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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日入庫のお知らせをさせて頂きました『錆少なく程度良好 無限マフラー/ワタナベホイール メンテバッチリ HONDA BEAT』ですが、この度、販売前に行います販売前メンテナンスを実施致しましたので、作業の様子をシリーズでご紹介致します。

※入庫のお知らせはこちら ⇒ HONDA BEAT 入庫しました

今回は販売前メンテナンス第1回目【内装清掃編】として、シートを外して内装を徹底的に清掃をした際の様子をご紹介致します。

TORINO CARSでは入庫致しました全車両に対して実施しております内装徹底清掃ですが、通常お客様が綺麗にすることのできない部分の隅々まで清掃を行ってから販売をしております。

清掃の内容としましては、掃除機がけと拭き掃除が基本的なところとなりますが、BEATやスポーツカーなど座席の低い車両は、シート下やシートサイドなどは掃除機が入らない為、シートを外してフロアの隅々まで清掃致します。

室内を徹底的に綺麗にすることで、お客様に中古車でも清潔感のある状態でドライブをお楽しみ頂きたいという考えから、手を抜くことなく、隅々まで綺麗にさせて頂いております。

では、早速シートを外し、運転席側から清掃をはじめます。

フロアカーペットは砂やゴミなどほとんど無く、前オーナー様が如何に綺麗にお乗りであったかがわかる状態ですが、カーペット後部にシミが見られます。

なにかをこぼしてしまったのでしょうか？

カーペットをめくってこの下の部分を確認しましたが、フロアは濡れておらず錆等は全くないので一安心ですが、掃除機で、フロアカーペットにある砂や石、ゴミを吸い取った後に、洗剤を用いてこのシミの部分を重点的に清掃を行いました。

結果、目視では気にならないぐらいまでシミも綺麗に除去できました。

また、フットレストやペダル類、その奥まで綺麗に拭き掃除をしていき・・・

リアバルクヘッドも清掃しております。

これで運転席側は大変綺麗になりました。

続いて助手側側に移ります。

助手席側もゴミや砂があまり見られない大変綺麗な状態ではありますが、入念に掃除機をかけ、濡れタオルで汚れを落としていきます。

助手席側はドキュメントBOXがあるので、内部まで綺麗にしております。

これで、運転席、助手席共にフロアカーペット周りは綺麗さっぱりです。

因みに、汚い画像で大変恐縮ですが、タオルによる拭き掃除で拭き取った汚れがこちらです。。。

続いて、フロアマットの清掃に入ります。

運転席側は特に汚れが付着しているものですので、柔らかいブラシと洗剤を用いて汚れを落としていきます。

ゴシゴシしたあとは、高圧洗浄機で洗剤を良く洗い流して、しっかり乾かせば、フロアマットの清掃は完了です。

これで、土足厳禁で運転して頂くこともできるかと存じます。

続いては、シートの清掃に入ります。

シートは、掃除機で細かなゴミを吸い取った後に、シートクリーナーで清掃をしていきます。

BEATの弱点ポイントの一つである運転席シートの破れですが、本車両のシートは破れは無く、座面のヘタリも大変少ない状態です。

前オーナー様はこの綺麗な状態で購入したとおっしゃっておりましたので、恐らく前々オーナー様がM.TEC.サージョン様によるOH時に新品、もしくは状態の良い中古品に交換したのではないかと思います。

シートベルトバックルの色あせも少なく、ヤレ感が凄く少ないです。

シート表皮を綺麗に致しましたら、シートレールやサイドブラケットをクリーナを用いて綺麗にします。

このシートレール部分はホコリが大変溜まり易い部分ですので、綺麗にすると見違える様に綺麗になります。

もちろん、助手席側も清掃を行い綺麗な状態です。

このシートレール部分は、車両に乗り込む時に意外と目に入るところですので、綺麗にしておくことで感じる清潔感は全然異なってきます。

これで、フロアカーペット、シートと綺麗に清掃致しましたので、残り、ダッシュボードやドアライニング、センターコンソール、シートサイドガーニッシュなど内装各部の細かい部分まで水拭きにてホコリや汚れを落としましたら、内装の清掃は完了です。

シフトノブ及びシフトブーツはほぼ新品状態です。

BEATにおける劣化が現れやすいドアライニングの日焼けに関しても、助手席側に多少の日焼けは見られますが、状態は良好です。

因みに、ほぼ全ての車両で破損しているといえるドアライニング前側のグロメットですが、本車両におきましても破損が見られましたので、全て新品に交換しております。

グロメットを交換してこの部分がカッチリ固定できることで、走行中のドアライニングのビビリ音がなくなったり、ドアを閉めた際のビビリが無くなることで剛性感まで変わりますので、破損している方はこの部分の交換はおススメです。

清掃が終わりましたので、綺麗にしたフロアに、これまた綺麗にしたシートを元に戻して・・・

しっかり乾かしました清掃済みフロアマットを元に戻しましたら・・・

内装徹底清掃のメニューは全て完了です。

BEATは製造から30年が経過している車両の為、なんというのでしょうか、通常なんとなく埃っぽい雰囲気や匂いが漂うものなのですが、徹底的に綺麗にすることでその埃っぽさが無くなり、お客様には清潔感のある状態で気持ち良くBEATドライブをお楽しみ頂けるかと存じます。

以上、内装徹底清掃の様子をご紹介して参りましたが、次回からは2回に分けてボディーの状態確認の様子をご紹介して参ります。

次回はボディー状態確認①として、BEATの錆定番ポイントであるサイドシルの状態確認及びサイドエアダクトを外してサイドシル内側の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。