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VOLVO V60 B5インスクリプション 販売前メンテナンス 足廻り確認及び清掃②
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、注文販売車両としてご成約頂きました VOLVO V60 B5 インスクリプション(ZB420)ですが、通常販売車両と同様に販売前メンテナンスを実施させて頂きましたので、作業の様子をご紹介しております。
前回はフロント側における足廻り清掃、確認の様子をご紹介致しましたが、今回はリア側におけるホイールハウス内清掃をはじめ、サスペンションやアーム類の清掃・状態確認及びゴム類やブレーキパッドの残量確認の様子をご紹介致します。
※外装清掃の様子はこちら ⇒ VOLVO V60 販売前メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ VOLVO V60 販売前メンテ内装清掃
※フロント足廻りの様子はこちら ⇒ VOLVO V60 足廻り清掃・確認①
では、早速、運転席側リアより、ホイールを外して確認と清掃を行って参ります。
まずは各部の状態確認を行いますが、ショックアブソーバーからのオイル漏れや、スタビライザーリンクブーツ、リーフスプリングブッシュなどゴム部品の状態も良好で、気になる箇所は一切ございません。
状態確認が終わりましたらボディーやショックアブソーバー、アーム類、ブレーキキャリパー、インナーフェンダーなどの清掃を行います。
リアのインナーフェンダーはロードノイズ低減効果のある起毛タイプのもので広範囲が覆われており、砂汚れが落としにくいのですが、ブラシをタオルを用いて起毛に入り込んだ砂などを取り除いていきます。
因みに、本車両のリアサスペンション形式はインテグラルアクスルというマルチリンクの一種なのですが、スプリングが少し変わっていて、GFRP製(ガラス繊維強化樹脂)のリーフスプリングとなっております。
シボレーのコルベットでも採用されていることは有名ですが、本車両では荷室容量の確保が目的だと考えられます。
また、リアのロアアームは物凄くゴツイ、アルミの鋳造品が奢られており、軽量化と高剛性化が図られているのがわかります。
フロントもアルミ鋳造品が多様されておりましたが、やはり乗り味とハンドリングに拘った設計で、お金のかかっているシャシーと言えます。
そして、リアブレーキパッドの確認ですが、残量は約10.0mmですので、ほとんど摩耗は無い状態です。
尚、フロントと同様に、ホイールの確認と清掃に関しては、ホイールのコーティング作業時に行うことにします。
以上、運転席側リアにおける足廻りが綺麗になり、サスペンション、アーム類、ブーツ類及びブレーキパッドにおいて全て問題無いことが確認できました。
続いて、助手席側リアの確認・清掃に移ります。
助手席側のショックアブソーバー、アーム類、各ブーツも問題はございませんでした。
確認に続いて清掃を行います。
ショックアブソーバー、ブレーキキャリパーはじめ、リーフスプリング、アーム類やインナーフェンダーも大変綺麗になりました。
そして、助手席側のブレーキパッド残量も約10.0mmで残量は十分です。
以上、今回はリアにおける足廻り関連の状態確認、清掃の様子をご紹介致しましたが、運転席側、助手席側共にサスペンションやアーム類、ゴム・ブーツ類、そしてブレーキパッド全て問題無い状態であり、前回ご紹介致しましたフロントとあわせまして、足廻り関連におきましては大変良好な状態であることが確認できました。
安心してVOLVOならではの剛性感がありながらスッキリとした乗り味を存分にお楽しみ頂けるかと存じます。
これにて、内外装の清掃から、足廻りの確認と清掃が終わりましたが、最後の確認としてエンジンルームの確認を行いましたので、次回のご紹介致します。
では、失礼致します。
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