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程度極上 イソマサオート様コンプリートOH済 20周年記念パーツ及び再販パーツ多数装着 HONDA BEAT VerZ 販売前メンテナンス 足廻り状態確認①
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
先日に入庫のご案内をさせて頂きました『程度極上 イソマサオート様コンプリートOH済 20周年記念パーツ及び再販パーツ多数装着 HONDA BEAT VerZ』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、作業の様子をご紹介しております。
※車両に関する説明はこちら ⇒ HONDA BEAT Ver.Z 入庫しました
前回はブローバイガス状態確認の様子をご紹介致しましたが、今回は【足廻り状態確認①】として、フロント側におけるホイールハウス内清掃をはじめ、サスペンションやアーム類の清掃・状態確認及びゴム類やブレーキパッドの残量確認の様子をご紹介致します。
※外装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテ内装清掃
※錆確認の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテボディー確認①
※フロント確認の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテボディー確認②
※リア確認の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテ ボディー確認③
※エンジンルーム確認の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテエンジンルーム確認
※ブローバイガス確認の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテ ブローバイガス確認
サスペンションを含めて足廻りの状態は車の乗り味を大きく左右するものですので、弊社では、BEATに限らず入庫しました全車両におきまして、サスペンションからオイル漏れが無いか、アーム類に曲がりは無いか、ブッシュなどゴム部品に破れなどが無いかなど、足廻りの状態把握を行っております。
その上で、破れているゴム部品の交換はもちろんのこと、劣化や摩耗が見られる部品に関してはお客様に交換のご提案をさせて頂くなど、車両が本来持つ乗り味やハンドリングを安心して楽しんで頂ける状態でご納車させて頂きたいと考えております。
では、早速、運転席フロントからホイールを外してホイールハウス内の確認及び清掃を行って参ります。
ホイールを外してまず目に入るのは、赤スプリングに白ショックの20周年記念モデューロサスペンションですが、非常に綺麗な状態でありオイル漏れ等の気になる点は全くございません。
この20周年記念モデューロサスペンションは単に限定品で希少というだけでなく、乗り味が純正品の延長線上にあるもので、しなやかでゴツゴツ感が無く、それでいて純正よりも気持ちシャキッとしており、ノーマルのBEATが持っている本来の乗り味、質感をレベルアップさせている本当に良いサスペンションだと思います。
続いて、各部の状態確認を行う為に、まずはホイールハウス内、サスペンション、アーム類を清掃します。
因みに、2018年1月(74,670km)時にブレーキキャリパーを新品に交換済ですので、綺麗なだけでなく、ブレーキフィール、効き共にもバッチリです。
加えて、本車両のブレーキホースはACREステンメッシュブレーキラインシステムに交換されておりますので、その効果も確実にあると思います。
そして、アーム類もまた錆は無く綺麗な状態であることに加え、ロアアームブッシュも2019年5月(走行距離78,268km)時に交換済みですので、ヤレ感の無い乗り味になっており、BEATで定番のブッシュからの異音もありません。
清掃が終わりましたら各部ゴム部品の状態確認を行っていきますが、以降順次ご紹介して参ります。
・タイロッドエンドブーツ
ほぼ新品に近い大変良好な状態であることに加え、タイロッドエンドそのものも交換されていることがわかります。
・ロアボールジョイントブーツ
ロアボールジョイントブーツも状態は大変良好で交換されてから時間が経っていないことがわかります。
・スタビライザーラバーA
スタビライザーラバーAに関してもヒビ割れの無い非常に綺麗な状態であり、ワッシャー類も新品に交換されていることがわかります。
本車両はロアアームブッシュとこのスタビライザーラバーが交換されていることに加え、20周年記念モデューロサスペンションにより本当にヤレを感じないシャキッとした乗り味となっております。
・ステアリングラックブーツ
ラックブーツも他のブーツ類と同様に問題無い状態です。
ブーツ類の確認に続いてブレーキパッドの残量確認ですが、残量は約7.0mmありますので、当分交換の必要はございません。
BEATでは漏れが発生している車両も多いブレーキマスターシリンダーにおいても2018年にOHが実施されておりますので、本車両はブレーキに関してもご安心頂ける状態で御座います。
以上で、運転席側フロントの状態確認及び清掃は完了ですので、続いて、助手席側フロントに移ります。
こちら側もまずは清掃から行います。
助手席側もホイールハウス内は綺麗な状態で、20周年記念モデューロサスペンションからのオイル漏れ等無く、ブレーキキャリパーやアーム類などの状態も大変良好です。
続いて、助手席側のゴム部品状態をご紹介して参ります。
・タイロッドエンドブーツ
・ロアボールジョイントブーツ
・スタビライザーラバーA
・ステアリングラックブーツ
以上の様に全ての箇所において大変良好な状態であることが確認できました。
最後に、助手席側のブレーキパッドも運転席側同様に残量は約7.0mmあり、ブレーキピストンの固着も無いことがわかります。
以上、フロントにおける足廻りの状態確認と清掃の様子をご紹介致しましたが、多くの部品が最近時に交換されており足廻りの各部状態は極めて良好であることを確認できました。
尚、フロントタイヤに関しましても2021年11月(走行距離99,550km)時に純正サイズのTRANPATH Lukに交換済みで、残り溝は約7.0mmとほぼ新品状態の為、当分交換の必要はございません。
ということで、フロントに引き続きリアにおける状態確認に入りますが、リアの足廻りの確認と清掃に関しましては次回ご紹介致します。
では、失礼致します。
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