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希少パールホワイト 後期180系最終モデル オリジナル状態 HONDA FD2 CIVIC TYPE-R 納車整備 エンジンオイル・バッテリー・タイヤ交換

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日のブログにてご成約のご報告をさせて頂き、東京都のお客様の元へご納車をさせて頂きました『希少パールホワイト 後期180系最終モデル オリジナル状態 HONDA FD2 CIVIC TYPE-R』ですが、ご納車前整備のオプション作業として以下の作業をご用命頂きました。

①エンジンオイル交換
②バッテリー交換
③タイヤ交換(2本)
④ETC車載器取り付け
⑤無限フロントリップスポイラー取り付け

そこで、ご納車後の後追いでのご紹介となり大変申し訳御座いませんが、今回より上記作業の様子を順次ご紹介して参ります。

その中で、今回は①エンジンオイル交換及び②バッテリー交換③タイヤ交換を行いました際の様子をご紹介致します。

まずはエンジンオイル交換作業のご紹介となりますが、交換するエンジンオイルの銘柄、粘度におきましては、HONDA純正品、社外品含めてお客様と良くご相談をさせて頂きました結果、お客様のご希望によりHONDA純正オイルであるULTRA MILD(10W-30)を使用することに致しました。

FD2に搭載されているK20Aエンジンはスポーツエンジンですが、お客様の使用用途としては、街乗り及び高速道路のドライブが中心で、サーキットなどの走行は全く行わないとのことでしたので、このオイルのご選択で全く問題無いかと存じます。

では交換作業に入りますが、オイルフィラーキャップを外してからオイルパン後方にあるオイルドレンボルトを緩めてオイルを排出します。

ドレンボルト部分に『ENGINE OIL』としっかり記載がありのですぐに場所がわかります。

時間をおいて古いオイルを抜ききりましたら、ドレンボルトパッキンを新品に交換し、規定トルクの40N・mにてドレンボルトを締めます。

K20Aエンジンのオイルパンはアルミ製ですので、オーバートルクで締め付けるとネジ山が舐める可能性がありますし、逆にトルクが足りないと走行中にドレンボルトが脱落してしまうリスクがありますので、ドレンボルトは規定トルクで締め付けることが重要です。

規定トルクでドレンボルトを締め付けました後にパーツクリーナーでオイルパンを綺麗にしましたら、オイルの排出は完了となりますので、エンジンオイルの注入作業に入ります。

FD2のオイル交換時の規定量は4.5Lなので、4.3L程注入した後にオイルレベルゲージにてオイル量を確認しても、LOWERよりも下にありました。

どうやら、フロントを少しジャッキアップした状態でオイルを抜いたことで、HONDAが想定している水平状態で抜いたときよりもしっかりとオイルが抜けた様です(オイル量確認はもちろん水平状態で行っています)。

ということで、結局5.1L程入れたところでようやくオイルレベルゲージのUPPERとLOWERの真ん中あたりになりましたので、ここで一度エンジンを始動してオイルをエンジン各部に行きわたらせ、オイルがオイルパンに落ちるまで5分程時間をおいてもう一度レベルゲージを確認します。

そうすると、LOWER付近まで少し減っていますので、あとは少しづつオイルを入れては時間をおいてレベルを確認して、、、という作業を繰り返し、レベルゲージのUPPERレベルになればエンジンオイル交換は完了です。

最後に、もう一度エンジンを始動し、エンジンから異音が無いか、オイル漏れ、滲みが無いかを確認して問題無ければ、エンジンオイル交換は完了となります。

エンジンオイル交換作業に続いては、バッテリー交換作業を行います。

今回交換するバッテリーはBOSCH製Hightec Premiumの型式60B19Lのバッテリーとなります。

純正は44B19Lとなりますが、バッテリーの性能UPを図ることができる60B19Lに交換致します。

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バッテリーはエンジンルーム助手席側の前側にありますので、プラスとマイナスの端子、固定ステー、ハーネスクリップ、バッテリーカバーを外して、バッテリーを取り出します。

バッテリーを取り外しましたら、せっかくですのでトレーも取り外して車体側も清掃を行っておきます。

そして、バッテリーカバーやトレー含めて清掃を行い、新しいバッテリーを載せて、バッテリーカバー、固定ステー、ハーネスクリップ、プラス端子、マイナス端子を取り付けましたら、バッテリー交換作業は完了です。

動作確認としてエンジン始動を行いましたが、交換前よりも元気にセルが回る様になりました。

これで、バッテリーに関してはご納車後も当分は安心かと存じます。

続いてはタイヤ交換作業となりますが、弊社はタイヤチェンジャー等がございませんので、タイヤ交換は弊社の目の前にあるタイヤ館様にて作業をして頂きました。

タイヤの銘柄に関してもお客様とご相談の上決定させて頂いたものとなりますが、極力費用を抑えた上で、街乗りから高速道路での使用において安心できるものというご希望でしたので、DUNLOP製のDIREZZA DZ102をご提案させて頂き、このタイヤへの交換をご用命頂きました。

もちろん、サイズは純正サイズとなる225/40R18となります。

尚、もともと装着されていたタイヤのリア2本の残り溝が少なく(2~3部山程度)、フロントの残り溝は十分残っている状態でしたので、リア2本のみを新品に交換し、新しいタイヤをフロントに持ってくる形(もともとのフロントタイヤをリヤに装着)で装着させて頂いております。

交換した後の乗り味は、まだ新品状態で慣らしは進んでいない状態であるものの、もともと装着されていたBRIDGESTONE製POTENZAよりも乗り味がマイルドになっていて、ロードノイズも少なくなっていることを感じました。

ただ、リアはそのままPOTENZAですので、リアの硬さが少し強調される様な形にはなってしまいましたが、、、

上記懸念を事前にお客様にはお伝えをしておりましたが、今回のご希望と致しまして、今後社外品のホイール、タイヤセットに交換予定のため、今はできるだけ費用を抑えたいとのご意向で2本のみの交換となりましたので、仕方ない部分ではありますね。

ただ、これでホイールとタイヤを社外品に交換するまでの間は安心してお乗り頂けるかと存じますので、FD2のドライブをお楽しみ頂けましたら幸いに存じます。

以上、今回はエンジンオイル交換、バッテリー交換、タイヤ交換作業の様子をご紹介致しましたが、次回はETC車載器取り付けの様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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