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錆少なく程度良好 無限マフラー/ワタナベホイール装着 HONDA BEAT 納車整備 ラストストッパー取付
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度ご成約を頂き、ご納車を控えております、『錆少なく程度良好 無限マフラー/ワタナベホイール メンテバッチリ HONDA BEAT』ですが、ご納車前整備のオプション作業として以下の作業をご用命頂きましたので、作業の様子を順次ご紹介しております。
※本車両の詳細はこちら ⇒ HONDA BEAT 入庫しました
①Aピラーグロスブラック塗装(外注作業)
②ドアミラーグロスブラック塗装(外注作業)
③LEDヘッドライト交換
④ラストストッパー取付
⑤ステアリング交換(オフセットステアリングボススペーサー取付)
⑥ドアウェッジ交換
⑦エンジンオイル交換(フィルター含む)
⑧ミッションオイル交換
⑨ブレーキフルード交換
⑩ガラスコーティング施工
前回は①Aピラーグロスブラック塗装②ドアミラーグロスブラック塗装③LEDヘッドライト交換の様子をご紹介致しましたが、今回は④ラストストッパー(ヘビーデューティータイプ)取り付け作業の様子をご紹介致します。
※LEDヘッドライト交換の様子はこちら ⇒ HONDA BEAT LEDヘッドライト交換
今回取り付けを行いますTo FIT製のラストストッパーはバッテリー電力を用いて断続的に電子を送ることにより錆の進行を抑えるという製品です。
お客様は以前お乗りであった車両でもご使用されていた様で、ボディーの錆に気を付ける必要のあるBEATにおいても取り付けをご用命頂きました。
製品には4本の配線があり、電子を流すパルス線2本をボディーに接続し、残る2本をバッテリーのプラス端子及びマイナス端子に接続する形となります。
取り付けとしましては、本体をバッテリーのあるリアトランク内に設置し、2本のパルス線をトランクからエンジンルーム、室内へと通し、助手席側リアバルクヘッド(室内側)及び運転席シートレールに固定することとしました。
では、早速取り付けですが、配線を室内まで通す為の準備として、バッテリーを取り外します。
続いては、エンジンルームのメンテナンスリッドを取り外し、エンジンルームが見える状態にしておきます。
そして、助手席側バルクヘッドのグロメットを通して配線を室内に引き込むので、室内側のパネルやガーニッシュ、ドキュメントBOX等を取り外します。
これで、2本のパルス線をトランクルームから室内に引き込む準備ができましたので、実際にパルス線の配策作業に入ります。
まずは、トランクの純正配線が通っているグロメットを利用して、パルス線2本をトランクルームからエンジンルームへと通します。
エンジンルームまで配線が通りましたので、固定作業は後にして、続けて配線を室内に引き込みます。
室内への引き込みは、助手席側リアバルクヘッドにあるゴムのグロメットを使用しました。
ラストストッパーとは関係ありませんが、ECUが純正品では無いことが見て取れます。
恐らくROMがスポーツROMに交換されているのだと思いますが、どおりで随分加速が鋭い訳です。
エンジンOHとこのスポーツECUの組み合わせで、乗ってすぐにわかるほどこのBEATは加速が良いです。
配線が通るグロメットにはしっかり防水処理をしておきます。
続いては、2本のパルス線をボディーに固定する作業ですが、1本はリアバルクヘッドに固定します。
そして、もう1本はリアバルクヘッドを這わせて運転席側までもってきて、カーペット内を通し、運転席シートレールボルトに固定します。
配線は遊んで音が出ない様に異音低減処理を行っております。
また、可能な限り配線が見えない様に工夫して通しました。
これで、配線が見える事無く、スマートに取り付けができました。
あとは、配線を各部固定していく作業を行います。
特に、エンジンルーム内の配線は、エンジンの振動による影響を受けない様にボディー側に固定をしております。
そして、トランクから配線を通したグロメットもしっかり防水処理を行いましたら残るはラストストッパー本体を固定する作業ですが、本体はバッテリーケースの側面に貼り付けを行い、バッテリーのプラス端子とマイナス端子に配線を繋ぎます。
これで、ラストストッパー本体のインジケーターも確認できることに加え、配線をバッテリー裏側を通すことでトランクルーム内の配線の露出も最小限とすることができます。
以上でラストストッパー取り付け作業は完了ですので、メンテナンスリッドや幌、そして室内側のパネルやガーニッシュ、ドキュメントボックス、シートを元に戻し、最後に清掃を行って全ての作業が終了です。
これで、錆の進行を最小限に抑えることができるので、現状の錆の少ない状態を維持して頂けるかと存じます。
お客様の『このBEATを大切にしたい』という想いが伝わってきて、私も嬉しくなります。
以上、今回はラストストッパー取り付け作業の様子をご紹介致しましたが、次回はステアリング交換及びドアウェッジ交換作業の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。