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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

この度、入庫致しました『フル無限仕様 カスタマイズ多数 走行距離66,500km 800台限定 HONDA BEAT VersionF』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、作業の様子を順次ご紹介しております。

※車両の概要はこちら1 ⇒ HONDA BEAT 入庫しました その①
※車両の概要はこちら2 ⇒ HONDA BEAT 入庫しました その②

前回はブローバイガス状態確認の様子をご紹介致しましたが、今回は【足廻り状態確認①】として、フロント側におけるホイールハウス内清掃をはじめ、サスペンションやアーム類の清掃・状態確認及びゴム類やブレーキパッドの残量確認の様子をご紹介致します。

※外装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテ内装清掃
※錆確認の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテボディー確認①
※フロント確認の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテボディー確認②
※リア確認の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテ ボディー確認③
※エンジンルーム確認の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテエンジンルーム確認
※ブローバイガス確認の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテ ブローバイガス確認

弊社で足廻りの確認を行う目的ですが、サスペンションを含めて足廻りの状態は車の乗り味を大きく左右するものですので、サスペンションからオイル漏れが無いか、アーム類に曲がりが無いか、ブッシュなどゴム部品に破れなどが無いかなど状態把握を行うことで、その車両が本来の走り味、乗り味を保っている状態であるか、安全の走行することができる状態であるかを確認する為に行っております。

この作業は、BEATに限らず弊社に入庫しました全車両に対して行っておりますが、特にBEATにおいては製造から年数が経過していることもあり、アーム類に過度な錆が無いか、フレームの合わせ面に錆が無いかなども同時に確認することで、より正確に車両の状態を把握する目的も御座います。

その上で、過度に劣化しているパーツや破れているゴム部品の交換はもちろんのこと、劣化や摩耗が見られる部品に関してはお客様に交換のご提案をさせて頂くなど、車両が本来持つ乗り味やハンドリングを安心して楽しんで頂ける状態でご納車させて頂きたいと考えております。

では、早速、運転席フロントから、純正アルミよりも確実に軽量な無限ホイールを外してホイールハウス内の確認及び清掃を行って参ります。

まずは状態確認からですが、清掃前から大変綺麗なホイールハウス内であり、やはり雨天時の走行がほとんどなかったことが伺え、アーム類含めホイールハウス内の隅々まで丁寧にタフコート（防錆塗装）が塗布されていることも確認できます。

また、無限スポーツサスペンションからのオイル漏れや、アーム類の曲がり、接触跡、過度な錆、ゴム部品（ブーツ類）の破れなどはございません。

因みに、この綺麗な無限スポーツサスペンションですが、走行距離47,866km時に装着された（現在66,500km）もので、約18,600kmしか走行していない状態ですので、ヤレやヌケとは無縁のまだまだしっかり性能を発揮してくれる状態と言えます。

各部確認を致しましたら清掃に入りますが、タフコートが剥げない様にホイールハウス内、アーム類を柔らかいブラシとタオルにて清掃致します。

元から綺麗でしたので清掃前と変わり映えしない写真になってしまいますが、少し付着していた砂やホコリが落ちて、更に綺麗になりました。

また、インナーフェンダーも元々劣化が少なく綺麗な状態でしたが、クリーナーを用いて清掃を行い、更に黒々とした状態に仕上げます。

続いて、足廻りにおけるゴム部品類及びブレーキパッドの状態をご紹介して参ります。

はじめにスタビライザーラバーAですが、経年劣化は見られるものの、過度なひび割れや亀裂は無く、まだ使用可能な状態です。

このスタビライザーブッシュはご納車前に新品に交換をご希望頂くことも多い部分ですが、更に良好な乗り味をご希望のお客様は是非ご相談下さいませ。

続いて、稼動が多く劣化が現れ易いタイロッドエンドブーツは、ヒビ割れは見られず弾力もあり、まだまだ使用可能な状態です（ヒビ割れの様に見えるのは防錆塗装です）。

ロアボールジョイントブーツも、良好な状態です。

ラックブーツも問題無い状態です。

最後にブレーキパッドの状態に関しては、残量が新品時と大差無い約8.5mm残っている状態ですので、当分交換の必要はございません。

以上で、運転席側フロントの状態確認及び清掃は完了ですので、続いて、助手席側フロントに移ります。

助手席側におきましても元々大変綺麗な状態ですが、一通り確認を行いましたところ、サスペンションからのオイル漏れやブーツの破れなど、気になる箇所はございませんでしたので、清掃を行います。

当然ですが、助手席側の無限サスペンションも大変綺麗な状態です。

助手席側も綺麗なホイールハウス内になりましたので、続いてゴム部品の状態をご紹介して参ります。

以上の様に、スタビライザーラバーA、タイロッドエンドブーツ、ロアボールジョイントブーツ、ラックブーツと各ゴム部品において全く問題無い状態です。

最後にブレーキパッドですが、運転席側同様に約8.5mmと十分な残量がございます。

以上、フロントにおける足廻りの状態確認と清掃の様子をご紹介致しましたが、足廻りの各部状態は大変良好で、しっかりとメンテナンスが行き届いていることを確認することができました。

フロント側がここまで状態が良いとリア側の状態確認においても安心して作業を始めることができます。

ということで、引き続きリアにおける状態確認に入りますが、リアの足廻りの確認と清掃に関しましては次回ご紹介致します。

では、失礼致します。

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