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程度極上 イソマサオート様コンプリートOH済 20周年記念パーツ及び再販パーツ多数装着 HONDA BEAT VerZ 販売前メンテナンス 内装清掃
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
先日に入庫のご案内をさせて頂きました『程度極上 イソマサオート様コンプリートOH済 20周年記念パーツ及び再販パーツ多数装着 HONDA BEAT VerZ』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、前回より作業の様子をご紹介しております。
※車両の概要はこちら ⇒ HONDA BEAT VerZ 入庫しました
前回は外装関連を清掃した際の様子をご紹介致しましたが、今回は【内装清掃編】として、シートやセンターコンソール等を取り外して内装を徹底的に清掃をした際の様子をご紹介致します。
※外装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT VerZメンテ外装清掃
BEATにおきましては製造から既に約30年経過しておりますので、内装各部に経年の汚れがございますことに加え、通常なかなか清掃ができない部分におきましては、どれだけ大切にされてきた車両と言えども汚れが溜まっております。
そこで、弊社ではシートやセンターコンソール、バルクヘッドライニング等を脱着し、清掃できるところは徹底的に清掃を行うことで、可能な限り清潔感のある状態でご納車させて頂きたいとの想いから実施している次第で御座います。
加えて、BEATにおいてはセンターコンソール内など、脱着しないと見えない部分の錆の状態を確認し、車両の状態を隅々まで把握する目的もございます。
では早速作業のご紹介に入りますが、内装清掃におけるはじめの作業としまして、フロアマットを車両から取り外して清掃を行います。
因みに、本車両のフロアマットは20周年記念のフロアマットが装着されており、擦れや潰れなどが少なく、状態は良好です。
尚、フロアマットには掃除機掛けだけでは落ちない汚れが付着しておりますので、掃除機掛けをした後に柔らかいブラシと洗剤を用いてしっかりと洗い、汚れを落としていきます。
洗剤にて洗った後は、柔らかい質感となる様に柔軟剤で仕上げた後、表裏共に高圧洗浄機で良く洗い流して、太陽のもとでしっかり乾かします。
続いては室内の清掃に入りますが、まずはシートやセンターコンソール、バルクヘッドライニング、ドキュメントBOX、フットレストなどを車両から取り外し、状態確認から行います。
このカーペットに染みなどがあると、フロアに穴が空いていて水分が入ってきている場合があるので注意が必要です。
因みに、このフロアカーペットに関しては、2021年11月に、再販部品として販売されております純正新品に交換済みですので、もちろんフロアカーペットに染みや過度な汚れも無く、極めて綺麗な状態が保たれております。
また、BEATにおける錆の状態判断における一助となるセンターコンソールフロアの錆に関しても、鉄板部品含め各パーツに錆が少ないことが確認できます。
ここまで錆が少ないので、保管方法が適切であったことが伺えます。
尚、本車両におけるECUは、通常は助手席側ドキュメントBOX裏に設置されているものを、熱害対策として運転席側の室内に移設してあります。
更に、イソマサオート様経由でECUのオーバーホールで有名なBEAT GARAGE様にてOH実施済みですので、室内側に移設されていることも併せて、今後もECUのトラブルに関しては安心です。
因みに、ECUが室内側に移設されておりますので、ドキュメントBOX裏にはメインリレーのみが設置されている状態です。
このメインリレーも2021年11月に新品に交換済みで、ECUの移設ハーネスはBEAT GARAGE様の製品を使っていることがわかります。
加えて、室内側にあるFUSE一式(リアトランク内FUSEも交換済)に関しましても前オーナー様にて全て新品に交換済みで、前オーナー様は『FUSE交換で走りが変わった』と仰っておりました。
一通り室内の状態確認を行いましたら、続いてはフロアカーペット廻りの清掃に入ります。
繰り返しになりますが、本車両のフロアカーペットは2021年11月に新品に交換済みですので、元から非常に綺麗な状態の為、掃除機掛けのみで非常に綺麗な状態になりました。
これだけを見てもわかりにくいですが、通常のBEATのフロアカーペットと比べるとかなり明るいグレーとなっています。
もちろん、フットレストも取り外して、隅々まで綺麗に清掃しております。
フロアカーペットの次はセンターコンソールフロアやバルクヘッド廻りも綺麗にしていきますが、バルクヘッドカーペットは新品ではないので、洗剤を用いてタオルでしっかりと清掃をしておきました。
尚、運転席側のシートベルトタングに関しても、2021年11月に新品に交換済みです。
これで、フロアカーペット廻りやセンターコンソールフロア、バルクヘッド廻りの汚れが落ち綺麗さっぱりになりましたので、続いてはセンターコンソールやバルクヘッドライニング、ドキュメントBOXなど取り外したパーツを一つ一つ清掃を行っていきます。
主に、裏側にホコリが溜まっているので、そのホコリを清掃すると同時に、センターコンソールにおいては、シフトブーツの隙間にどうしても汚れが溜まるので、各パーツをバラバラにして、細部まで清掃致します。
これで、取り外した樹脂パーツの清掃も完了ですので、続いては取り外したシートの清掃を行います。
尚、このシートに関しても2021年11月に、運転席、助手席共にスタジオロクゼロ様にてシート生地の張り替えと、運転席においてはウレタンの補修作業も実施しております為、多くのBEATで見られるサイドボルスターや座面における破れや潰れは全くございません。
シート裏からも新品の風合いを感じることができますね。
上記のように、基本的に非常に綺麗な状態ですので、掃除機掛けにて小さな砂などを取り除き、濡れタオルでシート表面を拭きあげました後に、シートレール部分も綺麗にしましたらシートの清掃は完了です。
シートレールにも錆が少ないことがわかります。
これで、フロア廻りと取り外したパーツ達の清掃が完了となりますので、取り外したパーツを車両に取り付けていきます。
取り付けができましたら、最後の清掃としてダッシュボードやステアリング、ドアライニング、シートサイドガーニッシュ、内窓、エアコン吹き出し口など内装各部の細かい部分まで水拭きにて清掃を行っていきます。
ダッシュボード上のスカイサウンドスピーカーとスカイサウンドコンポは共に20周年記念で発売されたものです。
ドアライニングも、ここまで色褪せの少ないライニングはなかなかお目にかかれません。
そして、最後に乾かしたフロアマットを敷いたら室内清掃は完了です。
室内清掃に関してはこれにて完了となりますが、運転席側のサイドウィンドウに少しガタツキが見られましたので、このタイミングで調整を実施しておきました。
もちろん、調整と同時に内部を綺麗に清掃済です。
※2021年11月にドアスピーカーはcarrozzeriaスピーカー(TS-C1630)に交換済
これにて外装、内装共に清掃作業は完了となりますが、内外装共に2021年に販売時に1度清掃済みであることに加え、外装はポリッシング含めたガラスコーティング施工済、内装はフロアカーペットやシートなども新品に交換してからあまり期間が経っていませんので元々綺麗な状態ではありましたが、前回の販売時点で清掃していなかった部分まで改めて綺麗に清掃することで、本当に綺麗な状態となりました。
内外装共にここまで綺麗な車両はなかなか無いと思いますので、とにかく綺麗なBEATをお探しのお客様におかれましてもご満足頂ける状態に仕上がっているかと存じます。
以上、ここまで内外装徹底清掃の様子をご紹介致しましたが、次回からはボディーの状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介して参ります。
では、失礼致します。
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