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フル無限仕様 カスタマイズ多数 走行距離66,500km 800台限定 HONDA BEAT VersionF 販売前メンテナンス ボディー状態確認②
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、入庫致しました『フル無限仕様 カスタマイズ多数 走行距離66,500km 800台限定 HONDA BEAT VersionF』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、作業の様子を順次ご紹介しております。
※車両の概要はこちら1 ⇒ HONDA BEAT 入庫しました その①
※車両の概要はこちら2 ⇒ HONDA BEAT 入庫しました その②
前回はボディーにおける錆の定番ポイント確認の様子をご紹介致しましたが、今回は【ボディー状態確認編②】として、フロントバンパーを外してフロントの修復歴有無や錆の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。
※外装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテ内装清掃
※錆確認の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテボディー確認①
今回ご紹介致します、フロントバンパーを外しての各作業ですが、フロントのサイドメンバーやコアサポートなどの修復歴をしっかり確認できることに加え、ステーなどの錆の状況から車両全体の錆の状態を図り知ることができたり、普段手が届かず汚れが溜まっている部分の清掃ができ隅々まで綺麗な車両に仕上げることができる為、BEATにおいては全車両において実施している作業でございます。
では、早速バンパーを取り外す作業からとなりますが、本車両は無限のフロントバンパーが装着されておりますので、ノーマルバンパーとは取り外し方が異なっており、バンパー上部の樹脂クリップ4ケ、前面のボルト2本、底面のボルト2本、ホイールハウス部のバンパー両端ビス2本を取り外すとバンパーの取り外しが可能です。
因みに、フォグライトはノーマルバンパーの場合はバンパー側に取り付けられておりますが、無限バンパーの場合はステーでボディー側に取り付けられているので、フォグライト本体の清掃を行う為に一度取り外します。
無限バンパーとフォグライトを外しましたらボディーの状態確認に入りますが、修復歴有無の確認として、フロントバルクヘッド、コアサポートにおける、曲がりや交換歴、修正跡、溶接跡が無いかの確認、そして内部をのぞき込んでサイドメンバーに曲がりやシワなど修復歴にあたる損傷跡が無いか、加えて塗装の状態などから総合的に修復歴の有無を確認します。
結果は全て問題無く、フロントにおいては修復歴無しと判断できます。
一通りボディーの状態確認を行いましたら、隅々まで綺麗に清掃します。
30年分の溜まったホコリが落ちて、綺麗さっぱりに生まれ変わりました。
因みに、本車両にはアルファホーンが2ケ装着されており、BEATらしからぬ?『ファーン』と良い音がします。
状態確認とは少し異なりますが、このアルファホーンの配線処理が少し煩雑でしたので、綺麗にまとめておきました。
清掃が終わりましたら、続いて錆の状態確認の一環としてヘッドライトステーの状態確認を行いますが、錆の浮きが少し発生しているものの、程度としてはかなり良好です。
錆が多い印象の車両ではこのステーの錆が進んでいるケースが多いので、やはりこの車両は錆に関しては安心できます。
ボディー側の状態確認と清掃が終わりましたら、続いてはバンパー裏側とフォグライトを綺麗に清掃します。
バンパーは、FRPでは無くしっかりとした強化プラスチックですので、正規の無限バンパーであることがわかります。
これでバンパーとフォグライトが綺麗になりました。
フォグライト本体の錆が少ないことも見て取れます。
これにて各部確認と清掃が全て終わりましたので、フォグライトとバンパーを元に戻せばフロントにおける作業が完了です。
以上、フロントバンパーを外してフロントのボディーの状態確認及び清掃を行って参りましたが、修復歴が無いこと、錆に関しては少ない車両であることを改めて確認できました。
これにて、フロント廻りの状態確認と清掃が完了ですが、ここで本車両のナンバーの位置に関して、、、
上記写真は通常の無限バンパーにおけるナンバーの位置なのですが、、、
本車両は、ナンバーの少し高い位置になる様に取り付けられています。
元々の取り付け位置からステーを介して少し上側に取り付けられているのですが、もちろん好みは人それぞれですが、私は本車両の位置の方がしっくりきます。
皆様は如何でしょうか?
次回はリアバンパーを外してフレームの修復歴有無確認や錆の状態確認、及び各部清掃の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。
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