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HONDA ACTY VAN 納車整備 ガラスコーティング施工

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

10月23日(金)に京都府のY様にご納車させて頂きました HONDA ACTY VAN(ホンダ アクティー バン)ですが、オプション作業としてETC取り付け及びガラスコーティング施工をご用命頂いておりました。

前回のブログでETC取り付けの際の様子をご紹介致しましたが、今回はガラスコーティング施工の様子をご紹介致します。

ETC取り付け作業の様子はこちら ⇒ HONDA ACTY ETC取り付け

今回施工致しますHONDA ACTY VANは洗車傷やウォータースポットが少なく、塗装も非常に綺麗な状態でしたが、ボディー下部(ウエストライン下)に鉄粉の付着が多い状態でした。

そこで、お客様と現車を確認しながらご相談をしておりましたところ、『鉄粉は除去したい、でも費用も抑えたい』とのことで、本車両におきましては、ボディー下部の鉄粉を徹底的に除去した後に、鉄粉除去部分をポリッシング実施し(鉄粉除去作業により傷が入ってしまう為)、その他の部分に関してはポリッシングは最低限で、ボディー全体にガラスコーティングを塗布するメニューで実施することと致しました。

ということで、今回施工しますコーティング作業の一連の流れを以下に記載致します。

①洗車

②鉄粉除去

③マスキング

④ボディー下部ポリッシング

⑤ボディー全体の簡易ポリッシング

⑥ガラスコーティング塗布

上記の手順に従って施工をして参ります。

ということで、早速コーティング作業に入りますが、まずは洗車をして汚れやホコリ、泥といった、ポリッシング作業を行った際に傷の原因となる不純物を除去します。

そして、車両を拭き上げましたら、鉄粉付着が多い、ボディー下部に鉄粉除去剤を吹きかけて、鉄粉を除去し易い状態にします。

鉄粉除去剤がボディーに刺さっている鉄粉に反応して紫色になっていることがわかります。

サイドステップ内側まで鉄粉が入り込んでいることが確認できます。

そして、鉄粉除去剤にて除去し易くなっている状態にて、鉄粉除去用の粘土にて鉄粉をからめとっていきます。

この粘土は新たに傷を入れてしまう原因となってしまいますが、『あらかじめお湯で柔らかくする』『可能な限り一方向に動かす』『除去面が汚れたらすぐに織り込む』『洗剤等を用いて滑りを良くする』などのことを留意しながら、極力新たな傷が付かない様にしながら鉄粉を除去していきます。

そして、ボディー下部の鉄粉を除去しましたら、鉄粉除去剤が残らない様に十分な水量でしっかり流して、指や手の平で鉄粉が塗装面に残っていないか確認します。

ご覧の様に、ボディー下部に付着していた多量の鉄粉は綺麗に除去できました。

サイドステップ内側部分も綺麗に除去致しました。

以上で鉄粉除去作業は完了ですので、続いては、ポリッシング作業に入る前のマスキング作業を行います。

このマスキング作業は、コンパウンドが隙間に入り込んでしまわない様にと、研磨作業の際に研磨したくない箇所の保護及びエッジ部の削り過ぎを防ぐ目的で主にパネル隙間部やメッキ部にマスキングをしていきます。

ここまでが、ポリッシング作業に入る前の下準備で、いよいよポリッシング作業に入ります。

冒頭でも記載致しましたが、鉄粉除去作業にてどうしても新たに傷が入りますので、鉄粉除去作業を行いました場所は念入りにポリッシング作業を実施し、今回は費用を抑える為に、ボディー全体は簡易ポリッシング作業を行います。

一例ですが、鉄粉除去作業にて良く見ると薄い傷が複数入っていることが確認できます。

この薄い傷をポリッシングで綺麗に除去していきます。

ボディー下部の鉄粉除去作業を行った場所を全てポリッシングし、傷を除去致しましたら、続いてはボディー全体の簡易ポリッシング作業を行います。

簡易ポリッシングと言えども、結局、ボンネットなど洗車傷やウォータースポットなどが気になる部分は普通にポリッシングしてしまいました。。。

そして、ボディー全体のポリッシングが完了しましたら、ボディー下部を中心に磨き残しが無いか確認し、マスキングテープを剥がした後、洗車をして一度研磨粉を綺麗に洗い流します。

続いては、鉄粉除去及びポリッシングで綺麗になりました塗装面にガラスコーティングを塗布していく作業に入ります。

弊社のガラスコーティング剤は撥水性で、独特の光沢感や艶感をプラスしながら、塗装面の保護や汚れが落ちやすい為、メンテナンス容易化も可能となります。

コーティング剤の塗布作業は、専用のスポンジを用いて、塗装面に傷が入らない様に力を入れず優しく塗り込んでいきます。

ポイントとしては、パネル毎に細かい範囲で区切って塗り込むことで、そうすることで、塗り残しや、拭き残し、ムラを防ぐことができます。

そして、コーティング剤を塗布しては拭き取りを迅速且つ確実に繰り返していき、ボディーパネル全体にガラスコーティング剤を塗布しましたら、ガラスコーティング施工作業はいよいよ完了となります。

ガラスコーティング塗布後のHONDA ACTY VANがこちら。

鉄粉も綺麗に除去でき、ポリッシングで傷を取り除いたところにガラスコーティング塗布を行うことで、ボディー全体が本当に綺麗な状態になりました。

商用車であるACTY VANはお仕事で使う車両ですので、もしかしたら新車を除いては日本一綺麗なACTY VANではないでしょうか。

大げさでは御座いますが、そう思える程綺麗な状態で御座います。

後は、適切にメンテナンスを行って頂けましたらこの綺麗な状態を維持して頂けるかと存じます。

以上、HONDA ACTY VANにおいてオプション作業としてご用命頂きましたガラスコーティング施工の様子をご紹介致しました。

次回は同じくACTY VANにて、お客様にご納車後も安全且つ安心してドライブを楽しんで頂く為に弊社におきまして全車両に行っておりますご納車前整備の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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