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修復歴無く走行距離少ないAP2モデル 無限などカスタマイズ多数の程度極上 HONDA S2000 ボディー状態確認①
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
昨晩はせっかくのスーパームーンの皆既月食でしたが、残念ながら大阪の空は厚い雲に覆われており見ることができませんでした。。。
次は2033年だそうなので、次に期待します!
さて、先日入庫のお知らせをさせて頂き、在庫車両であります『修復歴無く走行距離少ないAP2モデル 無限などカスタマイズ多数の程度極上 HONDA S2000』ですが、販売開始前に行います販売前メンテナンスの様子をシリーズでご紹介して参ります。
前回は第1回目【内装徹底清掃】として、内装関連の徹底清掃を行いました際の様子をご紹介致しましたが、今回は第2回目【ボディー状態確認編①】として、フロントバンパーを外してフロントの修復歴有無といった状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。
※内装清掃の様子はこちら ⇒ HONDA S2000 AP2 内装徹底清掃
では、バンパー内部のボディー状態確認を行う為にフロントバンパーを外す作業から開始です。
まずバンパー上部のボルト5本を外して、バンパーを押さえているガーニッシュを外します。
汚れが溜まっておりますので、綺麗にしておきます。
続いて、バンパー上部の左右に隠れているボルト2本、バンパー下部ボルト6本とクリップ3ケ、そしてバンパー両端のホイールハウス部のビス2ケを取り外し、両端を広げるようにしながら手前に引っ張ればバンパーは外れます。
バンパーが外れましたら、レインフォースに装着されている発砲スチロールを外して状態確認を行いながら内部の清掃を行って行きます。
綺麗になりました。
レインフォースやフレーム、サイドメンバーに関して、当たった形跡が無いか、曲がりや交換歴、修正跡が無いか、そして塗装の状態などから修復歴の確認を行いましたが、本車両は全くもって綺麗であり、修復歴は確実に無しです。
ホンダ車特有とも言えるパネル合わせ面から薄っすらと錆がありますが、その他の錆は見当たらず基本的にかなり綺麗な状態です。
毎回、バンパーを外して内部を確認する際は、状態が良く無かったら・・・板金歴があったら・・・と色々心配しながらの作業ですが、一安心です。
因みに、このパネル合わせ面からの錆は問題無いものなのですが、私がホンダで開発を行っている際にも『見栄えが良くないので何とかしたいね』という会話をしていたことを思い出しました。
ちょうど年式の新しいS660でもパネルの合わせ面からの錆が見えてしまい、社内で情報共有が行われていた時だったと思います。
また、本車両は無限のハイパフォーマンスエアクリーナーが装着されておりますが、吸気口はこの位置にあります。
吸気口下側の樹脂パーツにもしっかりとフレッシュエアーの導入口が空いており、エンジンルーム内に吸気口のある純正に対してかなり吸気温度を下げることでできていると思いますので、確実にパワーアップしていると思います。
単純なむき出しのエアクリーナーでは無く、吸入空気温度まで考慮したしっかりした設計がなされている点がさすが無限と言えます。
続いて、バンパー裏側も通常はなかなか清掃ができず汚れが溜まる部分ですので綺麗に清掃しておきます。
ボディー側だけでなくバンパー側も大変綺麗になりました。
これで、ボディーの状態確認及び清掃が終わりましたので、レインフォースの発砲スチロールを取り付けて、バンパーを元通りに取り付けましたらフロントの状態確認及び清掃は完了です。
S2000は車両の特性上、フロントの修復歴がどうしても多くなってしまう車両ではありますが、本車両は修復歴も無く、状態も大変良好であることが確認出来ましたので、私としましても安心して販売させて頂くことができます(次回ご紹介致しますがリアも修復歴が無いことを確認済)。
因みに、BEATでは錆の発生が多いサイドシル下側に関しましても確認済みですが、大変綺麗な状態で御座います。
以上、フロントバンパーを外してフロント廻りのボディーの状態確認及び清掃を行って参りましたが、次回はリアの状態確認及び清掃となります。
リアバンパーを外しての状態確認及び各部清掃を行った際の様子は次回【ボディー状態確認編②】としてをご紹介致します。
では、失礼致します。