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HONDA FD2 CIVIC TYPE-R ご納車前オプション作業 マフラー+触媒交換
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
先日で御座いますが、注文車両として販売させて頂きました HONDA FD2 CIVIC TYPE-R(ホンダ シビック タイプR)を京都府にお住まいのお客様にご納車させて頂きました。
そこで、ご納車前メンテナンスとして、内外装の徹底清掃及び足廻りの確認、清掃を実施致しました事に加え、オプション作業としましてマフラー+触媒の交換及びウィンドウ撥水コーティングもご用命頂きましたので、その作業の様子をご紹介しております。
前回は足廻りの状態確認及び清掃の様子をご紹介致しましたが、今回はオプション作業としてご用命頂きましたマフラー及び触媒交換作業の様子をご紹介致します。
※内外装徹底清掃の様子はこちら ⇒ HONDA CIVIC TYPE-R 内外装徹底清掃
※足廻り状態確認及び清掃の様子はこちら ⇒ HONDA CIVIC TYPE-R 足廻り清掃・確認
では、まずはマフラー交換の様子をご紹介致します。
マフラーに関しましては、弊社に入庫時は純正のマフラーが装着されておりましたが、お客様がサーキット走行を見据え、マフラーサウンドに関してももう少し刺激的な方がお好みとのことで、社外マフラーをお持ち込みでご納車前に交換させて頂きました。
では、早速純正マフラーを外します。
今回はいわゆるリアピースのみの交換ですので、運転席側リアホイールハウス内よりフレキシブルジョイントのボルト2本を外し、マフラーゴムを外せば純正マフラーは簡単に外れます。
ボルトの錆による固着も無く、容易に外れてくれましたので、何よりです。
そして、この度装着するマフラーを準備します。
3Q自動車様のマフラーとお伺い致しましたが、完全に直管です(笑)
なので、非常に軽いですので、軽量化にもなると思います。
装着は逆の手順で、マフラーゴムを移植して、付属の新品フレキシブルガスケットを装着し、今回装着するマフラーを取り付ければ完了です。
マフラー出口がバンパーの中央になる様にボルト締め付け具合を調整しながら取り付けしましたので、出口位置も完璧です。
以上で、マフラー交換は完了です。
続きましては、触媒の交換作業を行います。
お客様は動画で見た、触媒ストレートにした際のマフラーサウンドが大変お気に召した様で、触媒ストレート化もご希望でなされ、マフラーと同時にお持ち込み頂きましたので、併せて交換作業を行いました。
作業としましては、マフラーと同様に現在付いている純正触媒を外して、新たな触媒ストレートに交換するだけですが、触媒側はさすがに高温になりますので、ボルト、ナットが錆により強固に固着しており、ボルト、ナットが外れません。。。
なんとか、LAFセンサーとO2センサー、フロントパイプ側のフレキシブルジョイント部分のボルトは外れましたが、中間パイプ側のナットは本当にびくともしないので・・・中間パイプから全て一度取り外して、触媒のボルトを取り外すことにしました。
これで作業はやりやすくなりましたが、全く緩む気配がないので、最悪サンダーでボルトの切断も考えましたが、それよりも被害が少ない方法を考え、ナットをマイナスドライバーで叩いて回す方法にトライしましたら無事にナットが緩んでくれて・・・ホッとしました。
ということで、純正触媒の取り外しに成功です。
ボルトも無事ですので、車検の際に戻す時も新品ナットを用意するだけで元に戻すことができます。
これがこの度装着致します触媒ストレートです。
そして、この触媒ストレートと中間パイプを車両に取り付けて、各ボルト、ナットを締め付け、LAFセンサー、O2センサーを取り付ければ作業は完了です。
因みに、触媒側とマフラー側含めて車検時の交換作業のことも考え、ボルトとナットには固着防止グリスを塗布しておきました。
最後に、排気漏れが無いかを確認しましたら、マフラー交換及び触媒の交換作業は無事に完了です。
交換後に少し試走をさせて頂きましたが、やはり背圧の関係と、燃調及び点火時期がノーマルのままですので、多少低速トルクの低下はありますが、エンジンが軽やかに吹け上ることは体感できるのと、エキゾーストサウンドは凄いです。
特にVTECが高速側に切り替わった際の音はまさに『パァーーン』という炸裂音で、思わず笑ってしまいました。
これでお客様もご満足頂けるエキゾーストサウンドになったかと存じます。
以上、オプション作業となりますマフラー交換及び触媒交換作業の様子をご紹介致しましたが、次回はウィンドウ撥水ガラスコーティング施工の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。