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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日のブログにて販売開始のお知らせをさせて頂きました、『新車同様 新車時より車庫保管1オーナー B＆W、エアサス等フルオプション VOLVO XC60 B5 Inscription』ですが、弊社における全ての販売車両に対して実施しております販売前メンテナンスを行いましたので作業の様子を順次ご紹介しております。

※車両の概要はこちら ⇒ VOLVO XC60販売致します

前回は内装関連を清掃した際の様子をご紹介致しましたが、今回は【足廻り清掃・確認編①】として、フロント側におけるホイールハウス内清掃をはじめ、サスペンションやアーム類の清掃・状態確認及びゴム類やブレーキパッドの残量確認の様子をご紹介致します。

※外装清掃の様子はこちら ⇒ VOLVO XC60メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ VOLVO XC60メンテ内装清掃

弊社では販売前メンテナンスとしまして、車両を安全かつ快適に運転する上で大切なパーツ類であります、サスペンションやアーム類、ブーツ類、ブレーキパッド（シュー）など足廻り部品に関してしっかり状態確認を行っております。

本車両におきましては、R3年式で走行距離も17,600kmと少ない車両の為、足廻りのパーツに関して不具合や過度の摩耗等があることはまず考えられませんが、念の為の確認という意味合いと、普段はまず清掃することの無いホイールハウス内部まで綺麗にすることで、ご納車後も気持ち良く清潔感のある車両にお乗り頂きたいとの考えから、今回の足廻りのメンテナンスを行いました。

では早速、運転席側フロントの状態確認及び清掃から入ります。

一通り、サスペンションやアーム類、ゴム類の状態確認を致しましたが、当然ではありますが、気になる点は一切ございませんでした。

続いて清掃に入りますが、雨の日の走行が少なく、砂利や泥のある様な箇所を走行することは極力避けていたので、清掃前でも大きな汚れの無いホイールハウス内であるものの、今までの感謝の気持ちを込めてホイールハウス内の汚れを落として、徹底的に綺麗にしていきます。

サスペンション、アーム類、インナーフェンダー等、ホイールハウス内の各パーツが一層綺麗になりました。

因みに、本車両にはメーカーオプションとなるアクティブエアサスペンションが装備されております。

このエアサスペンションは標準のコイルサス仕様よりも確実にしなやかで、エアサスならではの段差をふわりといなしてくれる優しい乗り味をもっております。

しかも、ただふわりとしているだけでなく、ダンパーが電子制御で減衰力を調整してくれる為、優しい乗り味でありながら、抑えるところはしっかりと抑えてくれるので、本当に質感の高い乗り心地となっております。

高剛性ボディーと、如何にも剛性の高そうなアルミ鋳物のアーム類、そしてこのエアサスの組み合わせで、街中を快適に走行できるのはもちろんのこと、高速道路の走行も本当に気持ち良いものとなっております。

足廻りの清掃が終わりましたので、タイロッドエンドブーツ、アッパー、ロアボールジョイントブーツ、スタビライザージョイントブーツ、ドライブシャフトブーツなどの各部ブーツ類の状態に関して順次ご紹介して参ります。

R３年式で走行距離も17,600kmと新しく距離も少ない車両ですので、ヒビなどの劣化が進みやすいタイロッドエンドブーツも全く問題ございません。

アッパー側とロア側のボールジョイントブーツもヒビの発生無く綺麗な状態で問題無し。

スタビライザージョイントブーツも両側共問題ございません。

ドライブシャフトブーツ、インボードブーツも共に綺麗そのもので、問題無し。

最後のブーツ類であるステアリングラックブーツもご覧の様に新品と大差ございません。

尚、走行中は大きな段差があると避けて通ったり、車庫入れの際などには、ステアリング系への負担を無くす為、据え切りを行わないなどの気も使っておりましたので、足廻りの状態も本当に良好な状態を保っているかと存じます。

最後に、ブレーキパッドの残量確認です。

ブレーキパッド残量は11.5mm残っており、ほぼ新品と大差がございません。

これは、本車両はマイルドハイブリッド搭載で、減速エネルギーをバッテリーに充電してくれる回生ブレーキを搭載している為、物理的なブレーキの使用頻度が少ないのが理由です。

特に、私は前の信号が赤に変わると軽くブレーキペダルを踏んで回生を積極的に行う様にしていたので、通常の車両よりも更にブレーキパッドの摩耗は少なくなっていると思います。

17,600kmの走行で残量11.5mmですので、乗り方によっては、もしかすると100,000km走行してもブレーキパッドの交換は必要ないかもしれません。

また、エアサス装着車両はブレーキローター径やキャリパーが標準よりも大きなものが装着されており、いざという時のストッピングパワーも上がっているんです。

これで足廻りの清掃、確認が終わりましたので、外したホイールとタイヤの状態確認を行います。

ホイールに関しては縁石にぶつけたりしたことはございませんし、大きな段差を通過する際には必ずスピードを落としたりしておりましたので損傷や曲がり等は一切ございません。

タイヤに関しましても、残り溝は5.5mmと十分あり、パンク修理等も無く綺麗な状態です。

確認が終わりましたらホイールの裏側まで綺麗に清掃を致します。

ホイールは表側だけでなく裏側までガラスコーティング施工済みですので、水洗いだけですぐに汚れを落とすことができ、ブレーキパッドダストの焼き付き等も無く大変綺麗な状態です。

因みに、欧州車特有の多量のブレーキダストですが、先程のブレーキパッド残量確認の際にも記載致しましたが、本車両は回生ブレーキが搭載されておりますので、ブレーキダストの量が大変少ないことも特徴と言えます。

以上で、運転席側フロント足廻りにおける確認と清掃が全て完了となりますが、内部まで綺麗な状態になることで、もともと綺麗とは言えやはり一味印象が違います。

続いて助手席側フロントの作業に移ります。

まずは各部確認ですが、運転席側と同様にサスペンションや、アーム類に問題はございませんし、ブーツ類におきましても全て問題ございませんでした。

また、助手席側も各部綺麗な状態でありますものの、改めてしっかりと清掃を行います。

これでホイールハウス内のサスペンションやアーム類、ブレーキキャリパーまでピカピカになりました。

そして、各種ブーツ類の状態をご紹介致します。

タイロッドエンドブーツ、アッパー、ロアボールジョイントブーツ、スタビライザージョイントブーツ、ドライブシャフトブーツ、ラックブーツ、全て綺麗な状態であることがご確認頂けたかと存じます。

助手席側のブレーキパッド残量も11.5mmと新品と大差ありません。

そして、最後にホイールの確認、清掃を行います。

裏側までピカピカになりました。

また、ホイールの曲がりはもちろんありませんし、こちらもタイヤ残量は5.5mmあり、まだまだ当分は交換せずに走行可能です。

以上でフロント足廻りの状態確認及び清掃は完了ですが、R3年式の走行距離17,600キロの車両ですので当然とは言えますが、全ての部分において問題は無く、各部が極めて良好な状態であることが確認できました。

また、見えない部分まで含めてピカピカに清掃致しましたので、清潔感ある状態で気持ち良くお乗り頂けるかと存じます。

尚、ボルボは慣らしが進むにつれて乗り味がどんどん良好になっていくことが知られておりますが、実際に新車からの変化を感じてきて、15,000kmを超えた辺りから全ての馴染みが出て、ようやく慣らしが完了したような印象です。

私がしっかり慣らしを行いましたので（笑）、今からの一番おいしい乗り味をお楽しみ頂けましたら幸いです。

続きまして、リアの足廻りにおける状態確認、清掃に移りますが、その様子は次回にご紹介致します。

では、失礼致します。

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