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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

この度、三重県にお住まいのお客様よりご成約を頂き、ご納車を控えております『フルノーマルで整備箇所多数 2オーナー程度良好 HONDA BEAT』ですが、ご納車前整備のオプション作業として以下の作業をご用命頂きましたので作業の様子をご紹介しております。

①エンジンオイル交換
②オイルフィルター交換
③ミッションオイル交換
④メインリレー交換

前回はミッションオイル交換の様子をご紹介致しましたが、今回は④メインリレー交換作業を行いました際の様子をご紹介致します。　

※エンジンオイル交換の様子はこちら ⇒ HONDA BEAT 納車整備①
※ミッションオイル交換の様子はこちら ⇒ HONDA BEAT 納車整備②

では、早速メインリレー交換の様子をご紹介して参ります。

メインリレーは助手席後ろカーペット裏側のリアバルクヘッド部分にあり、交換にはリア廻りのトリム類、ドキュメントボックスなどを外す必要がある為、わたしは作業がしやすい様に助手席を外してから作業を行います（助手席を外す事無く作業を行うことは可能です）。

助手席を外しましたら、リアバルクヘッド部分のパーツをどんどん外していきます。

ここまで外れましたら、まずは通常の販売前メンテナンスで実施できない部分を清掃します。

加えて、取り外したトリム類も裏側まで清掃しておきます。

清掃が一通り終わりましたら、カーペットを留めているクリップを取り外し、助手席後ろのカーペットをめくると、今回交換するメインリレーに出会うことができます。

因みに、左側奥にある銀色のものがECUで、メインリレーは手前の灰色のパーツとなります。

取り付けてあるメインリレーのステーから、一度交換歴があることがわかります。

本車両はメインリレーの交換歴のある車両とお客様にお伝えしておりましたが、トラブルを未然に防ぐ意味合いで、今回のご納車前に交換をご用命頂きました次第で御座います。

尚、メインリレーが故障してしまいますと、温間時を中心にエンジン始動が困難になってしまいますので、困りものです。

ここまでくれば、メインリレーの交換自体はカプラーを外して付け替えるだけですが、取り外した段階でリアバルクヘッドを一通り清掃しておきます。

こんなタイミングでしかなかなか清掃する機会は無いと思いますので。。。

一通りの清掃が終わりましたら、新しいメインリレーを取り付けて、エンジンの始動チェックをします。

問題無くエンジンが始動しることを確認致しましたら、カーペットやドキュメントBOX、トリム類、シートを元に戻していけば作業は完了です。

これでメインリレーのトラブルに関しては当分の間防ぐことができますので、ご納車後もご安心頂いてお乗り頂けるかと存じます。

以上、ここまで3回に分けて、ご納車前オプション作業としてご用命頂きました、エンジンオイル交換、オイルフィルター交換、ミッションオイル交換、メインリレー交換の様子をご紹介して参りましたが、次回はお客様にご納車後も安全且つ安心してドライブを楽しんで頂く為に、弊社におきまして全車両に行っておりますご納車前整備の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。