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20周年記念パーツ多数 メンテナンスバッチリの HONDA BEAT ご納車前メンテナンス エンジンルーム清掃及び状態確認

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日ご成約のお知らせをさせて頂きました、20周年記念パーツ多数 2DINナビ搭載 メンテナンスバッチリの HONDA BEAT ですが、現在、10月中旬のご納車に向けて、ご納車前メンテナンスを鋭意推進中で御座います。

尚、本BEATにおきましては、販売前メンテナンス実施前にご成約を頂きました為、本来は販売前に行いますメンテナンスをご納車前メンテナンスとして実施しておりますので、その作業の様子をシリーズでご紹介しております。

前回まで、ボディーの状態確認及び清掃、LEDヘッドライト取り付けビートガレージマフラー交換の様子をご紹介して参りましたが、今回はご納車前メンテナンス第5回目【エンジンルーム清掃及び状態確認編】として、リアにあるエンジンルームのチェック及び清掃、プラグの状態確認、アクセルワイヤー調整等を行った際の様子をご紹介致します。

では、早速エンジンルームの確認に入りますが、BEATはエンジンルームにアクセスする為には、幌後部の固定ボルト6本を外して幌とスクリーンをめくり、メンテナンスリッドを外す必要があります。

まず、幌の固定ボルト6本を外して幌をめくるとこのようにリヤトレーマットが現れます。

そして、マットを車外に出すとメンテナンスリッドの登場です。

錆など特に気になる点はございませんが、滅多にアクセスする部分でもなく、汚れが溜まっておりますので、まずは清掃から始めます。

メンテナンスリッド周辺の清掃はもちろんのことですが、こういった隅の奥には汚れが溜まり易いので、隅々まで綺麗にしていきます。

反対の助手席側も同様に清掃します。

綺麗になりましたら、メンテナンスリッドを固定している4本のボルトを緩めて外せば、エンジンルーム内の確認を行うことができます。

エンジンマウントブラケット等の各部鉄部品の錆が少ないことに加え、ヘッドカバーなど全体的にホコリや汚れも少なく、パッと見てすぐに綺麗なエンジンルームであることがわかります。

また、奥には去年の9月に交換されたばかりの新しいオルタネーターが確認できます。

オルタネーターなどは、故障が発生すると即座にエンジン停止に繋がるので、交換されていると安心ですね。

更に、整備記録には記載がありませんでしたが、真新しく綺麗な永井電子製のULTRAシリコンパワープラグコードが装着されていたり、各部にアーシングが施工されていることも確認できます。

こういったところからも、前オーナー様が乗りっぱなしではなく、楽しみながらお乗りになっていたことが伝わって参ります。

そして、全体的にチェックが完了しましたら、エンジンルーム内の清掃を行って参ります。

こういった奥まったフレーム部分も、この際に手の届く範囲で丁寧に清掃を行っていきます。

綺麗になりました。

このエンジンルームの清掃は、いつも手が真っ黒になってなかなか落ちないので大変です。

家に帰ると、子供に『手が汚い』と良く言われます(笑)

因みに、BEATでの心配事項の一つであるタイミングベルトは走行距離114,600km時に交換したばかりですし、エアコンベルトやジェネレーターベルトの補器ベルトも同時に交換済みの為、安心です。

続いて、プラグの点検に移ります。

プラグは、焼け色や状態を確認することで、燃焼室内部の異常や、インジェクターのトラブルなどを発見することができたり、摩耗状態などを見ることで今後のメンテナンス情報として役に立ちます。

因みに、本車両のプラグは、走行距離114,600km時に交換したばかりですので、中心電極、側方電極の摩耗状態はもちろん問題御座いません。

煤が少し付着しているのは、弊社にて整備時にどうしても少しだけエンジンをかけて動かすという機会が多いからだと考えられます。

これがオイル分を含んでいたり、湿っていたりしたらトラブルの兆候と言えますが、問題御座いません。

プラグの銘柄としてはNGKの6番イリジウムプラグが装着されております。

最後に、アクセルワイヤーの張りを調整します。

アクセルワイヤーの張りを適切に調整することで、アクセルペダルの遊びが少なくなり、アクセルの踏み込みの初期領域においてダイレクト感がでたり、車が少し軽くなったように感じます。

12mmのスパナ2本で容易に調整が可能なので、アクセルの遊びが過大な車両に対してこのアクセルワイヤーの張りの調整はおススメです。

以上で本BEATのエンジンルーム内の確認及び清掃は完了です。

後は、メンテナンスリッドを元に戻して4本のボルトで固定し、掃除機がけと拭き掃除で綺麗に清掃しておいたリヤトレーマットを元に戻し・・・

6本の幌固定ボルトを締めれば今回のエンジンルーム関連の作業は全て完了となります。

このエンジンルームの確認及び清掃作業ですが、エンジンルームのチェックすることで、車両の状態確認や未然にトラブルを防ぐという意味合いが大きいですが、室内のすぐ後ろにあるエンジンルーム内がホコリだらけなのと、少しでも綺麗な状態であるのとでは、ご購入頂くお客様の気分が少しでも違うのではないかと勝手に考えております。。。

お客様におかれましては、少しでも清潔感のある状態でBEATドライブをお楽しみ頂ければ幸いで御座います。

以上、本車両においては、エンジンルームの状態やその他のプラグや補器類の状態が良好であることを確認できましたが、次回は【エアクリーナーケース確認編】として、エンジンの健康状態を計り知る為の一要素であるエアクリーナーケース内のブローバイガスの状態確認及びエアクリーナーエレメントの状態確認を実施致しましたのでその様子をご紹介致します。

また、同時に、トランクルームの清掃及びオプション作業としてご用命頂いております、バッテリー交換、キルスイッチの取り付け作業の様子もご紹介予定です。

では、失礼致します。

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