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20周年記念パーツ多数 メンテナンスバッチリの HONDA BEAT ガラスコーティング施工【状態確認~マスキング作業編】

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

わたくし事で恐縮ですが、昨日、以前ブログで一度ご紹介致しました、徳島県の『あすたむらんど徳島』に家族で出かけました。

※以前ご紹介した際のブログはこちら ⇒ 徳島出張 ~BEAT Ver.F現車確認 及び あすたむらんど徳島

あすたむらんど徳島は、子供がずっと行きたいと言い続けていた公園で、非常に広い園内で、整備が行き届いていて、遊具なども大変充実しているにも関わらず、駐車場代、入園料が無料という大変魅力的な公園です。

公園に到着した頃にちょうど雨が降り始めるというハプニングもありましたが、少しすると天気も持ち直して、子供達も精一杯楽しそうに遊んでいました。

そしてひとしきり遊んでの帰り道、ブログでのご紹介が恒例となっておりました『虹』をまた見ることができました。

しかも非常にくっきりとした半円の綺麗な虹で、更には珍しい『ダブルレインボー』まで見ることができ、また何か良いことがありそうで嬉しい気分になりました。

さて、わたくし事の紹介はここまでにして・・・

10月20日にご納車をさせて頂きました 20周年記念パーツ多数 メンテナンスバッチリのHONDA BEAT ですが、オプション作業としてご用命頂きましたガラスコーティング施工のご紹介が出来ておりませんでした。

そこで、今回、次回と2回に渡りBEATにガラスコーティング施工を行った際の様子をご紹介して参ります。

今回はガラスコーティング施工【状態確認~マスキング作業編】としまして、塗装の状態を確認するところから洗車、鉄粉除去、マスキング作業まで行った際の様子をご紹介致します。

今回施工を行います車両は、基本的に屋内保管車両の為、BEATとしては塗装の状態が良好で御座いますが、やはり洗車傷は多数入っていることに加え、退色しやすいカーニバルイエローの為、塗装面が少し白ボケしておりました。

そこで、しっかりポリッシングして、洗車傷の除去及びカーニバルイエロー本来の綺麗な黄色の塗装面にしてあげることで、可能な限り新車の状態に近付ける様に気合を入れて各作業を行って参ります!

では、ここで、今回施工しますガラスコーティング作業の一連の流れを以下に記載致します。

①塗装面の状態確認

②洗車(水垢落とし)

③鉄粉除去

④マスキング

⑤研磨(ポリッシング)

⑥脱脂

⑦ガラスコーティング塗布

上記の手順に従って施工をして参りますが、弊社のガラスコーティング施工の特徴と致しましては、全ての作業が『完全屋内施工』という点です。

屋内にて施工を行うことで、飛んでくる砂やホコリをシャットアウトでき、各作業において余計な傷が入ることを防ぐことが可能であり、更に、屋内にて専用の照明を用いて傷の状態を詳細に確認しながら研磨作業(ポリッシング)が可能な為、細かい洗車傷まで綺麗に取り除くことが可能となります。

『傷が見えない状態で傷を取り除くことはできない』という大前提を元に、完全屋内施工に拘って施工をしております。

そして、研磨作業にて細かな傷を取り除き、平滑でピカピカな塗装面の上に、ガラスコーティング塗布(撥水)を行うことで、艶の更なる向上及びメンテナンスの容易化や塗装面の保護が可能となります。

でが、早速、専用の照明を用いて塗装面の状態確認から行って参ります。


※ボンネット


※ドア


※リアフェンダー

このBEATも、パッとみた際には、艶もあり、一般的な感覚では綺麗な車両と言える状態ですが、専用の照明を当てて確認をしますと、照明の周りを中心として放射状に入っている細かい洗車傷や薄い擦り傷、塗装面のくもりが確認できます。

この細かい傷と、塗装のくもりを取り除くことで、艶が劇的に向上し、車体全体がキリっと締まった黄色に生まれ変わります。

また、良く見るとボンネット、トランクを中心に鉄粉の付着も確認することができます。

これは粘土を用いての除去が必要となりそうです。

以上、塗装面の状態確認が出来ましたので、各作業に入る前に洗車を行い、汚れやホコリや泥といった、研磨作業を行う際に傷の原因となる不純物を除去します。

洗車におきましても室内にて行いますので、洗車の際に飛んでくる砂やホコリをシャットアウトでき、洗車段階において余計な傷が入ることも防ぐことが可能です。

加えて、ここで、エンブレムの淵や、普段あまり手入れが出来ない隅っこなどに頑固に付着している水垢の汚れを綺麗にしておきます。

例えば、リアバンパーのエアスリット部分など擦っただけでは取れない水垢が付着していますので、専用のクリーナーを用いて取り除きます。

綺麗になりました。

細かい部分まで綺麗にすることで、仕上がりの印象は異なりますので、手抜きをしないでしっかり綺麗にして参ります。

そして、洗車が完了致しましたら、続いては鉄粉除去作業に入ります。

鉄粉はポリッシング作業の際に巻き込んで新たな傷の原因となってしまう為、しっかり除去しておく必要があります。

そこで、まずは鉄粉除去剤を塗布してボディーに付着している鉄粉を浮かして除去し易い状態にします。

上の画像がボンネット、下の画像がトランクですが、鉄粉が鉄粉除去剤に反応して紫色に変化していることがご確認頂けるかと存じます。

そして、数分置いて、鉄粉を除去し易い状態にしたところで、鉄粉除去用の粘土を用いてしっかりと除去していきます。

除去の方法としまして、粘土を動かして鉄粉をからめとっていきますが、この粘土使用も新たに傷を入れてしまう原因となってしまいますので、『あらかじめお湯で柔らかくする』『可能な限り一方向に動かす』『除去面が汚れたらすぐに織り込む』『洗剤等を用いて滑りを良くする』などのことを留意し、極力新たな傷が付かない様にしながら鉄粉を除去していきます。

そして、車両全体の粘度がけが終了しましたら、鉄粉除去剤が残らない様に隙間まで十分な水量でしっかり流して、鉄粉が塗装面に残っていないか確認したら鉄粉除去作業は完了です。

続いては研磨作業に入る前のマスキング作業を行います。

このマスキング作業は、コンパウンドが隙間に入り込まない様に、また研磨作業の際に研磨したくない箇所の保護及びエッジ部の削り過ぎを防ぐ目的で、主にパネル隙間部やメッキ部、エンブレム、ステッカー部などにマスキングテープを用いてマスキングをしていきます。


※黄色の車体に黄色のマスキングテープなので見え辛いですね・・・

BEATにおいては、幌にコンパウンドが付着してしまうと取り辛い為、幌の淵にもマスキングしておきます。

必要な箇所にしっかりとマスキングを行いましたら、マスキング作業は完了となります。

以上、ここまでで、ガラスコーティング施工における下準備と言える【状態確認~マスキング作業編】は完了です。

ここまでの作業だけで丸1日の作業となりますが、下準備をしっかりすることで初めて次の工程であるコーティング施工において肝と言える研磨作業(ポリッシング)が生きてきますので、決して手を抜くことのできない作業ばかりです。

ということで、この次は、コーティング施工において最も重要であり肝と言える研磨作業(ポリッシング)へと移りますが、研磨作業からコーティング剤塗布して完成までの様子は次回のブログにてご紹介致します。


※半分の塗装面にポリッシングを行った画像です(上ポリッシング前、下ポリッシング後)

では、失礼致します。

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