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女性1オーナー 走行少ない特別仕様車 HONDA N-WGN 納車整備 エンジンオイル交換
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
既に先日ご納車済みの車両となります、『女性1オーナー 走行少ない特別仕様車 HONDA N-WGN』ですが、全ての車両においてご納車前に実施している通常のご納車前整備に加えて、オプション作業として以下の作業をご用命頂きました。
①エンジンオイル交換
②ドライブレコーダー取付(前後2カメラタイプ)
そこで、今回は①エンジンオイル交換作業を行いました際の様子をご紹介致します。
オプション作業ブログには良く記載をしている内容で御座いますが・・・
ブログにてご用命頂きました整備の様子をご紹介している目的としましては、お客様が直接見ることのできない作業の様子をご紹介することで、依頼頂きました作業をちゃんと行っているのか?という不安を払拭し、安心して運転を楽しんで頂くことにあります。
では早速エンジンオイル交換を行いました際の様子をご紹介して参ります。
(オイルフィルターは前回に交換されていた為、今回はエンジンオイルのみの交換となります)
オイルフィルター交換を伴わないエンジンオイル交換の方法としては、抜いて入れるだけという簡単なものですが、いくつか注意点(後述します)もあります。
では早速エンジンオイルを抜いていきます。
このJH1型N-WGNでは、オイルパンの前側にドレンボルトがありますので大変作業がしやすいです。
ドレンボルトを緩めて外すとオイルが出てきます。
オイルを抜く際はオイルフィラーキャップを外しておくとオイルの排出が容易になりますので、忘れずにオイルフィラーキャップを外しておきます。
そして、オイルを抜き終わったら、ドレンワッシャーを新品に交換して規定トルクの40N・mでボルトを締め付けます。
※右が使用済みワッシャー、左が新品ワッシャー
エンジンオイルドレンボルトは大変重要な部品の一つであり、緩むと絶対にいけないですし、閉めすぎるとオイルパンネジ山を痛めてしまいますので、必ずトルクレンチにて規定トルクで締め付けることが重要です。
また、ドレンボルト周辺にはオイルが付着していますので、パーツクリーナーで綺麗にしておきます。
(交換後にオイル滲みが発生していないか確認する為にも、しっかり綺麗にしておきます)
続いて、新品オイルをエンジン上部から入れる作業に入ります。
今回はホンダ純正オイルであるURTRA LEO(0W-20)を使用致します。
少し価格は高めではあるものの、HONDA車のエンジンにはHONDA純正オイルが一番との考えから、通常は純正オイルをご提案させて頂いております。
オイル缶からジョッキにオイルを移して、注入口からオイルを入れていきますが、一旦、規定量の8~9割ほどのオイルを入れ、レベルゲージのUPPERレベル付近にあることを確認しましたら1度エンジンを始動します。
これは、エンジンを回すことで、各部オイルラインにエンジンオイルを1度循環させて正確なオイルレベルを測る為です。
数十秒エンジンを回したらエンジンを停止させて、少し時間をおいたら再度レベルゲージにてオイルレベルを見ます。
この際も、エンジンを停止してすぐにオイルレベルを測るとオイルが落ちる前のレベルを見ることになってしまうので少し時間を置くこともポイントです。
そして、エンジンを一度回すと、オイルレベルは下がっているはずなので、もう一度オイルレベルゲージのUPPERラインまでオイルを追加します。
きっちりUPPERレベルとなりました。
オイル交換における大きな注意点としては、UPPERレベル以上は決して入れないことです。
オイルが少なすぎることももちろん問題ですが、多すぎても油面をクランクウェーブが叩いたりすることでオイルの早期劣化やブローバイガスの過多に繋がりますので、もし入り過ぎたら面倒ですがUPPERレベル以下となるまでオイルを抜くことが大切です。
そして、再度エンジンを始動しエンジンを暖めてオイル粘度を下げた状態で、ドレンボルトからオイルの漏れ・滲みが無いか、異音が無いか、オイルフィラーキャップがしっかり締まっているかを確認しましたらエンジンオイル交換作業は完了です。
これで、気持ち良くドライブをお楽しみ頂けるかと存じます。
以上、今回はN-WGNのエンジンオイル交換の様子をご紹介して参りましたが、次回はドライブレコーダー(前後2カメラタイプ)取付作業を行った際の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。
では、失礼致します。