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ダイアトーンサウンドナビ、フォーカルスピーカー搭載 メンテナンス多数 MAZDA RX-8 5MT 前期最終モデル 販売前メンテナンス エンジンルーム確認・清掃

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日に入庫のご案内をさせて頂きました『ダイアトーンサウンドナビ、フォーカルスピーカー搭載 メンテナンス多数 MAZDA RX-8 5MT 前期最終モデル』ですが、弊社における全ての販売車両に対して実施しております販売前メンテナンスを行いましたので作業の様子を順次ご紹介しております。

※車両の概要はこちら ⇒ MAZDA RX-8入庫しました

前回まで2回に分けて足廻り確認と清掃の様子をご紹介致しましたが、今回はRX-8における販売前メンテナンス最終回としてエンジンルームの状態確認と清掃を行いました際の様子をご紹介致します。

※外装清掃の様子はこちら ⇒ MAZDA RX-8メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ MAZDA RX-8メンテ内装清掃
※フロント足廻りの様子はこちら ⇒ MAZDA RX-8メンテ足廻り清掃・確認①
※リア足廻りの様子はこちら ⇒ MAZDA RX-8メンテ足廻り清掃・確認②

では、早速エンジンルームの状態確認に入りますが、まずはエンジンルームを隅々まで見渡して、エンジンからオイルの漏れや滲みが無いか、補器類や配管などから漏れや滲みが無いかを確認致しましたが、問題となる箇所はございませんでしたので、まずはエンジンルームの清掃を行います。

ホコリの付着があるエンジンルームでしたが、細部まで清掃を行うことで奥まった部分まで含めて綺麗になりました。

しかし、実際にロータリーエンジンを見ると、そのコンパクトさに驚き、こんなコンパクトなエンジンから大きな出力を発生することにも更に驚きます。

しかも、エンジンがストラットタワーよりも室内側に搭載されており、重量配分に拘った搭載位置であることもわかりますが、それが鼻先に重量物を感じない優れたハンドリングにしっかり現れています。

続いて、エンジンオイル量のチェックを行います。

ロータリーエンジンは構造上オイル消費が必ず発生するエンジンですが、前回交換から約700km走行時点でこのレベル(オイルレベルからの推測で約250ml~300ml消費)であれば、オイル消費量も妥当であり、調子の良いエンジンを裏付けるものでもあるかと存じます。

続いては、エンジンクーラントの確認を行います。

クーラント量は適正量入っており、色も綺麗な緑色で、過度な劣化はございません。

因みに、冷却系関連では、令和5年9月(走行距離約88,000km時)にラジエター、サブタンク、ラジエターアッパーホース、ロアホース、ウォーターホース、クーラントが交換されておりますので、冷却系における心配もご不要かと存じます。

続いてはスパークプラグの確認を行います。

R6年3月(走行距離92,950km時)に交換済みであり、交換から約6,600kmしか走行していないため、まず問題無い状態のはずですが、念の為取り外して確認を致します。

結果は、やはり全く問題無い状態でしたが、少しカーボンの付着が見られましたので清掃を実施致しました。

因みに、装着されていたプラグはNGKのロータリー専用プラグで、左側2本がトレーディング側で熱価9番、右側2本がリーディング側で熱価7番のプラグとなります。

スパークプラグ交換と同時にプラグコードも交換済みですので、点火系においてもご安心頂ける状態かと存じます。

続いてブレーキフルードの確認です。

結果、ブレーキフルード量、汚れ具合共に問題無くOKです。

最後にエアクリーナーエレメントの確認を行います。

エアクリーナーケースカバーを取り外し、内部からエアクリーナーエレメントを取り出します。

画像はエアクリーナーエレメントのダーティーサイド側ですが、汚れも少なく、まだまだ使用可能な状態です。

確認が終わりましたので、軽くエレメントの清掃を行った後に、エアクリーナーケース内部も清掃を行った上で元に戻します。

以上で、エンジンルームの状態確認と清掃は完了ですが、前オーナー様がマメにメンテナンスを行っていたこともあり、状態は良好で、問題となる箇所はございませんでした。

もちろん、生産から年月が経過しており距離も進んでいる車両ですので、今後におけるトラブルに関してはわからない部分が多く、トライブルフリーのお約束などは決して出来兼ねますものの、少なくとも現状においては不具合は無く、実際のエンジンフィーリングも良好で、アイドリングも安定しており、冷間温間時共にエンジン1発始動可能ですので、補器類含めてエンジンの調子は良好と言えるかと存じます。

ロータリーエンジンは維持していく上でマイナスイメージが多いエンジンかもしれませんが、しっかりメンテナンスをしていけば良好な状態を保つことが可能であり、ロータリーエンジンが持つ唯一無二の魅力はロータリーエンジン『でしか』味わうことのできないものだと思います。

是非その魅力的な乗り味をお客様にも味わって頂けましたら幸いに存じます。

一度ハマってしまうと二度と抜け出すことができないかもしれませんが、その責任は私は負いかねます(笑)

・・・・・

ということで、5回に分けて販売前メンテナンスの様子をご紹介して参りましたが、車両に問題が無いこと、状態が良好であることを確認致しましたと共に、しっかりと各部の清掃を実施し綺麗な状態に仕上がりました。

状態が良好なRX-8をお探しのお客様におかれましてもご満足頂けるかと存じますので、是非ご検討頂けましたら幸甚に存じます。

尚、車両価格等の情報に関しましては、在庫車両情報に記載をしておりますので、ご興味をお持ち頂けましたお客様におかれましては、一度ご覧下さいませ。

※MAZDA RX-8の車両情報はこちら ⇒ MAZDA RX-8 車両情報

では、失礼致します。

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