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HONDA N-WGN CUSTOM Lターボ 販売前メンテナンス 足廻り確認及び清掃

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

この度、注文販売車両としてご成約頂きました HONDA N-WGN CUSTOM Lターボ(JH3)ですが、通常販売車両と同様に販売前メンテナンスを実施させて頂きましたので、作業の様子をご紹介しております。

前回は内装清掃の様子をご紹介致しましたが、今回は足廻りの状態確認及び清掃、ブレーキパッド(シュー)残量確認の様子をご紹介致します。

※外装清掃の様子はこちら ⇒ HONDA N-WGN販売前メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ HONDA N-WGN販売前メンテ内装清掃

弊社では販売前メンテナンスの一環と致しまして、車両を安全かつ快適に運転する上で大切なパーツ類であります、サスペンションやアーム類、ブーツ類、ブレーキパッド(シュー)など足廻り部品に関してしっかり状態確認を行っております。

同時に、普段はまず清掃することの無いホイールハウス内部まで綺麗にすることで、不具合の発見に繋がるだけでなく、ご納車後も気持ち良く清潔感のある車両にお乗り頂きたいとの考えから、弊社では全ての車両において足廻り周辺の部品まで綺麗に清掃しております。

尚、本車両のR2年式で走行距離が7,100kmの車両の為、足廻り部品に不具合があるとは考え難いですが、より安心してお乗り頂きたい、私としても自信を持ってご納車させて頂きたいとの考え、そして万が一のことを考えて確認を行っている次第で御座います。

では早速、運転席側フロントの状態確認及び清掃から入ります。

さすが、年式、距離相応と言えますが、過度な錆の発生は無く、アーム類も曲がりや接触跡も無く状態は非常に良好です。

では、ホイールハウスの裏側のインナーフェンダー含め、サスペンション、アーム類などの泥や汚れを落として、徹底的に綺麗にしていきます。

奥まった部分まで手洗いで綺麗にしていき、インナーフェンダー等には樹脂用保護クリーナーも使用しておりますので、大変綺麗なホイールハウス内になりました。

清掃が終わりましたら、サスペンションからのオイル漏れが無いか、また、タイロッドエンドブーツ、ドライブシャフトブーツ、ロアボールジョイントブーツ、スタビライザージョイントブーツ、ラックブーツなどのブーツ類の亀裂や破れが無いかなどの状態確認を行っていきますが、全て問題ありませんでした。

ドライブシャフトブーツ、インボードブーツ、ラックブーツも綺麗な状態で、問題無しです。

そして、ブレーキパッドの残量確認です。

残量は8.0mmと十分であり、当分は交換の必要はございません。

これで、運転席側フロントの状態確認及び清掃は完了ですので、続いて助手席側フロントの状態確認及び清掃を行います。

清掃が完了致しましたら、ブーツ類のゴム部品の状態を確認していきます。

結果、全ての箇所で問題はございませんでした。

また、当然、助手席側のブレーキパッド残量も8.0mmあり問題ございません。

フロント足廻りにおける最後の作業として、外したタイヤとホイールの状態確認と、裏側まで綺麗に清掃を致します。

結果、タイヤとホイール共に気になる点は無く、問題無しです。

ホイールの裏側は滅多に綺麗にできませんので、このタイミングで綺麗にしておきます。

以上、フロント足廻りの状態確認及び清掃を行いましたが、全ての部分において問題は無く、各部非常に良好な状態であることが確認できました。

フロントは以上となりますので、続きまして、リアの状態確認、清掃に移ります。

まずは、運転席側のリアです。

まずは清掃から始めますが、トーションビーム含め奥まで綺麗に清掃していきます。

清掃が終わりましたら状態確認を行いますが、リアはトーションビーム式サスペンションの為、ゴム部品等の目視で確認できる部分はありませんので、錆は無いか、ダンパーからのオイル漏れは無いか、アーム類などの接触跡や曲がりが無いかの確認を行いますが、非常に綺麗な足廻りで気になる部分がございません。

続いては、ブレーキドラムを外してブレーキシューの残量確認を行います。

結果、ブレーキシューの残量は4.0mmあり、ほとんど摩耗は無い状態と言えます。

因みに、本車両はリアブレーキにEPB(Electric Parking Brake)、いわゆる電子パーキングブレーキが搭載されております。

このEPBは軽自動車ではこれから普及するであろう技術ですが、アダプティブクルーズコントロール(ACC)を停止まで含めた全車速追従型とすることができることや、オートホールド機能を使うことができる、わざわざ足でサイドブレーキを掛ける必要が無いなど、多くのメリットがあります。

軽自動車までこの技術が降りてきたことに、軽自動車の装備充実化の一旦が現れていますね。

運転席リアはこれで完了ですので、最後に助手席側リアの状態確認、清掃を行います。

助手席側もダンパーやアーム類などに問題が無いことを確認できましたので、ブレーキシュー残量を確認します。

ブレーキシューの残量は運転席側と同じ4.0mmあり、問題ございません。

最後に、リアのタイヤとホイールの状態確認と裏側まで綺麗に清掃を実施を行います。

結果、問題となる箇所は見当たりませんでしたので、これでリアの状態確認及び清掃は完了で、フロントと同様にリアも全く問題となる箇所は無く、非常に良好な状態であることが確認できました。

以上、本車両におけるフロント、リアの足廻り状態確認及び清掃を行って参りましたが、各部の状態は非常に良好であり、ブレーキパッド(シュー)などの消耗品やゴム部品など交換が必要になる部品が無いことを確認出来ましたので、お客様におかれましてはご納車後においては、本車両の特徴でもある軽自動車離れしたしっとりしなやかな乗り味を安心してお楽しみ頂けましたら幸いに存じます。

これにて、内外装の清掃から、足廻りの確認と清掃が終わりましたが、最後の確認としてエンジンルームの確認を行いましたので、次回のご紹介致します。

では、失礼致します。

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