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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日のブログにてご成約のご報告をさせて頂き、愛知県のお客様の元へご納車させて頂きました『カスタマイズ多数 エアコンR134a/ECU OH/外装オールペンなどメンテ多数 HONDA BEAT』ですが、ご納車前整備のオプション作業として以下の作業をご用命頂きました。

・無限ハードトップ取付
・LEDヘッドライト取付
・ステアリングオフセットスペーサー取付
・メインリレー交換   
・エンジンオイル交換
・オイルフィルター交換
・タイミングベルト類一式交換（外注作業）
・前後タイヤ交換（外注作業）

そこで、上記作業の様子を順次ご紹介しており、前回はLEDヘッドライト取付の様子をご紹介致しましたが、今回はステアリングオフセットスペーサー取付及びメインリレー交換作業の様子をご紹介致します。

※無限ハードトップ取付はこちら ⇒ BEATオプション作業①
※LEDヘッドライト取付はこちら ⇒ BEATオプション作業②

では、ステアリングオフセットスペーサー取付作業からご紹介を始めますが、ビートの純正ステアリングは、メーターパネルのタコメーターを見やすくする為に、15mm上側にオフセットされており、そのまま社外ステアリングに交換しますと、ステアリングが相対的に15mm下がることになり、タコメーター上部が隠れてしまいます。

本車両におきましても、ステアリングが交換されておりますものの、ステアリングオフセットスペーサーは未装着でしたので、やはりメーター上部が隠れてしまっている状態でした。

※私の目線から見た写真

タコメーター上部は、ビートのおいて一番大事なレッドゾーン付近の高回転域となる為、見えないということ自体が危険であると共に、エンジンをレッドゾーン付近の高回転まで回して楽しむというBEATならではの楽しみを削いでしまいます。

そこで、今回使用致しますオフセットステアリングボススペーサーを用いて、純正ステアリング同等の15mm上側にオフセットすることでメーターを見やすくすることが可能となります。

ということで、オフセットスペーサーの取付作業に入りますが、作業自体は簡単で、ステアリングを取り外し、ステアリングボスとステアリングの間にオフセットスペーサーを取り付ける形になります。

ステアリングを取り外し、、、

付属のボルトを用いてオフセットスペーサーをステアリングボスに取り付けます。

この状態ですと、ステアリング取り付けが上部にオフセットしていることがご確認頂けるかと存じます。

そして、ステアリングを取り付ければ作業は完了です。

ちなみにで御座いますが、オフセットステアリングボススペーサーを使用した場合の私の身長（169cmの胴長短足）におけるメーターの見え方が以下のような状態となります。

これでタコメーター全体がしっかり確認できますので、お客様にもきっとご満足頂けるかと存じます。

続いては、メインリレー交換作業の様子をご紹介致します。

BEATにおけるメインリレーは弱点部品の一つであり、劣化しますとはじめは温間時にエンジン始動不良が起こり、症状が進むと冷間時でもエンジンがかからなくなってしまいます。

私も自身でBEATを所有しているときにこのメインリレーの故障でエンジンが始動できず大変困った経験があります。

本車両におきましては症状は全く出ておりませんが、お客様より予防的な観点で交換をご用命頂きましたので、交換させて頂きます。

※まだ純正部品が供給されていることがありがたい限りです

では作業に入りますが、メインリレーは助手席後ろカーペット裏側のリアバルクヘッド部分にあり、交換にはリア廻りのトリム類、ドキュメントボックスなどを外す必要がありますので、どんどん外していきます。

ドキュメントボックスまで取り外しましたら、カーペットを留めているクリップ2つを取り外し、助手席後ろのカーペットをめくると、今回交換するメインリレーが現れます。

もともと付いていたメインリレーは少し古そうに見受けられますので、交換して正解かと存じます。

M6のボルト1本を緩めて古いメインリレーを取り外した上で、新しいメインリレーに交換します。

そして、始動チェックを行い、問題無ければメインリレー周辺の清掃を行った後に、取り外した各パーツ類を元に戻せば、作業は完了となります。

これで、当分はメインリレーの心配はご不要かと存じます。

以上、ステアリングオフセットスペーサー取付及びメインリレー交換の様子をご紹介致しましたが、次回はエンジンオイル及びオイルフィルター交換作業のご紹介致します。

では、失礼致します。

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