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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

いきなり私事で恐縮では御座いますが、先週の木曜日から風邪を引いてしまい昨日までダウンしてしまっておりました。

高熱が3日間に渡り出続けましたが、ようやく昨日に体温が37℃台まで下がり、本日何とか出社をしております（お医者さんによるとコロナの検査を行いましたが陰性でしたので夏風邪でしょうとのこと）。

とても仕事ができる状態では無かったのでやむなく休業しておりましたが、病気で3日間も休業状態になったのはTORINO CARSを立ち上げてから6年以上経ちますが初めてです。

弊社の様に1人で営んでおりますと、私が病気になると全てがストップしてしまいますので、休業期間中にご予約を頂いていたお客様にはご迷惑をお掛けしてしまいましたし（本当に申し訳ございませんでした）、改めて健康でいることの重要さ、大切さを身に沁みて感じた次第で御座います。

私も今後は今まで以上に体調に関して心掛けるところで御座いますが、昨今は高温多湿が続き体調を崩しやすい状況かと思いますので、皆様方におかれましてもくれぐれもご自愛頂きます様お願い申し上げます。

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さて、先日に入庫のご案内をさせて頂きました『M.TEC.サージョン様OH歴あり メンテナンス箇所多数 無限マフラー装備 HONDA BEAT VerF』ですが、販売前に必ず各車両において行っております販売前メンテナンスを実施致しましたので、今回より作業の様子をシリーズでご紹介して参ります。

※本車両の概要についてはこちらをご覧下さいませ ⇒ BEAT VerF入庫しました

弊社における販売前メンテナンスは、通常では確認できない箇所まで各パーツの脱着を行った上でこの目でしっかり状態確認を実施することに加え、各部清掃及びメンテナンス、交換等を行うことで、お客様に安心して気持ち良い状態でお乗り頂きたいとの想いから行っている作業で御座います。

特にBEATにおきましては、生産から30年以上が経過している車両ですので、ボディーの錆の状態や劣化具合などをしっかりと確認することが大変重要であり、確認した結果をこのブログを通じてご紹介することで、お客様にもしっかりと車両に関しての状態をご確認頂き、間違いの無いBEAT選びをして頂く一助となれば幸いと考えております。

加えまして、年月相応に溜まった汚れを徹底的に綺麗にすることで、生産から30年以上が経過した車両とは思えないレベルの清潔感あるBEATを目指して細かい部分まで徹底的に清掃を行っている次第で御座います。

ということで、以降、本車両における販売前メンテナンスの様子を複数回に渡りご紹介して参りますが、今回は販売前メンテナンスの第1回目となる【外装清掃編】として、外装各部を清掃をした際の様子をご紹介致します。

では、外装清掃として外板パネルや幌、ホイールの清掃から始めますが、錆のリスクのことを考え水の使用量を最小限に抑えながら、ボディーに傷が付かない様に工夫して、細部まで綺麗に清掃します。

そして、水分が残らない様にブロアも併用しながら、マイクロファイバータオルで細部まで拭き上げましたら外板パネルや幌の清掃は完了です。

因みに、幌やウェザーストリップの状態も良好な為、通常の洗車程度では雨漏れはありません。

また、リアスクリーンもクリアな状態ですので、室内からの後方視界も良好です。

外板に続いては、ドアのヒンジ部を清掃を行います。

ドアヒンジ部分においては、長年の汚れが堆積している部分ですので、クリーナーや綿棒を併用して細部まで綺麗に仕上げます。

清掃と同時に錆が発生していないか確認を行いますが、本車両は大変綺麗な状態です。

助手席側も同様に清掃と確認を行います。

これで、車両に乗り込む際にも清潔感を感じて頂けるかと存じます。

ドアヒンジ部分の清掃に続いてはフロントボンネット内の状態確認と清掃を実施します。

フロントボンネット内は清掃前でもホコリや汚れが少ない状態ではありましたが、スペアタイヤ、スペアタイヤフロアパンまで外して普段清掃できない部分まで徹底的に確認と清掃を致します。

スペアタイヤフロアパン下や、ヘッドライト裏側、ボンネット裏側など、水拭きにて細かい部分まで綺麗にしていきます。

また、フロントクロスビームやラジエター、コンデンサーなどの錆が非常に少ないことが確認でき、非常に状態の良いフロントボンネット内と言えます。

エアコンレシーバータンクは2019年6月（86,600km時）に交換されており大変綺麗な状態です。

加えて、クラッチマスターシリンダーも2021年5月（97,800km時）に新品に交換済みなので、大変綺麗な状態で、フルード漏れの心配も不要です。

ブレーキマスターシリンダーからのフルード漏れもございません。

因みに、本車両のエアコンシステムに関しては2019年6月（86,600km時）にR134aにレトロフィット済みの為、エアコンガスはR134aであり、現状動作も問題無くしっかりと冷風が出ております。

フロントボンネット内の各部の清掃が終わりましたら、取り外したフロアパンやスペアタイヤ、フロアジャッキなども綺麗にしておきます。

これで一通りフロントボンネット内の確認と清掃は終わりですので、取り外したフロアパンやスペアタイヤを元に戻します。

フロントボンネット内の確認、清掃に続いてはトランクフード内の確認と清掃を行います。

清掃前でもパッと見ただけで大変綺麗なトランクフード内であることが見て取れますが、バルクヘッド部分、サスペンション固定ボルト周辺やオイルフィラーキャップ、そしてBEATにおける錆定番ポイントであるヒンジの台座部分も含めて状態確認と清掃を行って参ります。

ご覧頂きました様に、錆が少なく、状態は大変良好です。

これにて、外装関連の状態確認及び清掃は完了となりますが、状態が良好であることが確認できましたと共に、大変綺麗な外装に仕上がりました。

各部をご覧頂いても、とても生産から30年が経過している車両とは思えないかと存じます。

続いては内装の清掃に入りますが、シートなどを外して内装を徹底的に清掃致しました際の様子は次回にご紹介致します。

では、失礼致します。

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