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走行距離29,000km ハルテックフルコン 20周年モデューロサスペンション TE37 RECAROなど希少パーツ多数 HONDA BEAT 販売前メンテナンス ボディー状態確認③
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、入庫致しました『走行距離29,000km ハルテックフルコン 20周年モデューロサスペンション TE37 RECAROなど希少パーツ多数 HONDA BEAT』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、作業の様子を順次ご紹介しております。
※車両の概要はこちら ⇒ HONDA BEAT 入庫しました
前回はフロント廻りにおける状態確認の様子をご紹介致しましたが、今回は【ボディー状態確認編③】として、リアバンパーを外してリア廻りの修復歴有無や錆の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。
※外装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテ内装清掃
※錆確認の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテボディー確認①
※フロント確認の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテボディー確認②
リアバンパーを外しての確認作業の目的は基本的にフロントと同様ですが、リアエンドパネルやトランクフロアパネル、そしてサイドフレーム等の修復歴の確認とマフラーの状態確認、遮熱板の状態確認などを行うこと、そして普段は手が届かない部分まで清掃を行って綺麗にすることとなります。
では早速確認作業に入りますが、ガーニッシュに隠れた正面左右のボルト2本と底面にあるクリップ2ケ、バンパー両端のビス2本、そしてバンパー上部のクリップ5ケとライセンスランプの配線を外し、リアバンパーを外します。
バンパーが外れましたら、3本のボルトを取り外して、黒いマフラーの遮熱板を取り外しますが、遮熱版も錆や焼けの少ない大変綺麗な状態です。
これでトランクフロアやフレームの奥まで確認できますので、リアエンドパネルやトランクフロアパネル、そしてサイドフレーム等のボディー各部に接触跡や修正跡が無いか、シーラーの状態などから交換歴等が無いか確認致しましたが、凹みや歪、交換歴、補修歴が無いので、リアにおいても修復歴は無しと判断できます。
純正のマフラーも錆が少ない、良好な状態であることが確認できます。
状態確認が一通り終わりましたら、ボディー側の清掃を行います。
清掃前から綺麗な状態ですので、あまり変わり映えがしませんが、細かい部分までホコリや汚れを落とすことでピカピカになりました。
因みに、リアバンパーを外して見えるリアビームは錆が無く綺麗な状態ですし、リア足廻りアーム類、リアラジアスロッドブッシュに関しては2014年8月(走行距離14,505km時)に交換済みですので大変綺麗な状態です。
綺麗になりましたら、本車両においてもテールランプ下のスポンジが劣化で剥がれてしまっているので、新しいスポンジの貼り付けを行います。
純正のテープを綺麗に取り除いてから貼り付けます。
因みに、このスポンジですが、あるのとないのとでは、リアから見た際の密度感と言いますか、印象が異なります。
貼り付け前は、テールランプ下から奥が見えてしまいますが・・・
スポンジ貼り付け後は奥が見えないので、密度感が増して締まって見えます(これが純正状態ですが)。
細かい部分ですが、メーカーもコストをかけて貼り付けをしているということは必ず意味のある部分ですので、純正状態に近付けてから販売させて頂いております。
これでボディ側の状態確認と清掃は完了ですので、続いてバンパー側の清掃に入ります。
BEATのリアはインナーフェンダーが存在せず、リアバンパー裏は特に汚れてしまいますので、しっかり清掃を行います。
徹底的に清掃を行う為、ライセンスライトのホルダーやレンズ、ステーにおいても全てバラシて、一つ一つ丁寧に清掃しております。
清掃が終わりましたら、取り外した部品を取り付ければ、バンパーの清掃は完了です。
これで、リアにおけるボディー側、バンパー側の状態確認と清掃が完了ですので、最後に遮熱版とバンパーガーニッシュの清掃して、各パーツを取り付ければリア廻りの作業は完了です。
これにて、リア廻りの修復歴有無確認や錆の状態確認、及び各部清掃作業は完了となりますが、リアにおいても修復歴は無く、各部の状態が大変良好であることが確認できましたと共に、各部清掃により綺麗なリア廻りに仕上がりました。
以上、ここまで3回に渡りボディーの状態確認編としましてボディー各部の状態をご紹介して参りましたが、BEAT選びにおける最重要ポイントと言えるボディーにおける錆が大変少ないことが確認でき、修復歴も無い大変良好な状態のボディーであることが確認できました。
BEATをご検討頂いておりますお客様におかれましては、もちろん、外装や内装、エンジンの状態も大切ですが、是非ボディーの状態に関しても重要視されて車両選びを行って頂けましたら幸いに存じます。
ということで、ボディーの状態確認及び清掃としては以上となりますが、次回はエンジンルーム内の確認及び清掃、各種調整作業の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。
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