、上記箇所における異音低減作業の様子を4回に分けてご紹介致します。
今回は前回作業からの続きとさせて頂き、その⑥として、メーターパネル奥から発生していた異音低減作業の様子をご紹介致します。
メーターパネルの奥からは、段差通過時や劣化したザラメ路面を走行した際に『チリチリ』と小さな音ですが異音が発生しておりました。
この音は前回作業時には発生していなかったので、気温や湿度の変化等で発生するようになったと考えられます。
では、早速作業のご紹介に入りますが、メーターの奥から音が聞こえるので、メーターを取り外して内部を確認します。
まずは怪しい箇所の1箇所目、メーター奥に純正配線がいくつか通っておりますが、その一つが配線同士が当たっていることに加え、ダッシュボードパネルと当たっている箇所があり、手で軽く触るとピチピチと異音が出ておりましたので、対策を行います。
配線同士が当たる部分とダッシュボードパネルに当たる部分にエプトシールを巻いて対策しましたところ、手で触っても音は出なくなりました。
怪しい箇所の2箇所目としては、メーターユニットへ繋がる配線ですが、配線に異音処理されておらず、メーターを取り付けた際に配線がエアコンダクト等に当たって音が出てしまいそうです。
そこで、この配線にTESAテープを巻いて、ダクト等に接触しても音が出ない様にします。
続いて、その他に異音の原因となりそうな箇所が無いか、配線を一つ一つ触りながら確認していくと、配線を触った際にピチピチと異音の発生する配線が見つかりましたが、その配線はナビユニットの方に伸びている配線で、手の届かないナビユニット付近から音が出ている様です。
従いまして、一度ナビユニット本体を取り外して確認します。
すると、音が出ている箇所が見つかりました。
メーター奥からきている配線が樹脂パネルに当たって音が出ておりましたので、エプトシールを巻いて対策を行いました。
その他には異音の原因となりそうな箇所はありませんでしたので、取り外した各パーツを取り付け試走を行いましたところ、、、
メーター奥から聞こえていた小さな異音は無事に解消致しました。
続いては、センターコンソールにおける異音対策に入りますが、作業の様子は次回にご紹介致します。
では、失礼致します。
※ご相談やお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ ⇒ ご相談フォーム