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希少 走行距離49,600km 程度極上 無限コンプリート HONDA BEAT 納車整備 ガラスコーティング施工【状態確認~洗車編】
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
こちら大阪におきましては、今週末でコロナウィルス蔓延に伴う緊急事態宣言は解除される見通しです。
関東はまだ継続することに加え、もちろんコロナウィルスが無くなった訳ではないですし、医療関連がまだまだ大変なこともあり引き続き感染拡大に最大限の留意が必要な状況には変わりが無いですが、気持ち的に少し『ホッ』とするというのが正直な気持ちです。
我々一般への接種はまだ先になりそうですが、ワクチン接種もようやく始まり、閉塞感の強い世の中に光が見えてきた状況ということもあり、私も希望を持って前を向いて進んで行こうと思う今日この頃です。
さて、先日ご成約のお知らせをさせて頂き、2月26日にご納車予定の『希少 走行距離49,600km 程度極上 無限コンプリート HONDA BEAT』 ですが、通常のご納車前整備に加え、オプション作業として ①ガラスコーティング施工 ②エンジンオイル及びオイルフィルター交換 をご用命頂きました。
※車両のご説明はこちら ⇒ 希少 走行距離49,600km 程度極上 無限コンプリート HONDA BEAT 入庫しました
そこで、今回から3回に分けて、ガラスコーティングを施工した際の様子をご紹介致します。
※本車両におきましては、ご納車前整備作業は全て完了しておりますが、2/26のご納車日までに全ての作業の様子をご紹介できない点、ご理解、ご容赦頂ければ幸いに存じます。
従いまして、ご納車前整備の様子を全てご紹介させて頂きました後にご納車の様子をご紹介予定で御座います。
1回目となる今回は【状態確認~洗車編】として、塗装面の状態確認から洗車作業(水垢除去)までの様子をご紹介致します。
今回施工を行いますBEATは、ほとんどの期間を屋内保管で過ごしてきた車両ですので、大部分がオリジナルの塗装であり、塗装の状態も良好で御座いますが、やはり洗車傷は多数入っていることに加え、退色しやすいフェスティバルレッドの為、若干ですが塗装面が白ボケしている箇所もございます。
そこで、しっかりポリッシングを含むガラスコーティング施工することで、洗車傷の除去を行い、フェスティバルレッド本来の綺麗な黄色の塗装面を引き出すことで、可能な限り新車の状態に近付ける様に気合を入れて各作業を行って参ります!
では、ここで、今回施工しますガラスコーティング作業の一連の流れを以下に記載致します。
①塗装面の状態確認
②洗車(水垢落とし)
③鉄粉除去
④マスキング
⑤研磨(ポリッシング)
⑥脱脂
⑦ガラスコーティング塗布
基本的に上記の手順に従って施工をして参りますが、弊社におけるガラスコーティング施工の特徴と致しましては、全ての作業が『完全屋内施工』という点であり、屋内にて施工を行うメリットは、飛んでくる砂やホコリをシャットアウトすることで各作業において余計な傷が入ることを防ぐことが可能で、仕上がりが異なって参ります。
更に、屋内にて専用の照明を用いて傷の状態を詳細に確認しながら研磨作業(ポリッシング)が可能な為、細かい洗車傷まで綺麗に取り除くことが可能となります。
『傷が見えない状態で傷を取り除くことはできない』という大前提を元に、完全屋内施工に拘って施工をしております。
そして、ポリッシング作業にて細かな傷を取り除いた塗装面の上に、ガラスコーティング塗布(撥水)を行うことで、艶の更なる向上及びメンテナンスの容易化や塗装面の保護が可能となります。
では早速、専用の照明を用いて塗装面の状態確認から行って参ります。
①ボンネット
塗装面としましては、剥げや退色といった劣化の少ない良い状態ですが、この様に、無数の洗車傷が入っていることが確認できます。
特にBEATで言えば、フェスティバルレッドやカーニバルイエローといったソリッドの原色系は洗車傷が極めて目立ち易いです。
また、さすが屋内保管車両、鉄粉の付着は少ないです(鉄粉除去は無しで問題なさそうです)。
②ドア
側面のドアにも、ボンネット同様に多数の洗車傷が確認できます。
③リアフェンダー
④リアトランク
⑤ハードトップ
本車両の無限製ハードトップはブラックに塗装がされておりますが、やはりブラックですので洗車傷は目立ってしまっている状況です。
本車両は、艶もあり、一般的なBEATの感覚からすると大変綺麗な車両と言える状態ですが、以上の様に専用の照明を当てて確認をしますと、多数の細かい洗車傷や薄い擦り傷、そして塗装面のくもり等、車の表情をぼやけさせてしまう要因が良く確認できます。
この細かい傷と、塗装のくもりを取り除くことで、艶が劇的に向上し、車体全体がキリっと締まったフェスティバルレッドが本来持つ綺麗な赤色の車体に生まれ変わります。
以上、塗装面の状態確認が出来ましたので、各作業に入る前に洗車を行い、ホコリなどのポリッシング作業を行う際に傷の原因となる不純物を除去することに加え、同時にエンブレムの淵や、ウォッシャーノズル周辺などに付着している頑固な水垢の汚れを除去します。
ということで、まずは頑固な水垢の除去から行います。
このエンブレム周辺の水垢は本当に頑固で普通の洗車では落とせませんので、専用のクリーナーを用いて取り除きます。
綺麗に除去できました。
ウォッシャーノズル周辺も水垢が溜まり易いので、除去します。
写真はございませんが、リアのエンブレムや、本車両では無限リアスポイラーにも無限のエンブレムがございますので、全て水垢は除去致しました。
細かい部分ですが、この作業を行うのと行わないのとでは車両の印象が結構変わってきます。
水垢の除去が終わりましたので、続いては洗車を行います。
洗車ですが、洗車による傷を防ぐ為、たっぷりの水でホコリを流してから、マイクロファイバータオルにたっぷりの泡を付けて1方向に優しくなでるように洗っていきます。
拭き上げもタオルを1方向に動かすことと優しく優しくを心掛けて拭き上げていきます。
エアーも用いて細部までの水分を除去しましたら洗車は完了ですので、続いてはマスキング作業~ポリッシング作業へと続きますが、以降の作業の様子に関しましては、次回【マスキング~ポリッシング編】にてご紹介致します。
では、失礼致します。
P.S.
今回からガラスコーティング作業の様子をご紹介しております無限BEATですが、2月26日に群馬県のお客様のもとへへご納車する為に、明日大阪を出発する予定で御座います。。。
頑張るぞ~!