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SUZUKI SWIFT SPORTS(ZC32S 6MT)販売前メンテナンス 足廻り状態確認及び車高調整 その②
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
注文販売車両として入庫致しました SUZUKI SWIFT SPORTS(ZC32S)ですが、通常の販売車両と同様に販売前メンテナンスとして内外装の徹底清掃及び足廻りの確認、清掃を実施致しますので数回に渡り作業の様子をご紹介しております。
前回はフロントにおける足廻り状態確認、清掃、車高調整の様子をご紹介致しましたが、今回は第4回としてリアにおける足廻り状態確認、清掃、車高調整を行った際の様子をご紹介致します。
では早速作業の様子ですが、運転席側のリアからです。
清掃前でも過度な汚れなどは御座いませんが、清掃を行っていきます。
汚れが落ち、綺麗さっぱりです。
アーム類やステー類などの状態も錆など無く良好です。
リアサスペンションも、TEINのTYPEZサスペンションですが、オイル漏れも無く、こちらも大変綺麗な状態です。
スプリングに異音が出ない様にゴムが装着されている点からも、TEINのサスペンションの快適性向上への取り組みが見て取れて大変好感が持てますし、実際の走行時においてもサスペンションからの異音は出ておりません。
また、リアにもしっかりハブベアリングが装着されております。
因みに、本車両のリアサスペンション形式はトーションビーム式で、ブーツ類の類のものはありませんのでブレーキパッドの確認を行います。
リアブレーキパッドの残量は約7.5mmあり問題無しです。
ブレーキディスクの摩耗状態も問題ありません。
そして、フロントと同様に、リアも車高調整を行いますが、リアはスプリング別体式でダンパーとスプリングそれぞれの調整が必要となります(車高はスプリングで調整)。
ちなみに、リアのレバー比は1.36となりますのが、スプリングシートを7mm上に上げましたので、これで約10mmの車高ダウンとなるはずです。
スプリングの調整を行いましたら、ダンパーの長さ調整も行う必要がありますので調整致しました。
以上で運転席側リアの作業は完了ですので、続いて助手席側リアの作業に移ります。
こちらもインナーフェンダーに汚れはありますが、サスペンションからのオイル漏れも無く、距離相応の状態といえます。
清掃をすると大変綺麗な状態になりました。
ブレーキパッド残量も7.5mmあり、ブレーキディスクの状態も問題ありません。
もちろん、助手席側も車高調整を実施しております。
最後の作業としまして、リアのホイールも確認と清掃を致します。
リアのホイールもWeds製のSA-15Rで大変綺麗な状態です。
また、タイヤはフロントと同銘柄の2020年製のTOYO製PROXES CF2が装着されており、残量も5mmある為、まだまだ当分使用可能な状態です。
以上でリアの足廻りにおける状態確認及び清掃も完了となりますが、リアにおいても問題となる箇所は無く、良好な状態であることが確認できました。
また、車高に関しましても、フロント15mmダウン、リア10mmダウンで精悍なスタイルになりました。
過度な車高ダウンは様々なデメリットがあることをお客様にお伝えした上で、この車高ダウン量とさせて頂きましたが、これでお客様にもご満足頂けるかと存じます。
以上、 SUZUKI SWIFT SPORTS(ZC32S)における、フロント、リアの足廻り状態確認及び清掃を行って参りましたが、各部の状態は良好であり、サスペンションからのオイル漏れや、ブーツ等ゴム部品のひび割れや破れも無く、更にブレーキパッドといった消耗品などにおいても交換が必要になる部品が無いことを確認出来ましたので、お客様におかれましてはご納車後も安心して運転をお楽しみ頂けるかと存じます。
ここまで4回に渡り、販売前メンテナンスの様子をご紹介して参りましたが、次回はオプション作業としましてご用命頂きましたドライブレコーダー取り付け作業の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。