ブログ
錆少なく程度良好 無限マフラー/ワタナベホイール メンテバッチリ HONDA BEAT 販売前メンテナンス 足廻り状態確認
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
弊社のBEAT在庫車両の1台でございます『錆少なく程度良好 無限マフラー/ワタナベホイール メンテバッチリ HONDA BEAT 』ですが、この度販売前に行います販売前メンテナンスを実施致しましたので、その作業の様子をシリーズでご紹介しております。
※車両に関する説明はこちら ⇒ HONDA BEAT 入庫しました
前回は【エアクリーナーケース確認編】として、ブローバイガスの状態確認とケース内の清掃、トランクルームの清掃の様子をご紹介致しましたが、今回は本BEATにおける最終回【足廻り状態確認編】として、サスペンション等のシャシー部品や足廻りのゴム部品の状態確認及び清掃を行った際の様子をご紹介致します。
※ブローバイガス確認の様子はこちら ⇒ ご納車前メンテナンス エアクリーナーケース状態確認
サスペンションを含めて足廻りの状態は車の乗り味を大きく左右するものですので、弊社では、入庫しました全車両におきまして、足廻りの状態確認を必ず行うようにしており、サスペンションからオイル漏れが無いか、アーム類に曲がりは無いか、ブッシュなどゴム部品に破れなどが無いかなど、状態把握を行っております。
その上で、破れているゴム部品の交換はもちろんのこと、劣化や摩耗が見られる部品に関してはお客様に交換のご提案をさせて頂くなど、車両が本来持つ乗り味やハンドリングを安心して楽しんで頂ける状態でご納車させて頂きたいと考えております。
では、早速、運転席フロントからホイールを外してホイールハウス内の確認及び清掃を行って参ります。
各部の状態確認を行う為に、まずはホイールハウス内、サスペンション、アーム類を柔らかいブラシとタオルにて清掃致します。
砂による汚れが無くなり綺麗になると、ホイールハウスの印象も随分と変わります。
また、本車両には真新しいBRITZ製の全長調整式車高調整サスペンション(減衰力調整式)が装着されておりますが、サスペンションからのオイル漏れはございませんし、ロッドブーツの破れなども無く非常に良好な状態です。
乗り味は基本的にしっかりしたものでありますが、減衰力調整が可能ですので、しなやかな乗り心地からかなりしっかり、どっしりした乗り味までかなり幅広い調整が可能です。
因みに、現在は柔らかい状態にセッティングしておりますが、街乗りの全く苦にならない乗り心地が確保されております。
清掃が終わりましたらホイールハウス内の各部状態確認を行っていきますが、アーム類の錆も少なくやはり状態は良好であり、ブーツなどのゴム部品の状態も問題ありませんでしたので、以降、アーム類やゴム部品類の状態をご紹介して参ります。
はじめに、スタビライザーラバーAですが、ヒビが少なく、カチコチでは無く弾力も残っている状態ですので、どこかのタイミングで一度交換されている様です。
やはり、その他の部分と同様に、足廻り部分のメンテナンスもしっかりされている車両であることがわかります。
本車両のラバーはまだ使用可能ではありますが、このパーツは新品への交換は安価で可能であり、効果を大きく感じることのできるパーツで、交換をご用命頂くことが多いパーツです。
続いて、タイロッドエンドブーツはほぼ新品に近い、大変良好な状態です。
交換されてから間もないと思います。
ロアボールジョイントブーツも全く問題無い状態です。
ラックブーツも同様に問題無い状態です。
ブレーキパッドは残量は約8mmありますので、当分交換の必要はございません。
以上で、運転席側フロントの状態確認及び清掃は完了ですので、続いて、助手席側フロントに移ります。
まずは清掃から行います。
当然助手席側もサスペンションからのオイル漏れやアーム類などの接触跡、また過度な錆も見られません。
では、運転席同様にアーム類やゴム部品の状態をご紹介して参ります。
・スタビライザーラバーA
・タイロッドエンドブーツ
・ロアボールジョイントブーツ
・ラックブーツ
以上、ざっと紹介致しましたが全く問題無い、といいますか、非常に良好な状態であることがわかります。
助手席側のブレーキパッドも運転席側同様に残量は約8mmあり、片減りも無く問題ございません。
フロントの状態確認が終わりましたので、続いてはリアの確認に移ります。
運転席側リアの清掃前の状態がこちら。
サスペンションからのオイル漏れ等ございませんし、ホイールハウスから確認できるサイドフレームも綺麗で、修復歴はありません。
一点ここでお伝えしておきたい点としましては、写真では見え辛いですが、フェンダー上部に爪折り加工が施されております。
ワタナベホイールのオフセットが結構攻めており、ツライチに近い状態なので、前オーナー様が施工したものとなります。
そして各部清掃を行って参ります。
綺麗になりました。
因みに、本車両に限ったことではありませんが、清掃後にシャシーブラックが剥げている部分は弊社にて改めてシャシーブラックの塗布をしておりますので、より綺麗な状態でご納車させて頂いております。
また、アーム類やナックルなどの鉄部品の錆が非常に少ないことが印象的で、アーム類の曲がりなども無く、状態は非常に良好です。
続いて、運転席側リアにおけるブーツの確認を行います。
ドライブシャフトブーツやインボードブーツ共にひび割れも無く、問題ございません。
また、リアブレーキパッドの残量も約8mmですので、残量は十分でございます。
最後に、助手席側リアです。
こちらも通常使用範囲の汚れはあるものの基本的に綺麗な状態ですが、清掃をしていきます。
砂や泥の汚れが落ちて綺麗さっぱりです。
助手席側フレームの状態も曲がりや修復跡はございませんし、また、アーム類やナックルなどの錆が非常に少ない上にアーム類の曲がりなども無く、状態は非常に良好です。
そして、各ブーツも問題ございませんし・・・
ブレーキパッドの残量も約8mmで問題無いことが確認できました。
以上、フロント、リア共に足廻り関連の状態を確認、清掃を行って参りましたが、サスペンションやアーム類、ゴム・ブーツ類、そしてブレーキパッド全て問題無い状態であり、今すぐに交換が必要な部品は無いことが確認できました。
また、ボディーだけでなく、足廻りにおいても全体的に錆が非常に少なく、良くメンテナンスが行き届いており、状態が良好であることも確認できました。
加えて、今回のメンテナンスにてしっかりと各部清掃を行いましたので、足廻りまで含めて綺麗な状態でご納車させて頂くことが出来ます。
ということで、ここまで全7回に渡りまして、『錆少なく程度良好 無限マフラー/ワタナベホイール メンテバッチリ HONDA BEAT 』において、ボディー、シャシー、エンジンの状態、そして内外装含めて状態確認及び清掃を行って参りましたが、本当に各部の状態が良好で気になる部分が少ない車両であることを確認できました。
もちろん、エアコンやスカイサウンドオーディオ、メーターなどの電装品などを含めて、現状不具合が無いことも確認しておりますので、私としましても自信を持って販売させて頂くことのできるBEATで御座います。
少しカスタマイズされている車両ですので、完全オリジナルに拘りのあるお客様にとりましてはご検討の選択肢に入らないかもしれませんが、カスタマイズ内容がお好みに合致しており、とにかくエンジンやミッション、ボディーなどの機関状態が良好なBEATをお探しのお客様におかれましては、安心してご購入頂ける車両かと存じます。
外装や内装における詳細説明や写真におきましては、後日『在庫車両情報』に記載予定ですので、ご興味のあるお客様におかれましては在庫車両情報をご覧頂きました上、ご検討頂けましたら幸甚に存じます。
次回はこの度新たに入庫致しました F56 MINI John Cooper Works(3Door)のご紹介をさせて頂きます。
人気のMINI JCWで走行距離は10,300kmと非常に少なく、KW車高調、NEUSPEEDホイールやDueIL AGパーツ多数装着、そしてDMEパフォーマンスモジュールでパワーアップまでされている程度極上車両です。
また、凄い車が入ってきました。
では、失礼致します。