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程度極上 走行距離わずか28,040km フルノーマル HONDA BEAT VerF 販売前メンテナンス ボディー状態確認③
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
先日ブログにて入庫及びご成約のご案内をさせて頂きました『程度極上 走行距離わずか28,040km フルノーマル HONDA BEAT VerF』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、作業の様子をご紹介しております。
※車両の概要はこちら ⇒ HONDA BEAT VerF 入庫しました
前回はフロント廻りの状態確認及びLEDヘッドライト取り付けなどの様子をご紹介致しましたが、今回は【ボディー状態確認編③】として、リアバンパーを外してリア廻りの修復歴有無や錆の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。
※外装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT VerFメンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT VerFメンテ内装清掃
※錆確認の様子はこちら ⇒ BEAT VerFメンテボディー確認①
※フロント確認の様子はこちら ⇒ BEAT VerFメンテボディー確認②
リアバンパーを外しての確認作業の目的は基本的にフロントと同様ですが、リアエンドパネルやトランクフロアパネル、そしてサイドフレーム等の修復歴の確認とマフラーの状態確認、遮熱板の状態確認などを行うこと、そして普段は手が届かない部分まで清掃を行って綺麗にすることとなります。
では早速確認作業に入りますが、ガーニッシュに隠れた正面左右のボルト2本と底面にあるクリップ2ケ、バンパー両端のビス2本、そしてバンパー上部のクリップ5ケとライセンスランプの配線を外し、リアバンパーを外します。
バンパーが外れましたら、トランクフロアやフレームの奥まで確認するために、3本のボルトを取り外して黒いマフラーの遮熱板を取り外します。
この状態でリアエンドパネルやトランクフロアパネル、そしてサイドフレーム等のボディー各部に接触跡や修正跡が無いか、シーラーの状態などから交換歴等が無いか確認致しましたが、凹みや歪、交換歴、補修歴が無いので、リアにおいても修復歴は無しと判断できます。
BEATはリーンホースメントが存在しないので、後方からの軽微な衝突でもフレーム後端やトランクフロアパネルに歪が生じる為、良くチェックを致します。
また、本車両は純正のマフラーはごく最近時に新品マフラーに交換されている為、錆が見られずまさに新品同様の状態です。
状態確認が一通り終わりましたら、続いてボディー側の清掃を行います。
どれだけ状態の良い車両でもこの部分は32年分の汚れが付着しておりますので、見える範囲はもちろん、奥まった部分やライト下などまでホコリや汚れを落とし綺麗に致します。
綺麗になりましたら、本車両においてもテールランプ下のスポンジが劣化で剥がれてしまっているので、新しいスポンジの貼り付けを行います。
純正のテープを綺麗に取り除いてから貼り付けます。
このスポンジがないと、ライトとバンパーの間から隙間が見えてしまい、少し安っぽく見えてしまいます。
下の画像はスポンジを張り付けた後にバンパーを取り付けた後の写真ですが、奥が見えないので密度感が増して締まって見えます。
細かい部分ですが、メーカーもコストをかけて貼り付けをしているということは必ず意味のある部分ですので、純正状態に近付けるように心掛けております。
これでボディ側の状態確認と清掃は完了ですので、続いてバンパー側の清掃に入ります。
BEATのリアはインナーフェンダーが存在せず、リアバンパー裏は特に汚れてしまいますので、しっかり清掃を行います。
徹底的に清掃を行う為、ライセンスライトのホルダーやレンズ、ステーにおいても全てバラシて、一つ一つ清掃しております。
清掃が終わりましたら、取り外した部品を取り付ければ、バンパーの清掃は完了です。
リアにおけるボディー側、バンパー側の状態確認と清掃が完了ですので、最後に遮熱版とバンパーガーニッシュの清掃を行います。
これにて清掃と確認作業は完了ですが、オプション作業として外装電球の交換をご用命頂いておりますので、このタイミングでライセンスランプの交換を行います。
あとは取り外したパーツを取り付けましたら、リア廻りの作業は全て完了となります。
以上、リアにおいても修復歴は無く、各部の状態が大変良好であることが確認できましたと共に、各部清掃により綺麗なリア廻りに仕上がりました。
ということで、ここまで3回に渡りボディーの状態確認編としましてボディー各部の状態をご紹介して参りましたが、BEAT選びにおける最重要ポイントと言えるボディーにおける錆が大変少ないことが確認でき、修復歴も無い大変良好な状態のボディーであることが確認できました。
もちろん外装や内装、エンジンの状態も大切ですが、車の基礎となるボディーは交換ができずより重要なものだと思いますので、そのボディーの状態が良好であることが確認できたことで、私も安心して販売させて頂くことができますし、お客様におかれましてもご安心頂いてBEATをご所有頂けるかと存じます。
ということで、ボディーの状態確認及び清掃としては以上となりますが、次回はエンジンルーム内の確認及び清掃、各種調整作業の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。
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