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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日に入庫のご案内をさせて頂きました『カスタマイズ多数 エアコンR134a/ECU OH/メーターOH/外装オールペンなどメンテ多数 HONDA BEAT』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、作業の様子をご紹介しております。

※車両の概要はこちら ⇒ HONDA BEAT入庫しました

前回はボディーにおける錆の定番ポイント確認の様子をご紹介致しましたが、今回は【ボディー状態確認編②】として、フロントバンパー及びリアバンパーを外してボディーの修復歴有無や錆の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。

※外装清掃の様子はこちら ⇒ BEATメンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ BEATメンテ内装清掃
※錆確認の様子はこちら ⇒ BEATメンテボディー確認①

今回ご紹介致します、前後バンパーを外しての各作業ですが、フロントにおいてはサイドメンバーやコアサポート、リアにおいてはエンドパネルやトランクフロアパネル、そしてサイドフレーム等の修復歴の確認とマフラーの状態確認などの修復歴をしっかり確認すること、ステーなどの錆の状況から車両全体の錆の状態を図り知ること、そして普段手が届かず汚れが溜まっている部分の清掃ができ隅々まで綺麗な車両に仕上げることを目的として、BEATにおいては全車両において実施している作業でございます。

では、まずはフロントからの作業となりますが、まずは社外品となるバンパーを取り外します。

バンパーを外しましたらボディーの状態確認に入りますが、フロントバルクヘッド、コアサポートにおける、曲がりや交換歴、修正跡、溶接跡が無いかの確認、内部をのぞき込んでサイドメンバーに曲がりやシワなど修復歴にあたる損傷跡が無いか、そして塗装の状態などから総合的に修復歴の有無を確認しますが、本車両は全て問題無く、フロントにおいては修復歴無しと判断できます。

また、車両の錆の進み具合判断の一助となるヘッドライトステーの状態ですが、恐らくオールペンの際に綺麗に塗装されている様で、錆が全く見られず非常に綺麗な状態です。

一通りボディーの状態確認を行いましたら、続いて各パネルや、フレーム、インナーフェンダー、ヘッドライト下など手の届く範囲において綺麗に清掃致します。

清掃前から通常の車両と比べかなり汚れが少なかった（恐らくオールペンの際に板金業者様が綺麗にしてくれていたのだと思います）ですが、改めて手の届く範囲でしっかりと清掃をしておきました。

これでボディー側の状態確認と清掃が終わりましたので、今度はバンパー側の清掃に入ります。

本車両のバンパーは社外品の無限デザインバンパーとなりますが、失礼ながら社外品とのことでもっとペナペナな造りと想像していましたが、予想よりもかなりしっかりしているもので、安心致しました。

また、シルバーのメッシュがかなり念入りにしっかりと固定されており、ちょっとやそっとでは取れなさそうです。

以上でフロントにおける各部確認と清掃は終わりですので、バンパーを元に戻せばフロントにおける作業は完了です。

フロントに続いて、次回はリアの作業に移ります。

まずは、RSマッハ製のリアバンパーを取り外します。

バンパーが外れましたら、まずはリアエンドパネルやトランクフロアパネル、そしてサイドフレーム等のボディー各部に接触跡や修正跡が無いか、シーラーの状態などから交換歴等が無いか確認致しましたが、凹みや歪、交換歴、補修歴が無いので、リアにおいても修復歴は無しと判断できます。

また、本車両にはビートガレージ製のスポーツマフラーが装着されておりますが、錆や汚れ、焼けがほとんど見られず、状態は極めて良好です。

因みに、このビートガレージ製のマフラーですが、音量は大きすぎず、小さすぎずのちょうど良い音量であり、踏み込むと乾いたエキゾーストサウンドを奏でてくれるので、BEATドライブをより楽しく、気持ち良いものにしてくれています。

一通り状態確認ができましたので、続いてボディー側の清掃を行います。

リアも汚れが大変少ないことが印象的でしたが、このリアボディーにもオールペン業者様の拘りが見て取れ、通常はボディー同色であるサイドフレームの後端がブラックで塗装されております。

これは、RSマッハ製リアバンパーの開口部が大きく、また遮熱版も装着されない為、バンパー開口部から赤い色が見えない様にする為であることは明らかで、ジャッキアップポイントなども含めて、『ただ色を塗るだけ』では無い仕事への姿勢に感動致します。

加えて、テールライト下のスポンジにおいても、新しいものが張り付けられております。

バンパーを外すことで良く見える、ビームやサスペンションアーム類も錆は大変少なく、状態は良好です。

ボディ側の状態確認と清掃は完了ですので、続いてバンパー側の清掃に入ります。

RSマッハ製のリアバンパーの造りがしっかりしており、品質が高いことがすぐにわかるものであり、フロントと同様にシルバーのメッシュががっちりと取り付けられております。

また、ライセンスライトのホルダーやレンズ、ステーなども取り外して清掃致します。

これにてリアにおいても状態確認と清掃作業は完了ですので、あとは清掃済の取り外したパーツ達を取り付けましたら、リア廻りの作業は全て完了となります。

以上、フロント及びリアにおいて、共にボディーに修復歴は無く、各部の状態が良好であることが確認できました。

また、各部清掃を行うことで、見えない部分まで綺麗に仕上がりました。

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ということで、2回に分けてボディー各部の状態をご紹介して参りましたが、BEAT選びにおける最重要ポイントと言えるボディーにおける錆が少ないことを確認でき、修復歴も無い大変良好な状態のボディーであることが確認できました。

また、作業を通してオールペンを施工なさった業者様の丁寧で拘りのある仕事を見て、その様な業者様をお選びになる前オーナー様の本車両への愛情を改めて感じた次第で御座います。

従いまして、お客様におかれましても、ボディーの錆や修復歴に関しては安心してお乗り頂けましたら幸いに存じます。

ボディーの状態確認及び清掃としては以上となりますが、次回はエンジンルーム内の確認及び清掃、各種調整作業の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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