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超希少 ABS&LSD装着車両 20周年記念パーツや純正OP多数 メンテ箇所多数 HONDA BEAT VerZ 販売前メンテナンス ボディー状態確認①

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日ブログにて入庫のご案内をさせて頂きました『超希少 ABS&LSD装着車両 20周年記念パーツや純正OP多数 メンテ箇所多数 HONDA BEAT VerZ』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、作業の様子をご紹介しております。

※車両の概要はこちら ⇒ BEAT VerZ(ABS&LSD)入庫しました

前回は内装関連を徹底的に清掃をした際の様子をご紹介致しましたが、今回は【ボディー状態確認編①】として、BEATの錆定番ポイントであるサイドシルの状態確認及びサイドエアダクトを外してサイドシル内側の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。



※外装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT VerZ(ABS&LSD)メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT VerZ(ABS&LSD)メンテ内装清掃

BEAT選びにおいて最も重要なポイントとも言えるボディーの『錆』ですが、BEATにおいては確認するべきポイントがいくつかあり、複数ある代表ポイントを確認することで車両の錆の状態や使用状況などを推測することができます。

基本的にBEATを買取をさせて頂く際には、必ず現車確認を行い、見える範囲の錆はもちろんのこと、今までBEATのメンテナンスなどを行ってきた経験から、ある程度車両の全体的な雰囲気から錆の状態に関して把握することができますが、現車確認の際に確認できない部分もございますので、販売前メンテナンスにて改めて通常では見えない部分まで含めて錆の状態確認を行い、お客様にとりましても、当方にとりましても安心してお乗り頂ける様に心掛けております。

そして、本ブログにてその代表ポイントにおけるボディーの状態を写真にてご紹介し、お客様にもご覧頂くことで状態をご自身の目でご確認頂きまして、車両をご検討頂く要素の一助となればと考えている次第で御座います。

では、早速BEATで錆確認ポイントとして一番メジャー且つ容易に確認することのできるサイドシルの確認から行います。

・運転席側サイドシル


この部分は、雨の中の走行や水を使った洗車を繰り返すと、トランクやサイドエアダクト等から侵入した水が内部に溜まり錆が発生してしまうポイントで、錆が進んでしまうと内側はもちろんのこと、サイドシルのつなぎ目部分をはじめ表面まで錆が浮き出てしまい、腐食により穴が空いてしまっている車両が見受けられます。

本車両におきましては、もちろん錆は見られず大変良好な状態です。

・助手席側サイドシル

助手席側におきましても綺麗な状態です。

続いては、サイドシルと同じく内側の錆が進んでいると表面化して現れてくるリアジャッキアップポイントです。

・運転席側リアジャッキアップポイント

・助手席側リアジャッキアップポイント

リアジャッキアップポイントにおいても、両側共に錆や潰れが無く、大変綺麗な状態です。

そして、フロント側のジャッキアップポイント含め、サイドシル下側のミミの部分を確認致します。

・運転席側

・助手席側

フロント側のジャッキアップポイントからリアまで、錆に加え、潰れや曲がりも無く大変綺麗な状態です。

因みに、残オーナー様は定期的に下廻りの防錆コーティングを実施されておられたとのことですので、その効果がしっかりと出ているのだと思います。

続きましては、サイドエアダクトを外してサイドシル内部の確認に入ります。

・運転席側サイドシル内部

上述致しましたサイドシル外側からの確認において問題無かったとしても、BEATにおいては『外板を補修により綺麗にしているだけで内側のフレームは錆の腐食により穴が空いてしまっている』という可能性もある為、サイドシル内側の確認も重要です。

ということで、まずは運転席側から内部の確認をしますが、内部を確認するにはサイドエアダクトを取り外さないと確認できない為、サイドエアダクトを取り外します。

サイドエアダクト取り外しは、室内側からビス3本を外し、ボディーとサイドシルの隙間から細いマイナスドライバー等で3つのクリップを割れない様に丁寧に外してから取り外します。

エアダクトが外れましたら、内部には汚れが溜まっておりますので、まずは清掃を行いますが、手の届く範囲でタオルを用いて奥まで綺麗にしていきます。

清掃しましたら、内部をライトで照らして、サイドシルフレームの奥まで目視で良く確認します。

フレーム側、ボディーパネル側、パネルのつなぎ目まで含めて錆は見られず、状態は良好です。

確認が終わりましたら、ホコリが多く付着しておりますサイドエアダクトの清掃を行いますが、取り付けクリップ3ケの欠品及びクリップ固定部の欠けや割れが無く、細かいところですが、こういった部分からも本車両の状態の良さを一旦を見ることができます。

清掃後にサイドエアダクトを車体に取り付けますが、これが意外とコツが必要で、取り付け不良(浮き)による異音が出ない様に3つのクリップがしっかりとボディーに嵌る様にグッと奥に押し込みながらビスの締め付けます。

以上で運転席側の確認作業は完了ですので、続いて助手席側の確認に移ります。

・助手席側サイドシル内部

こちらも、サイドエアダクトを外して、まずは清掃を行います。

そして、綺麗になりましたらサイドシル内側を確認します。

運転席側同様に、助手席側においてもフレームやボディーパネルに錆は確認できず、問題ありません。

これにて内側の確認ができましたので、サイドエアダクトを清掃し、こちら側も浮きが無いように取り付け致しましたら助手席側も完了です。

以上で、通常では確認できないサイドシル内側に関しまして、運転席側、助手席側共に綺麗な状態であることが確認できました。

最後は、外装清掃の際にもご紹介済みではありますが、改めて錆の確認ポイントの一つであるトランクリッドのヒンジ部分のご紹介致します。

このヒンジの台座部分に関しては、ボディーパネルの合わせ面が工場出荷時から塗装されていない為、錆が進行してしまうこともあり、台座部分から横のパネル合わせ面まで錆が進んでいるケースも見られますが、本車両は問題ございません。

以上で本車両におけるボディーにおける錆定番ポイントの状態確認は完了ですが、錆が少ない車両であることを改めて確認できました。

これで私も自信を持って販売をさせて頂くことができますし、お客様におかれましても安心してご検討頂けましたら幸いに存じます。

続いては、ボディーフレームの状態確認のために、フロントバンパーを外して状態確認及び、各部清掃に入りますが、作業の様子に関しましては次回にご紹介致します。

では、失礼致します。

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