ブログ
HONDA ACTY VAN 納車整備 ETC取り付け
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
10月23日(金)に京都府のY様にご納車させて頂きました HONDA ACTY VAN(ホンダ アクティー バン)ですが、オプション作業としてETC取り付け及びガラスコーティング施工をご用命頂いておりました。
そこで、事後報告とはなってしまい大変申し訳御座いませんが、今回はETC取り付けを行いました際の作業の様子をご紹介致します。
今回取り付け作業を致しますETC車載器はDENSO製のDIU-9500(アンテナ分離タイプ)となります。
ETC本体の取り付け場所としてましては、お客様の設置場所のご要望をお伺いした上で、グローブBOX内に設置致します。
では、早速取り付け作業に入りますが、まずは電源の確保を行います。
今回のETCは常時電源とACC電源が必要となりますので、オーディオ裏配線から確保することにします。
ということで、オーディオを外す為に銀色のコンソールパネルを外します。
コンソールパネルはクリップのみで固定されておりますので、手前に引っ張れば外れます。
そして、4本のビスで固定されているオーディオを外して、裏のハーネスに来ている電圧をテスターで確認しながら常時電源とACC電源を確保します。
今回取り付けを行いますDENSO製ETCは、初めから配線にエレクトロタップが装着された状態でしたので、このエレクトロタップを用いて各電源を取りました。
そのままでは少し怖いので、絶縁と振動による接触不良を防ぐために、エレクトロタップをビニールテープで巻いておきます。
この時点で、アースを純正のアースポイントに固定をしてETCの動作確認をしましたらバッチリ電源が入りOKです。
続いては、アンテナの配策作業に入ります。
アンテナはフロントウィンドウ上部に固定するので、配線が通る助手席側Aピラーガーニッシュ及び、このACTYは天井部に大きなコンソールが固定されているので、共に外します。
また、今後ETC本体取り付けの際に加工を行うことに加え、ダッシュボード内に配線を引き込む上で必要となりますので、グローブBOXもこの段階で外しておきます。
Aピラーガーニッシュはウェザーストリップを外して、手前に引っ張れば外れます。
天井コンソールは、サイドバイザーの固定ボルト4本、ビス6本とクリップ2ケを外せば取り外しできます。
グローブボックスはビス2本、クリップ2ケを外して手前に引っ張れば外れます。
アンテナ線の配策に必要なパーツが外れましたので、アンテナをフロントウィンドウ上部に取り付け、配線をルーフライニング内、Aピラーと通してダッシュボード内まで引き込みます。
Aピラーには純正ハーネスが通っておりませんでしたので、異音が出ない様に留意しながらAピラーにアンテナ線を固定していき、ダッシュボード内に引き込んでおきます。
また、ダッシュボード内への引き込みも、タイラップで適宜固定をして、配線が遊んで異音が出ない様に注意します。
続きましては、ETC本体の取り付け作業に入ります。
今回、ETC本体はグローブBOX内に固定しますので、グローブBOXに配線を通す穴を加工します。
ハーネスのカプラーが通るギリギリの大きさになる様に、最低限の大きさの穴を空けます。
オーディオ裏からきている電源線とアンテナ線のカプラーが通りましたら、ETC本体に接続してグローブBOX内に固定します。
ここまで来ましたら、あとはグローブBOX内を通している電源線とアンテナ線を綺麗に束ねて、振動で異音が出ない様に配線の束をしっかりと固定しておきます。
そして、ETC本体を固定しているグローブBOXを元に戻して・・・
外したAピラーガーニッシュ、天井コンソール、センターパネルを元に戻せばETC取り付け作業は完了です。
綺麗に取り付けできました。
最後の最後に、再度動作確認を行いまして、試走にて異音が出ていないか確認しまして、全ての作業が完了となります。
以上、今回はオプション作業としてご用命頂きました ACTY VAN へのETC取り付け作業の様子をご紹介致しました。
次回は、引き続きオプション作業としてご用命頂いておりますガラスコーティング施工(鉄粉除去作業メイン)の作業の様子をご紹介致します。
では失礼致します。