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ご依頼作業:BMW F31 320d M-Sports バッテリー交換
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、大阪府枚方市在住のお客様から BMW F31型 320d M-Sports のバッテリー交換及びエンジンオイル・オイルフィルター交換をご用命頂きました。
そこで、今回はバッテリー交換編として、純正バッテリーからVARTA製のAGMバッテリーに交換しました際の作業の様子をご紹介致します。
今回バッテリー交換をさせて頂きますF31 320d M-Sportsは新車登録から5年目の車両ですが、そろそろバッテリーのことが心配で・・・とのことでこの度バッテリー交換をご用命頂きました。
因みに、今回作業をさせて頂きます車両はF31のツーリングとなりますが、基本的に作業内容はF30セダンと変わりありません。
では、早速作業に入りますが、このF31のバッテリーはトランク内の運転席側にあります。
ツーリングでもちゃんと重いバッテリーを後部に搭載しているのは、重量配分適正化の為であり、さすが走りに拘りを持ち重量配分50:50を実現しているBMWと言えます。
バッテリーにたどり着く為に、まずはトランクボードを外します。
そして、運転席側ライニングを外す為に、クリップ類を取り、ライニングを外します。
そして、更にクリップを外し、工具入れを外してようやくバッテリーが見えてきます。
ここからの作業はF30セダンと同じですが、バッテリー上部のステーと、プラス端子側(車体前方側)にベントチューブ、そして、マイナス端子側(車体後方側)バッテリー底部の固定ステーを外します。
後は、プラスとマイナスの端子を緩めて外せば、バッテリーを車から外すことができます。
バッテリーを車外に出す際に、大きなプラス端子とマイナス端子が邪魔になってしまいますので、邪魔にならない様に、タイラップ等で上部に固定しておくと作業しやすいです。
また、バッテリーの重量が26kgと本当に重たいので、渾身の力を入れながら、傷をつけない様に慎重に車外へ引き出します(養生もしておいたほうが良いです)。
左側が5年間頑張ってくれたBMW純正バッテリー、右側が今回交換する新品バッテリーです。
今回交換するバッテリーは純正同等性能のVARTA製 Silver Dynamic AGMバッテリーとなります。
そして、新品のバッテリーを装着していきますが、手順としましては基本的に外した順序の逆です。
バッテリー搭載前のひと手間として、底部を清掃してからこれまた非常に重い新品バッテリーを搭載します。
そして、底面のバッテリー固定ステーとベントチューブ、プラス端子、マイナス端子も取り付けます。
そして、バッテリー上部のステーを取り付け・・・
工具入れを元に戻し・・・
トランクライニングを取り付けて・・・
トランク内をしっかり清掃をしまして全ての作業が完了となります。
トランクボードやトランクマットも清掃しておきました。
お預かりした際よりも綺麗な状態でお渡しすることが基本だと考えています。
交換後は、各機能が問題無く作動するか、エラーが出ていないか確認してバッテリー交換作業は無事に完了です。
バッテリー交換後は、バッテリー交換履歴とバッテリー電圧を車両に入力する作業が必要となりますが、弊社では行うことができませんので、BMWディーラーにて行って頂く様にご案内をしております(無料で行ってくれます)。
以上、F31型のBMW 320d M-Sports のバッテリー交換作業の様子をご紹介致しましたが、次回は同時にご用命頂きましたエンジンオイル交換、オイルフィルター交換作業の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。
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