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VOLVO V60 B5インスクリプション 販売前メンテナンス 足廻り確認及び清掃①
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、注文販売車両としてご成約頂きました VOLVO V60 B5 インスクリプション(ZB420)ですが、通常販売車両と同様に販売前メンテナンスを実施させて頂きましたので、作業の様子をご紹介しております。
前回は内装清掃の様子をご紹介致しましたが、今回はフロント側におけるホイールハウス内清掃をはじめ、サスペンションやアーム類、ゴム類の清掃・状態確認及びブレーキパッドの残量確認の様子をご紹介致します。
※外装清掃の様子はこちら ⇒ VOLVO V60 販売前メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ VOLVO V60 販売前メンテ内装清掃
弊社では販売前メンテナンスとしまして、車両を安全かつ快適に運転する上で大切なパーツ類であります、サスペンションやアーム類、ブーツ類、ブレーキパッド(シュー)など足廻り部品に関してしっかり状態確認を行っております。
同時に、普段はまず清掃することの無いホイールハウス内部まで綺麗にすることで、不具合の発見に繋がるだけでなく、ご納車後も気持ち良く清潔感のある車両にお乗り頂きたいとの考えから、弊社では全ての車両において足廻り周辺の部品まで綺麗に清掃しております。
尚、本車両のR3年式で走行距離が11,200kmの車両の為、足廻り部品に不具合があるとは考え難いですが、より安心してお乗り頂きたいとの考え、そして万が一のことを考えて確認を行っている次第で御座います。
では早速、タイヤ及びホイールを外して、運転席側フロントの状態確認及び清掃から入ります。
まずはこの状態でサスペンションからのオイル漏れが無いか、また、タイロッドエンドブーツ、ドライブシャフトブーツ、上下ボールジョイントブーツ、スタビライザージョイントブーツ、ラックブーツなどのブーツ類の亀裂や破れが無いかなどの状態確認を行っていきますが、全て問題ありません。
また、アーム類に錆や接触跡なども無く、やはり状態は良好です。
状態確認が終わりましたら、ホイールハウスの裏側のインナーフェンダー含め、サスペンション、アーム類などの汚れを落として、徹底的に綺麗にしていきます。
ホイールハウス内の各パーツが綺麗になりました。
因みに、V60のフロントサスペンション形式はエンジン横置きの車両では珍しいダブルウィッシュボーン式ですが、ハイマウント式であることに加え、ほぼ全てのアーム類がアルミ鋳造部品で、如何にも軽量で剛性が高く、お金がかかっていそうな足廻りであることがわかります。
この構造のおかげだけではないですが、高剛性ボディーと相まって、段差通過時も嫌な余韻が残らず、非常にスッキリとした乗り心地であることが印象的です。
ボルボは優しいイメージですが、こういった足廻り等、必要なところにはしっかりとお金を掛けているところに、車づくり、安全への思想が見て取れますね。
状態確認と清掃が終わりましたら、ブレーキパッドの残量確認を行います。
ブレーキパッド残量は11.5mmであり、ほぼ新品と言えるレベルです。
これほどまでに残量があるのは、本車両がブレーキバイワイヤシステムを搭載しておりISGMが回生ブレーキの役目をはたしている為、パッドの摩耗が少ないと考えられます。
尚、通常ですとこの後にホイールの確認及び清掃を行いますが、本車両においてはボディーのガラスコーティングに加え、ホイールのコーティングもご用命頂いている為、ホイールの清掃はホイールコーティングの際に行うことに致します。
以上で、運転席側フロントの状態確認及び清掃は完了致しましたので、続いて助手席側フロントに移ります。
まずは状態確認を行いますが、運転席側と同様にサスペンションや、アーム類に問題ございませんし、ブーツ類におきましても全て問題ございませんでしたので、清掃を行います。
ホイールハウス内のサスペンションやアーム類までピカピカになりました。
そして、助手席側のブレーキパッド残量も11.5mmと新品同様ですので、もう本当に当分交換の必要はありません。
以上でフロント足廻りの状態確認及び清掃は完了ですが、R3年式の走行距離11,200kmの車両ですので当然とは言えますが、全ての部分において問題は無く、各部非常に良好な状態であることが確認できました。
続きまして、リアの状態確認、清掃に移りますが、その様子は次回にご紹介致します。
では、失礼致します。
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