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程度極上 走行距離38,800km 希少な最終110型 フルノーマル車両 HONDA BEAT VersionZ 販売前メンテナンス ボディー状態確認③

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

現在、販売前メンテナンスの様子をご紹介しております『程度極上 走行距離38,800km 希少な最終110型 フルノーマル車両 HONDA BEAT VersionZ』ですが、先週の土曜日に、大変遠方であります宮城県より現車確認にお越し頂きました上で、その場でご成約を頂戴致しました。

※車両の概要はこちら ⇒ BEAT VerZ入庫しました

ご成約を頂戴致しましたY様、現車確認に際しまして本当に遠くよりご足労を頂きまして、心より感謝申し上げます。

尚、現車確認にてしっかりと各部ご確認頂きました上でご成約を頂きましたものの、現車確認ではご覧頂けなかった部分も含めてご成約頂きましたお客様にご確認頂きたい為、引き続き販売前メンテナンスの様子はご紹介して参りたく存じます。

さて、、、

前回はフロント廻りのボディー状態確認と清掃の様子をご紹介致しましたが、今回は【ボディー状態確認編③】として、リアバンパーを外してリア廻りの修復歴有無や錆の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。



※外装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテ内装清掃
※錆確認の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテボディー確認①
※フロント確認の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテボディー確認②

リアバンパーを外しての確認作業の目的は基本的にフロントと同様で、リアエンドパネルやトランクフロアパネル、そしてサイドフレーム等の修復歴の確認とマフラーの状態確認、遮熱板の状態確認などを行うこと、そして普段は手が届かない部分まで清掃を行って綺麗にすることですが、リアにおいてはテールランプ下のスポンジの貼り付けという目的もございます。

尚、BEATはリーンホースメントが存在しないので、後方からの軽微な衝突でもフレーム後端やトランクフロアパネル、遮熱版に歪が生じる為、しっかりとチェックする必要があると考えております。

では早速確認作業に入りますが、ガーニッシュに隠れた正面左右のボルト2本と底面にあるクリップ2ケ、バンパー両端のビス2本、そしてバンパー上部のクリップ5ケとライセンスランプの配線を外し、リアバンパーを外した上で、トランクフロアやフレームの奥まで確認するために、3本のボルトを取り外してマフラー遮熱板まで取り外します。

この状態でリアエンドパネルやトランクフロアパネル、そしてサイドフレーム等のボディー各部に接触跡や修正跡が無いか、シーラーの状態などから交換歴等が無いか確認致しましたが、凹みや歪、交換歴、補修歴が無いので、リアにおいても修復歴は無しと判断できます。

また、エキパイフィニッシャー付きの純正マフラーも錆が大変少なく、非常に良好な状態を保っております。

加えて、ほぼ全ての車両で剥がれてしまっているテールライト下の純正スポンジも、一部は剥がれてしまっているものの、純正のものがまだついていることは驚きです。

以上、一通り状態確認ができましたので、続いてボディー側の清掃を行います。

どれだけ状態の良い車両でも特にリアにおいては汚れが付着しておりますので、見える範囲はもちろん、奥まった部分やライト下などまでホコリや汚れを落とし綺麗に致します。

綺麗になりましたら、テールライト下に残っておりました純正のスポンジを除去した上で(一部剥がれてしまっておりましたので)、新しいスポンジの貼り付けを行います。

因みに、ここのスポンジがないと、ライトとバンパーの間から隙間が見えてしまい、少し安っぽく見えてしまいます。

細かい部分ですが、メーカーもコストをかけて貼り付けをしている部分ですので、極力純正状態に近付けるように心掛けております。

ボディ側の状態確認と清掃は完了ですので、続いてバンパーと遮熱版、ガーニッシュの清掃に入ります。

バンパー裏側はもちろんのこと、リアバンパーにはライセンスライトのホルダーやレンズ、ステーなどが装着されておりますので、全て取り外して一つ一つ清掃致します。

本車両は、こういった細かな部品一つ一つにおいても、錆が少ないなど、良好な状態です。

そして、取り外した部品を取り付ければバンパーの清掃は完了ですので、最後に遮熱版とガーニッシュの清掃を行います。

遮熱版は裏側まで清掃を行いますが、曲がりや歪が無く、やはりリアからの接触が無いことが確認できます。

ガーニッシュも裏側まで一つ一つ丁寧に清掃致しました。

これにて状態確認作業と清掃作業は完了ですので、あとは清掃済の取り外したパーツ達を取り付けましたら、リア廻りの作業は全て完了となります。

以上、リアにおいても修復歴は無く、各部の状態が良好であることが確認できましたと共に、各部清掃により綺麗なリア廻りに仕上がりました。

・・・

ということで、ここまで3回に渡りボディーの状態確認としましてボディー各部の状態をご紹介して参りましたが、BEAT選びにおける最重要ポイントと言えるボディーにおける錆が少ないことを確認でき、修復歴も無い大変良好な状態のボディーであることが確認できました。

ここまで確認して初めて、『本車両のボディーの錆は少ないです』と自信を持ってお客様にご紹介ができる様になります。

もちろん外装や内装、エンジンの状態も大切ですが、交換することができず車の基礎となるボディーは何よりも重要なものだと思いますので、そのボディーの状態が良好であることが確認できたことで、お客様におかれましては安心してBEATをご所有頂けるかと存じます。

ボディーの状態確認及び清掃としては以上となりますが、次回はエンジンルーム内の確認及び清掃、各種調整作業の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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