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ご依頼作業:シボレー エクスプレス 室内異音低減作業 その②
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、大阪府にお住まいのお客様より シボレー エクスプレス における室内異音でお困りとのことで、異音低減作業をご用命頂きましたので、2回に分けて以下の箇所における異音低減作業の様子をご紹介しております。
①助手席側フロントドア
②運転席側フロントドア
前回は助手席側フロントドアにおける作業の様子をご紹介致しましたが、今回は運転席側フロントドアから発生していた異音対策を行いました際の様子をご紹介致します。
※助手席側ドアの作業はこちら ⇒ シボレーエクスプレス異音対策作業①
今回作業の様子をご紹介致します運転席側フロントドアからの異音ですが、音量は少し小さいものの前回に対策作業の様子をご紹介致しました助手席側フロントドアと同様で『バシャン』『ビリビリ』といった異音が発生しておりました。
異音の種類が全く同質で、異音の原因はほぼ同じであると考えられますので、基本的には助手席側と同じ対策を施すことと致しました。
ということで、ドアライニングを取り外して対策に入ります。
この状態でドアパネルを叩くと、予想通り、助手席側と同じ個所から異音が発生していることが確認できますので、同様の対策を行っていきます。
まずはドアロックのロッドに対策を施し、、、
ウィンドウレギュレターのレール部分においても一度固定を緩めて、ドアパネルとの間に緩衝材を挟みます。
この状態でドアパネルを手で叩いても音が出なくなったことを確認できましたので、ドアライニング側の対策も行います。
そして、運転席側も純正ハーネスが裸のままの状態でしたので、TESAテープなどを用いて対策をしておきます。
上記対策を施しました上で、ドアライニングを取り付けて試走を行いましたところ、、、
無事に運転席側フロントドアから発生していた異音も解消致しました!
これで、助手席側及び運転席側フロントドアから発生していた大きな異音は解消し、本当に快適になりましたものの、段差を通過した際に、運転席下あたりからなんだか『ガサガサ』と配線が動く様な音が気になり始めました。
ドアから発生していた『バシャン』『ビリビリ』という大きな音にマスキングされて聞こえてきていなかった音で、他の部分が静かになったが故に聞こえてきた異音であり、異音対策作業を行っていると良くある事象です。。。
直接お客様がお困りの音ではありませんが、気になってしまうので、この機会に対策を行うことと致します。
尚、異音の原因は運転席下を確認したらすぐにわかり、地デジチューナーか何かの大量の配線が動いたり、コネクターが当たって音が出ていることは明確です。
従いまして、配線を綺麗にまとめた上でTESAテープやエプトシールを用いて対策を施しました。
上記対策を行った上で、改めて試走を行いましたところ、運転席下から発生していた異音も解消したことが確認でき、OKです。
ということで、これにてお客様がお困りでしたフロントドアからの異音に加え、運転席下からの異音も解消し、一気に快適な室内空間となりました。
はじめに試走を行いました際には、『バシャン』や『ビリビリ』といった音が絶えず発生していて、正直なところかなり質感の低い乗り味と感じましたが、異音が無くなることで車体がしっかりした様に感じ、動的質感もかなり向上しました。
作業後、お客様にお引渡しの際に一緒にご確認頂きましたが、お客様にもご満足頂けました様で大変お喜び頂けましたので何よりで御座います。
作業をご用命頂きましたH様、この度は誠にありがとう御座いました。
今後も快適なカーライフをお送り頂けますことを心より祈念申し上げます。
尚、ご紹介は少し先になってしまうかと思いますが、次回の異音対策作業のブログは LEXUS LX570 における作業の様子をご紹介予定で御座います。
では、失礼致します。
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