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修復歴無く走行距離少ないAP2モデル 無限などカスタマイズ多数の程度極上 HONDA S2000 ボディー状態確認②
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
先日入庫のお知らせをさせて頂き、在庫車両の1台であります『修復歴無く走行距離少ないAP2モデル 無限などカスタマイズ多数の程度極上 HONDA S2000』ですが、販売開始前に行います販売前メンテナンスの様子をシリーズでご紹介しております。
前回は第2回目【ボディー状態確認編①】として、フロントバンパーを外して状態確認及び清掃の様子をご紹介致しましたが、今回は第3回目【ボディー状態確認編②】として、リアバンパーを外して修復歴有無といった状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。
※フロントの状態確認及び清掃の様子はこちら ⇒ HONDA S2000 AP2 ボディー状態確認①
では、リアバンパーを外して、内側のボディーやフレームの修復歴有無確認及び内部の清掃を実施していきます。
リアバンパーの取り外しは、バンパー上部のクリップ3個と、下部のクリップ2個、そしてバンパー両端ホイールハウス内のビス2個を外し、手前に引っ張れば外れますが、ナンバーが車体側に固定をされている為、バンパーをずらしながらナンバー下の爪を外して跳ね上げることでバンパーが車体から完全に外れます。
また、ライセンスランプの配線も外す必要があることと、バンパー両端のホイールハウス内のビスに関しては、本車両は車高調整式サスペンションが装着されている為、タイヤのストロークが小さい故にタイヤを外さないとビスを外すことができませんでした。
ということで、タイヤまで外して無事にリアバンパーが外れました。
因みに、本車両はJ’s RACING製70RSマフラーが装着されておりますが、ものすごくいいエキゾーストサウンドです。
まさにHONDAサウンドと言えるもので、『パァァァーン』と弾ける様な快音を奏でており、VTECが高回転側に切り替わると更に1トーン上がり、思わずニヤけてしまいます。
この音質はDC2インテグラTYPE-RのB18Cエンジンや、EK9シビックTYPE-RのB18Bエンジンといった少し前のHONDAエンジンのサウンドと似た音で、新しいK20Aなどとは異なる音質であり、私は学生時代にこの音にあこがれて、親しんできたので本当に嬉しくなってしまいます。
話が逸れてしまいましたが、リアバンパーの次は、テールランプも外して清掃を致します。
これで隅々まで綺麗になりましたので、この状態でボディー各部の確認を行いますが、リアエンドパネルやサイドフレーム、そしてトランクフロアも修正跡や塗装歴等が無い為、リアも修復歴は無しと判断できます。
これで、フロント、リア共に確実に修復歴が無いことを確認出来ましたので、本当に一安心です。
こういったスポーツカーは修復歴のある車両が多いのが現状で、もちろん買取の際にお客様から聞き取りを行った上で修復歴の有無は確認致しますが、通常確認できないこういった内部の状態まで確認することではじめて確実に判断ができる為、TORINO CARSにとってバンパーを外しての確認、清掃は大事な作業の一つだと考えております。
あとは、外したバンパーも清掃を行います。
普段は手を入れることができない部分なので汚れが溜まっていますね。
テールライトの隙間部分などはこうやって綺麗になると見え方も結構違ってきます。
これで、リアバンパーを外して行う確認作業と清掃は終了なので、テールランプとバンパーを取り付けて全て作業は完了です。
以上、2回に分けて、フロント、リア廻りのボディーの状態確認及び清掃を進めて参りましたが、特に気になる点は無く、大変状態が良好であることを改めて確認することが確認出来ました。
また、通常は清掃することのできない細かい部分や奥まで綺麗に致しましたので、清潔感を感じて頂きながら、気持ち良いドライブをお楽しみ頂けるかと存じます。
次回は【足廻り状態確認編】として、サスペンション等のシャシー部品や足廻りのゴム部品の状態確認及び各部清掃を行った際の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。