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カスタマイズ多数 エアコンR134a/ECU OH/メーターOH/外装オールペンなどメンテ多数 HONDA BEAT 販売前メンテナンス 内装清掃
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
先日ブログにて入庫のご案内をさせて頂きました『カスタマイズ多数 エアコンR134a/ECU OH/メーターOH/外装オールペンなどメンテ多数 HONDA BEAT』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、前回より作業の様子をご紹介しております。
※車両の概要はこちら ⇒ HONDA BEAT入庫しました
前回は外装関連を清掃した際の様子をご紹介致しましたが、今回は【内装清掃編】として、シートやセンターコンソール等を取り外して内装を徹底的に清掃をした際の様子をご紹介致します。
※外装清掃の様子はこちら ⇒ HONDA BEATメンテ外装清掃
BEATにおきましては製造から既に約30年経過しておりますので、内装各部に経年の汚れがございますことに加え、通常なかなか清掃ができない部分におきましては、どれだけ大切にされてきた車両と言えども汚れが溜まっております。
そこで、弊社ではシートやセンターコンソール、バルクヘッドライニング等を脱着し、清掃できるところは徹底的に清掃を行うことで、可能な限り清潔感のある状態でご納車させて頂きたいとの想いから実施している次第で御座います。
加えて、BEATにおいてはセンターコンソール内など、脱着しないと見えない部分の錆の状態を確認し、車両の状態を隅々まで把握する目的もございます。
では早速作業のご紹介に入りますが、内装清掃におけるはじめの作業としまして、フロアマットを車両から取り外して清掃を行います。
フロアマットには掃除機掛けだけでは落ちない汚れが付着しておりますので、掃除機掛けで細かい砂などを取り除いた後に柔らかいブラシと洗剤を用いてしっかりと洗い、汚れを落としていきます。
洗剤にて洗った後は、柔らかい質感となる様に柔軟剤で仕上げた後、表裏共に高圧洗浄機で良く洗い流して、太陽のもとでしっかり乾かします。
続いては室内の清掃に入りますが、まずはシートやセンターコンソール、フットレストなどを車両から取り外し、状態確認から行います。
この時点でカーペットに染みなどがあると、フロアに穴が空いていて水分が入ってきている場合があるので注意が必要ですが、本車両は問題無く、清掃前でも綺麗なカーペットです。
と言いますのも、前オーナー様は一度このフロアカーペットまで取り外して、徹底的に綺麗にされたとのことでした。
どうりで綺麗なわけです。
また、BEATにおける錆の状態判断における一助となるセンターコンソールフロアの錆に関しても、鉄板部品含め各パーツに錆が少ないことが確認できます。
因みに、本車両におけるECUは、BEAT GARAGE様にてOH作業が実施されていることに加え、通常は助手席側ドキュメントBOX裏に設置されているものを、熱害対策として室内のドキュメントBOX内に移設してありますので、今後もECUのトラブルに関して心配無用です。
念のためECU内部の状態を確認致しましたが、コンデンサーからの液漏れ等もございませんでした。
BEATの弱点部品の一つであるECUで御座いますが、本車両に関しましてはご安心頂けるかと存じます。
一通り室内の状態確認を行いましたら、続いてはフロアカーペット廻りの清掃に入ります。
上述致しましたが、前オーナー様による徹底清掃歴がありますものの、改めて弊社にて清掃を行います。
尚、フロアカーペットにおいては、掃除機掛けをした後に、専用のクリーナーにて清掃を行い、最後に再度掃除機掛けにて細かい砂などまで除去していきます。
バルクヘッドカーペットにおいてもクリーナーを用いてタオルでしっかりと清掃をしております。
これで、フロアカーペット廻りやセンターコンソールフロア、バルクヘッド廻りが綺麗になりましたので、続いてはセンターコンソールなど取り外したパーツを清掃を行っていきます。
主に、裏側にホコリが溜まっているので、そのホコリを清掃すると同時に、センターコンソールにおいては、シフトブーツの隙間にどうしても汚れが溜まるので、各パーツをバラして、細部まで清掃致します。
そして、取り外したシートも清掃を行います。
尚、シートには内装色に合わせたグレーのシートカバーが取り付けられておりますが、取り付けられてからほとんど使用されていない様で、運転席側のサイドボルスター部分や座面部分もスレなど無く、非常に綺麗な状態です。
清掃としては掃除機掛けにて小さな砂などを取り除き、レザー用のクリーナーでシート表面や裏側、そしてリクライニングレバーの隙間など細かい部分まで清掃していきます。
加えて、グリスの付着や長年の汚れが溜まっているシートレールにおいても綺麗にしておきます。
また、シートレールにおける錆も少ないことがわかります。
これで、フロア廻りと取り外したパーツ達の清掃が完了となりますので、取り外したパーツを車両に取り付けていきます。
フロアカーペット以外を取り付けましたら、最後の清掃としてダッシュボードやMOMO製ステアリング、ドアライニング、シートサイドガーニッシュ、内窓、エアコン吹き出し口など内装各部の細かい部分まで水拭きにて清掃を行っていきます。
そして、最後にお日様のもとでしっかりと乾かしたフロアマットを敷いたら室内清掃は全て完了となります。
これで、室内においても錆などの瑕疵が無いことが確認できました事に加え、綺麗で清潔感のある室内空間に仕上がりましたので、お客様におかれましては気持ち良くお乗り頂けるかと存じます。
以上、ここまでの2回で内外装徹底清掃の様子をご紹介致しましたが、次回からはボディーの状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介して参ります。
では、失礼致します。
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