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ご依頼作業:HONDA RVF400(NC35)エンジンオイル・オイルフィルター交換
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、京都府にお住まいのF様より、バイクのHONDA RVF400(NC35)のエンジン始動不良修理作業及びエンジンオイル交換、オイルフィルター交換、車検取得をご用命を頂きました。
前回までにエンジン始動不良修理の様子をご紹介して参りましたが、今回はエンジンオイル交換及びオイルフィルター交換の様子をご紹介致します。
※エンジン始動不良修理の様子はこちら ⇒ HONDA RVF400 エンジン始動不良修理作業
では、早速作業に入りますが、RVF400はエンジンオイル交換に際してカウルの脱着が必要となりますが、エンジン始動不良の修理にてカウルは外しておりますので、そのままオイルを抜くことから始めます。
エンジンオイルはこのオイルパン下面にあるドレンボルトを外して抜きます。
抜いたオイルは色的には新品と大差ありませんが、前回の交換が1年以上前とのことで今回交換をご用命頂きました。
続いて、オイルフィルターを外します。
オイルフィルターを外す際ですが、スペースが大変狭い為、アンダーラジエターのステーを外し、フィルターの前にあるラジエターを少し前側にずらしてフィルターレンチを用いて外します。
異常に硬く締まっており、外すのにかなり苦労しましたが何とか外れました。
オイルフィルターの締め付けトルクは20~30N・m程度なのですが、前の作業者はかなり強く締め込んだ様です。
外したドレンボルト、ドレンワッシャー、オイルフィルターです。
続いて、新品のドレンワッシャーとオイルフィルターを用意し、取り付けに入ります。
オイルフィルターは取り付け前にパッキンにオイル塗布を忘れずに行い、少しでも早く油圧がかかる様に新品オイルをフィルター内にある程度満たしてから取り付けを行います。
ドレンボルトは締め付けトルク40N・m、オイルフィルターは締め付けトルク26N・mで締め付けました。
そして、オイルパンの垂れたオイルを綺麗に清掃しましたら、続いてオイルを入れる作業に入ります。
今回交換するエンジンオイルはHONDA純正オイルであるULTRA S9を使用致します。
オイルフィルターまで交換した際のエンジンオイル量は2.6Lと記載されておりますが、エンジン右側のオイル注入口からレベルゲージを見ながら徐々にオイルを入れていきます。
因みに、オイルレベルゲージは車体を垂直に立てた状態で確認します。
そして、一度アッパーレベル付近までオイルを入れましたら、一度エンジンを回してオイルを各部に行き渡らせ、少し時間をおいた後に再度オイルレベルゲージを確認します。
すると、少しレベルが下がっていると思いますので、再度レベルゲージのアッパーレベルまでオイルを入れればエンジンオイル交換及びオイルフィルター交換作業は完了です。
そして、一度エンジンを暖めて、ドレンボルト、オイルフィルター部からオイルの漏れ・滲みが無いかを確認し、カウル類を元に戻せば、全ての作業は完了となります。
以上で、3回に渡りご紹介して参りました、HONDA RVF400(NC35)におけるエンジン始動不良修理作業及びエンジンオイル交換、オイルフィルター交換作業は完了となり、残りは車検の取得を残すのみとなります。
ご納車整備及び異音低減作業日程との兼ね合いから、車検取得は後日となりますが、車検取得後にお客様にお引渡しさせて頂く予定で御座います。
この度作業をご用命頂きましたF様、少しの間お待たせをしてしまい大変恐縮で御座いますが、もう少々お待ち頂けましたら幸いに存じます。
次回からは、4月13日(火)にご納車予定のHONDA CIVIC HATCHBACKのドライブレコーダー取り付けやガラスコーティング施工など、ご納車前整備の様子をご紹介して参ります。
では、失礼致します。