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ご依頼作業:シボレーコルベット(C8)ガラスコーティング施工【マスキング作業~ポリッシング編】
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、ご依頼作業としまして新車のシボレーコルベット(C8)において、ガラスコーティング、ホイールコーティング、ウィンドウ撥水コーティング施工をご用命を頂きましたので、作業時の様子をご紹介しております。
前回は、洗車から塗装面の状態確認、鉄粉除去作業の様子をご紹介致しましたが、今回は、マスキング作業から、細かい傷や不純物を取り除き艶々で綺麗な塗装面に仕上げるポリッシング作業までを行いました際の様子をご紹介致します。
では、前回ご紹介致しました鉄粉除去作業の続きであるマスキング作業に入ります。
このマスキング作業は、コンパウンドがパネルの隙間に入り込んでしまったり、付着してしまう事を防ぐことと、無塗装樹脂部分などポリッシング作業の際に研磨したくない箇所を保護する目的で、主にパネル隙間部やエンブレム、メッキ部、無塗装樹脂部、ライトなどにマスキングテープを貼ります。
エンジンフードのエアアウトレット部分などもしっかり塞いでおきます。
マスキング作業が完了しましたら、続いてはコーティング施工における肝の作業であるポリッシング作業に入ります。
この度のお車は新車状態ですが、洗車傷が多数入っている為、完全屋内施工にて専用照明を用いてポリッシング作業を行うことで、きちんとボディー表面にある傷の状態を把握しながらしっかりとポリッシング作業を実施することができ、確実な小傷の除去および艶の向上が可能で御座います。
尚、ポリッシング作業は、塗装の状態や傷の深さ、種類などに応じて、最適な研磨剤(コンパウンド)とバフの組み合わせを選択して作業を行いますが、基本的には小傷を除去するポリッシング工程、艶を向上させるポリッシング工程の2工程を踏んでポリッシング作業を行うこととなります。
ポリッシングは各パネル毎に、細かい範囲を区切って塗装面の状態を確認しながら磨き残しの無いように慎重に進めて行きますが、以下にポリッシング作業前後の塗装面の変化をご紹介して参ります。
まずは、ルーフ部分から・・・
※ルーフポリッシング前
小傷がたくさん入っていることが確認できます。
※ルーフポリッシング後
小傷を除去するポリッシング後に艶を向上させるポリッシングを行うことで、傷を綺麗に除去しながら、艶感が向上していることがご確認頂けるかと存じます。
続いてボンネットです。
※ボンネットポリッシング前
ボンネットにもライト廻りに小傷が多数確認できますが・・・
※ボンネットポリッシング後
ポリッシング作業で綺麗な塗装面になりました。
続いてどんどんご紹介して参ります。
※フロントフェンダーポリッシング前
※フロントフェンダーポリッシング後
※ドア後部ポリッシング前
※助手席ドア後部ポリッシング後
※リアエンジンフードポリッシング前
※リアエンジンフードポリッシング後
※フロントバンパーポリッシング前
※フロントバンパーポリッシング後
※テールライトグロスブラック部ポリッシング前
※テールライトグロスブラック部ポリッシング後
グロスブラックの部分は施工が難しいのですが、この様に綺麗に致しました。
以上、変化が分かり易い部分を中心にご紹介して参りましたが、もちろん全てのパネル及び細かい部分までポリッシングを行い、塗装面を綺麗にしております。
加えて、今回はウィンドウ撥水コーティング施工もご用命頂いておりますので、ガラス面の軽微なウロコやディーラー様の洗車の際に付着致しました撥水コーティング剤を完全に除去する為にウィンドウガラス面もポリッシング作業を行っております。
そして、最後に磨き残し箇所が無いかを念入りに確認致しましたら、コーティング作業における最重要行程であるポリッシング作業は完了となります。
ポリッシング作業が完了した時点で、細かい傷が除去されたことで塗装面がより平滑化され、車のボヤっとした雰囲気がキリっと引き締まった艶と光沢感に変化していることがわかります。
この綺麗になったボディー面にガラスコーティング剤を塗布することで、更にヌメヌメとしたガラスコーティング独特の光沢感を引き出していくことになります。
続いての作業は、研磨粉を落とす為の洗車、脱脂作業及びガラスコーティング剤の塗布作業となりますが、続きの作業の様子は次回にご紹介致します。
では失礼致します。