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ご依頼作業:シボレーコルベット(C8)ガラスコーティング施工【洗車~状態確認編】
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、ご依頼作業としまして、新車のシボレーコルベット(C8)において、ガラスコーティング、ホイールコーティング、ウィンドウ撥水コーティング施工をご用命を頂きました。
誠にありがとう御座います。
この度弊社にガラスコーティング施工をご用命頂きました経緯で御座いますが・・・
以前、お客様が新車でご購入されましたHONDA N-ONEにおけるガラスコーティングをご用命頂き施工させて頂いたのですが、その仕上がりやコーティングの効果に関しまして大変ご満足を頂きまして、この度も新車の状態でシボレーコルベットのガラスコーティング施工をご用命頂きました。
※HONDA N-ONEコーティング施工の様子はこちら ⇒ HONDA N-ONEガラスコーティング施工
実際に施工した状態にご満足頂きまして同じお客様からご用命頂くというのは光栄であり、自信にも繋がりますので本当にありがたいことで御座います。
因みにで御座いますが、何度かコーティングのブログでお伝えしておりますが、新車状態でも工場出荷時の洗車、輸入車ではPDIセンターでの洗車及び鉄粉除去作業、そしてディーラでの洗車など何度も手が入ることにより必ず塗装面に傷が入ってしまっているものであります。
そこで、弊社では、ホコリや砂などの傷の原因となる外的要因をシャットアウトできる完全屋内スペースにて必要最低限のポリッシング作業を行うことで、傷を除去し艶々の綺麗な塗装面に仕上げることが可能であり、傷一つ無い本当の新車状態に仕上げて参ります。
そして、その綺麗になった塗装面の上にガラスコーティング塗布を行うことで、塗装面の保護と光沢感の向上、そしてメンテナンスの容易化が可能となります。
ということで、今回より4回に渡りシボレーコルベット(C8)におけるガラスコーティング施工の様子をお伝えして参りますが、今回は、洗車から、持ち込まれた車両の状態をしっかり確認する作業までをご紹介致します。
今回作業致しますシボレーコルベット(C8)ですが、ボディーカラーはアークティックホワイトというパールホワイトで、まさにスーパーカーの佇まいであり、今までFRの駆動形式が今回のC8型からMRの駆動方式へと大幅な変化を遂げました。
それに伴って、ある意味、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンといった車と横並びで見ることができる車両になったと言えます。
実際にお客様のそれらの車も検討なさったそうですが、この形と、コストパフォーマンスで今回はコルベットを選択なさったとのことでした。
エンジンはコルベット伝統のOHV形式のシリンダーヘッドを持ったV8 6.2LのNAで、最高出力502ps、最大トルク65.0kg-mと物凄い性能で、そのエンジンに8速DCTの組み合わせの様です。
エンジンを始動した際には、『バフォーン!!』とスゴイエキゾーストサウンドで、素直にカッコイイです。
以上の様な、いやはや凄い車両で御座いますが、まずは塗装面の状態確認をしやすい様に洗車を行います。
洗車においては、洗車による傷を防ぐ為、たっぷりの水でホコリや汚れを流してから、摩擦が少なくなる様にボディーにたっぷりの泡を付けて、マイクロファイバータオルにて1方向に優しくなでるように洗っていきます。
そして、エアブローも併用し傷が付かない様に優しく拭き上げましたら、ドアヒンジ部やフロントフードやリアエンド部分など細かい部分まで綺麗にしておきます。
これで塗装面の状態が良く確認できるまで綺麗になりましたので、専用のライトを用いて塗装面の状態確認に入ります。
これはボンネットですが、ライトの廻りに薄い傷が多数入っていることがわかります。
ルーフ部分はパールブラックなので傷が見えやすいかと存じます。
新車でご納車から間もなくの入庫でここまで洗車傷が入っているということは、ディーラー様が洗車機で洗車したのかもしれません。。。
せっかくの新車なので私がオーナーなら大変残念です。
もちろん、この傷のせいで艶はくすんだ状態になってしまいますので、しっかり傷を除去して、塗装面を整えることで艶の向上を図ります。
以上、塗装面の状態確認が終わり、私の中で作業メニューが固まりました。
続いての作業は、状態確認時に鉄粉の付着が見られましたので、鉄粉除去作業に入ります。
鉄粉は後工程のポリッシングの際に巻き込んで新たな傷をつけてしまう可能性があるので、しっかりと除去しておく必要があります。
全体では無く、1部に鉄粉が付着している状態でしたので、PDIでの取りこぼしなのだと思います。
鉄粉除去は、鉄粉が見られる部分に鉄粉除去剤を吹きかけて除去しやすい状態にした上で、専用の粘土を用いて鉄粉を除去していきます。
鉄粉が除去できました。
因みに、鉄粉除去に伴う粘土使用は必ず塗装面に傷が入るものであり、後工程のポリッシング作業が必須となりますので、一般の方が粘土のみを使用することには注意が必要です。
ということで、ここまでで洗車から状態確認、鉄粉除去作業まで終わりましたので、続いてポリッシング作業に入る前の作業であるマスキング作業となりますが、以降の作業の様子に関しましては、次回ご紹介致します。
では、失礼致します。