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程度極上 走行距離わずか28,040km フルノーマル HONDA BEAT VerF 納車整備 ウェザーストリップ交換
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、滋賀県のお客様へご納車させて頂きます『程度極上 走行距離わずか28,040km フルノーマル HONDA BEAT VerF』ですが、オプション作業として以下の作業をご用命頂きましたので作業の様子をご紹介しております。
①フロントエンブレム交換
②Aピラー塗装(外注作業)
③メインリレー交換
④CDチェンジャー取り付け
⑤LEDヘッドライト交換
⑥スタビライザーブッシュ+ラバーA交換
⑦ステアリング交換(NSX-R純正ホーンボタン取付)
⑧ステアリングオフセットスペーサー取付
⑨タイヤ交換
⑩4輪アライメント調整
⑪サイドウィンドウモール交換
⑫サイドウィンドウスタビライザー交換
⑬ウェザーストリップ交換
⑭外装電球一式交換
※①~⑥は販売前メンテナンスのブログにてご紹介済
今回は本車両におけるオプション作業最終回として⑬ウェザーストリップ交換及び⑭外装電球一式交換の様子をご紹介致します。
今回ご紹介致しますウェザーストリップですが、BEATはオープンカーの為、室内側への雨漏れを防ぐ上で普通の車以上に大切な役割を果たしているパーツとなりますが、ゴム製の為、経年劣化により硬化したり、縮みが発生することで、雨漏れの原因となってしまいます。
BEATはウェザーストリップが多少劣化しても、サイドウィンドウの建付け調整などである程度の雨漏れを防ぐことができますが、劣化が進むと弱い雨や洗車レベルでも雨漏れが発生してしまう車両があり、室内側の錆の原因にもなってしまうので、その様な場合にはこのウェザーストリップの交換が解決策となります。
本車両のウェザーストリップはもともと状態が良好であり、洗車レベルでは雨漏れの発生はありませんでしたが、『ゴム部品は可能な限り交換しておきたい』というお客様のご希望により交換をご用命頂きました次第で御座います。
尚、BEATにおけるウェザーストリップはフロントピラー部分が1ケ、幌サイドの部分が片側3ケ(両側で計6ケ)のパーツで構成されており、今回はもちろん全ての部分を交換致します。
では早速、交換作業に入りますが、まずはフロントピラー部分から作業を行います。
幌を開けて、サンバイザーやAピラーガーニッシュ等を取り外した上で、ウェザーストリップのコーナー部分のクリップ2ケ、根本のクリップ6ケを抜いて、ピラーの金属リテーナーから取り外していきます。
ウェザーストリップが外れましたら、ボディー部分を綺麗に清掃しますが、ピラー部分に錆は全く無く、非常に綺麗な状態です。
この車両は本当に錆が少ないです。
清掃を行いましたら、クリップの位置を参考に、新しいウェザーストリップを金属リテーナーに嵌め込んでいきます。
リテーナーに嵌め込むのにコツが必要ですが、慎重にしっかりと嵌め込んでいきます。
一通り嵌め込みましたら、新品状態でコーナー部分にブチルテープが張り付けられていますので、剝離紙を剥がして、しっかりと接着致します。
そして、クリップを固定して、取り外したガーニッシュやサンバイザーを取り付ければ、フロントピラー部分の交換は完了ですので、続いては運転席側における幌側サイドのウェザーストリップ交換に入ります。
幌側サイドの部分は3分割されたパーツとなりますが、前側と後ろ側のパーツは一部クリップで固定されていますので、クリップを外した後に、ウェザーストリップを金属リテーナーから取り外していきます。
外れましたら、幌側を清掃した後に、新しいウェザーストリップを金属リテーナーに嵌め込んで取り付けていきます。
取り付けに際しては、金属リテーナーにしっかりと嵌る様に、そして幌を閉めた際のウェザーストリップ間に隙間が空いたり、過度に接することが無いように位置関係に注意しながら取り付けます。
そして、最後にクリップを取り付けましたら運転席側は完成ですので、同様に助手席側も交換します。
これにて、全てのウェザーストリップの交換ができましたので、シャワーで雨漏れが無いことを確認すれば作業は完了となります。
ウェザーストリップを交換することで、見た目のリフレッシュ感もありますし、水を使った洗車の際やドライブ中に雨に降られた際にもご安心頂けるかと存じます。
以上、今回はウェザーストリップ交換の様子をご紹介致しましたが、次回は本車両におけるオプション作業の最終回として外装電球全交換の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。
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