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程度極上 走行距離わずか28,040km フルノーマル HONDA BEAT VerF 納車整備 ステアリング交換+オフセットスペーサー取付
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
前々回まで販売前メンテナンスの様子をご紹介して参り、滋賀県のお客様へご納車させて頂きます『程度極上 走行距離わずか28,040km フルノーマル HONDA BEAT VerF』ですが、オプション作業として以下の作業をご用命頂きました。
①フロントエンブレム交換
②Aピラー塗装(外注作業)
③メインリレー交換
④CDチェンジャー取り付け
⑤LEDヘッドライト交換
⑥スタビライザーブッシュ+ラバーA交換
⑦ステアリング交換(NSX-R純正ホーンボタン取付)
⑧ステアリングオフセットスペーサー取付
⑨タイヤ交換
⑩4輪アライメント調整
⑪サイドウィンドウモール交換
⑫サイドウィンドウスタビライザー交換
⑬ウェザーストリップ交換
⑭外装電球一式交換
※①~⑥は販売前メンテナンスのブログにてご紹介済
従いまして、販売前メンテナンスのご紹介に引き続きオプション作業の様子をご紹介して参りますが、今回は⑦ステアリング交換(NSX-R純正ホーンボタン取付)及び⑧ステアリングオフセットスペーサー取付作業の様子をご紹介致します。
今回からは納車前メンテナンスの様子に引き続き、ご用命頂きましたオプション作業の様子をご紹介して参ります。
さて、今回純正から交換を致しますステアリングはお客様にご選択頂きましたMOMOのTUNER(チューナー350mm)というモデルとなりますが、同時にオフセットステアリングボススペーサーとNSX-R純正ホーンボタンの取り付けも行います。
作業のご紹介に入る前に・・・
ビートにおけるステアリング交換においては、一点注意点が御座います。
ビートの純正ステアリングは、メーターパネルのタコメーターを見やすくする為に、15mm上側にオフセットされており、そのまま社外ステアリングに交換しますと、ステアリングが相対的に15mm下がることになり、タコメーター上部が隠れてしまいます。
このタコメーター上部は、ビートのおいて一番大事なレッドゾーン付近の高回転域となる為、見えないということ自体が危険であると共に、エンジンをレッドゾーン付近の高回転まで回して楽しむというBEATならではの楽しみを削いでしまいます。
そこで、今回使用致しますオフセットステアリングボススペーサーを用いて、純正ステアリング同等の15mm上側にオフセットすることでメーターを見やすくすることが可能となります。
今回、お客様よりステアリング交換のご希望を頂きました際に、上記点をご説明させて頂きました上で、ステアリング交換と同時にオフセットステアリングボススペーサー取り付けをご提案させて頂きました次第で御座います。
では、ステアリング交換作業のご紹介に入りますが、まずはステアリング中央にあるホーンスイッチを内装剥がしなどを用いて外し、ステアリング中央の奥にあるステアリングセンターナットを緩めて、純正ステアリングを取り外します。
次に、社外ステアリングを取り付ける台座となるステアリングボスを取り付け、ステアリングセンターナットを規定トルクの50Nmで締め付けます。
通常のステアリング交換作業では、この後社外ステアリングの取り付けとなりますが、今回は前述の様にオフセットステアリングボススペーサーを付属のボルトを用いて取り付けます。
ステアリング取り付け部分が中央より少し上側にオフセットしていることがご確認頂けるかと存じます。
そして、今回取り付けるMOMOチューナーのステアリングを取り付けた後に、ホーンボタンを付属のものではなく、NSX-R純正ホーンボタンを取り付け、ホーンが鳴るか確認すれば作業は完了です。
ちなみにで御座いますが、オフセットステアリングボススペーサーを使用した場合の私の身長(169cmの胴長短足)におけるメーターの見え方が以下のような状態となります。
タコメーター全体がしっかり確認できますので、お客様にもきっとご満足頂けるかと存じます。
以上、ステアリング交換及びオフセットスペーサー取付作業の様子をご紹介致しましたが、次回はタイヤ交換及びアライメント測定+調整作業のご紹介致します。
では、失礼致します。
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