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ご依頼作業:BMW F30 320d M-Sports LCIモデル ドラレコ取付①
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、BMW F30型 320d M-Sports LCIモデルにおきましてドライブレコーダー取り付け(コムテック ZDR037+駐車監視機能)作業をご用命頂きました。
因みに、この度作業をご用命頂きましたY様は、以前弊社にてバッテリー交換作業をさせて頂きましたお客様で、今回で2回目の作業ご依頼を頂いた形となります。
誠にありがとう御座います。
そこで、今回と次回の2回に分けてドライブレコーダー取り付け作業の様子をご紹介致します。
今回取り付けを行うドライブレコーダーはお客様のご希望により、コムテック製のフロント360°カメラ+リアカメラの2カメラとなるZDR037で、加えて駐車監視機能もご希望されましたので、別途駐車監視機能用の電源ケーブルを用意して取り付けを行います。
今回はご依頼作業でしたが、最近時はご納車の際にドライブレコーダーの取り付けをご用命頂くことが本当に多く、事故の際の証拠画像となったり、煽り運転にあった際の記録、抑止などに活躍する昨今では必需品となりつつある装備と言えます。
尚、弊社では室内異音でお困りのお客様の異音対策作業も良くご用命頂きますが、ドラレコなどの後付け部品の配線による異音のケースが多々ある為、弊社で取り付けを行います際には徹底的に異音処理を行った上で取り付け作業を行い、室内から異音が発生しない様に拘りを持って作業を行っております。
では、早速取り付け作業のご紹介に入ります。
通常は、本ドラレコ取り付け時はシガーソケットからの電源のみで事足りますが、今回は駐車監視機能を付加する為、常時電源及びACC電源の確保が必要となります。
従いまして、各電源はトランクルームにあるヒューズBOXから取ることにしました。
また、今回の配策経路としては、フロントカメラへの配線は、リアヒューズBOX⇔リアシートサイド⇔リアサイドステップ⇔フロントサイドステップ⇔ダッシュボード横⇔Aピラー⇔ヘッドライニングを通しフロントカメラへ、リアカメラ配線は、リアカメラ⇔Dピラー⇔リアシートサイド、その後はフロントカメラへの配線と一緒にフロントカメラに接続します。
ということで、まずは配線が車内から見えない様に、そして配線による異音が出ない様に配策する為に、ドラレコの配線が通る箇所のトリムやガーニッシュ、シート等を取り外していきます。
リアカメラの配線経路となるCピラーガーニッシュも外しておきます。
配線経路のトリムやガーニッシュが外れましたら、続いてはリアカメラの設置を行います。
カメラの設置場所は事前にお客様とご相談の上決定しております。
続いて、リアカメラからフロントカメラへの配線をルーフライニング内とCピラーを通してリアシート横まで持ってきますが、配線による異音が出ないようにTESAテープで異音処理を行った上で、純正ハーネスと共に各部固定しながら通します。
基本的にクリアランスの観点から配線は純正ハーネスと同じ経路を通る様にしております。
続いては、フロントカメラへ接続する電源線の配策作業ですが、まずはヒューズBOXから常時電源とACC電源を取り、リアシート横まで持ってきます。
電源線もしっかりと異音処理を行っております。
そして、リアシート横にてリアカメラからの配線と合流して、3本の配線を異音処理を行った上でサイドステップ内を通してフロントまで引き込みます。
あとは、ダッシュボード横からAピラー、ルーフライニングを通してフロントカメラへ電源線とリアカメラ線を繋ぐことになりますが、本車両は後付けの地デジアンテナ線がAピラーとダッシュボード横に通してあり、異音処理が全くされていない状態で入れ込んであるだけでしたので、この際にドラレコの配線と一緒に異音処理を実施しておきます。
ここまできましたらフロントカメラの設置に入りますが、この後の作業は次回にご紹介致します。
では、失礼致します。