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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日入庫のお知らせをさせて頂きました『オリジナル状態で整備箇所多数 2オーナー程度良好 HONDA BEAT』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、作業の様子を順次ご紹介しております。

前回はフロント廻りの状態確認及び清掃の様子をご紹介致しましたが、今回は【ボディー状態確認編③】として、リアバンパーを外してリア廻りの修復歴有無や錆の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。

※フロントの様子はこちら ⇒ HONDA BEAT 販売前メンテナンス ボディー状態確認②

リアバンパーを外しての確認作業の目的は基本的にフロントと同様ですが、リアエンドパネルやトランクフロアパネル、そしてサイドフレーム等の修復歴の確認とマフラーの状態確認、遮熱板の状態確認などを行うこと、そして普段は手が届かない部分まで清掃を行って綺麗にすることで御座います。

では早速確認作業に入りますが、まずリアバンパーにおいては、ナンバープレートのナットクリップに全く錆が出ておらず綺麗な状態が保たれております。

こういった点も錆の少なさなどを図り知ることができるポイントの一つとなります。

そして、リアバンパーを外す作業となりますが、リアバンパーの取り外しは、ガーニッシュに隠れた正面左右のボルト2本と底面にあるクリップ2ケ、バンパー両端のビス2本、そしてバンパー上部のクリップ5ケとライセンスランプの配線を外し、左右を広げる様にバンパーを手前に引っ張ると外れます。

バンパーが外れましたら遮熱板も外して状態確認及び清掃を行います。

この状態で、リアエンドパネルやトランクフロアパネル、そしてサイドフレーム等のボディー各部に接触跡や修正跡が無いか、シーラーの状態などから交換歴等が無いか確認致しますが、当たった跡や交換歴、補修歴が無いので、リアも修復歴は無しと判断できます。

更に、パネル間などの錆も少なく、リアの状態も大変良好であることが確認できました。

また、ここで一つ驚きポイントが・・・

なんと、テールライト下の純正スポンジが残っております。

この純正のスポンジが残っている車両は滅多にありませんので（以前販売させて頂きました雨天未走行の車両は残っておりました）、この点からも本車両の保管状態の良さを伺い知ることができます。

加えて、取り外したマフラーの遮熱板も錆や焼けがほとんど見られない大変良好な状態です。

本車両は本当に各部状態が良好で、安心して作業を進めることができます。

ボディ側の状態確認と清掃が終わりましたので、バンパー側の清掃に入ります。

バンパーの清掃においては、付属品を全て取り外して徹底的に清掃を行います。

ライセンスライトのホルダーやレンズの清掃、ステー類においては再塗装も行っております。

そして、バンパーを清掃の後に各付属品を装着します。

これでバンパー側も綺麗になりました。

もちろん、ガーニッシュ裏側まで清掃済みです。

また、ガーニッシュは無塗装樹脂ですが、白濁化もしておらず、黒々としております。

これにてリアバンパーを外して行う状態確認と清掃は終わりですので、遮熱板を車体に取り付けた後に・・・

バンパーを取り付ければ、リア廻りの修復歴有無確認や錆の状態確認、及び各部清掃作業は完了となります。

リアにおける修復歴は無く、状態が良好であることが確認でき、更に各部清掃まで行いましたので、リア廻りは完璧です。

以上、ここまで3回に渡りボディーの状態確認編としまして、BEATの錆弱点ポイントといえるサイドシルや、フロント及びリア廻りのボディーの状態確認及び各部清掃を進めて参りましたが、各部修復歴が無い上に錆が少なく、ボディーの状態が大変良好であることを確認できました。

更に、テールライト下のスポンジが残っていたりと、さすが完全屋内車庫保管車両といえる保管状況の良さを改めて確認できたと言えます。

お客様におかれましては、ボディーの状態に関しまして安心してご購入頂けるかと存じます。

ということで、ボディーの状態確認及び清掃としては以上となりますので、次回はエンジンルーム内の確認及び清掃の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。