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20周年記念パーツ多数 メンテナンスバッチリの HONDA BEAT ご納車前メンテナンス ボディー状態確認③+ビートガレージマフラー交換
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
4連休という方も多かったかと存じますが、皆様如何お過ごしになられましたでしょうか?
私事で誠に恐縮で御座いますが、わたくし家族は19日(土)に和歌山県までドライブに行って参りました。
那智の滝や熊野那智大社、熊野本宮大社など世界遺産をいくつか観光致しましたが、高速道路は渋滞しており、人も多く、人出はかなり戻っている様に感じました。
※那智の滝
各地では、ほぼ全ての人がマスクをしていたことに加え、写真撮影の列でも間隔を空けて並ぶなど、皆さんしっかりコロナ対策を意識しながら行動している様に感じましたし、細心の注意を払いながらコロナウイルスと共存していくことの必要性も改めて感じた次第です。
さて、車の話に戻りますが、先日ご成約のお知らせをさせて頂きました、20周年記念パーツ多数 2DINナビ搭載 メンテナンスバッチリの HONDA BEAT ですが、現在、10月中旬のご納車に向けて、ご納車前メンテナンスを鋭意推進中です。
尚、本BEATにおきましては、販売前メンテナンス実施前にご成約を頂きました為、本来は販売前に行いますメンテナンスをご納車前メンテナンスとして実施しておりますので、その作業の様子をシリーズでご紹介しております。
前回のフロント廻り確認及びLEDヘッドライト取り付けから引き続き、ボディーの状態確認及び清掃の様子をご紹介して参りますが、今回はご納車前メンテナンス第4回目【ボディー状態確認編③】として、リアバンパーを外してフレームの修復歴有無確認や錆の状態確認、及び各部清掃の様子をご紹介致します。
また、本車両におきましては、以下に記載致します多数のオプション作業もご用命頂いており、メンテナンスと同時に実施した作業に関しましては適宜その作業の様子もご紹介して参りますが、今回は現在装着されている無限スポーツサイレンサーからビートガレージ製マフラーへの交換作業も実施致しましたので、併せてご紹介致します。
①車検取得
②LEDヘッドライトへの交換
③純正アルミホイールへの交換及びタイヤ新品交換
④エンジンオイル交換
⑤ミッションオイル交換
⑥バッテリー交換
⑦キルスイッチ追加
⑧ステアリング交換
⑨TYPE-R純正チタンシフトノブへの交換
⑩ビートガレージ製マフラーへの交換
⑪スタビライザーブッシュ及びスタビライザーラバーA新品交換
⑫ドライブレコーダー取り付け
⑬ガラスコーティング施工
では早速、リアバンパーを外して、内側のボディーやフレームの修復歴有無確認及び内部の清掃を実施していきます。
リアバンパーの取り外しは、ガーニッシュに隠れた2本のボルトと底面にあるクリップ2ケ、バンパー両端のビス2本、そしてバンパー上部のクリップ5ケを外し、バンパーを手前に引っ張ると外れます。
取り外しの際にはライセンスランプの配線に注意して下さい。
バンパーが外れましたのでまずは清掃と各部確認を行いますが、中心から助手席寄りのリアエンドパネル下側に少し違和感を感じます。
更に奥まで確認する為、固定している3本のボルトを外して遮熱板を外します。
やはり、エンドパネル下側の一部が押されて、少しですが歪んでいることが確認できました。
歪みが部分的(左右のサイドメンバーは無傷)ですので、恐らく低い何かにぶつけたのだと思います。
ビートはリーンホースメントが装着されておりませんので、本当に軽い衝突でもこのエンドパネルに影響が出てしまいます。。。
このリアエンドパネルの歪みは微小であり修復もしていない為、修復歴ありにはなりませんが、見つけたからにはお客様に説明する義務があると考え、すぐにお客様にご連絡を差し上げて状況をご説明させて頂きました。
お客様への車両引き渡し前に発見しておりますので、謝罪させて頂いた上で場合によっては契約解除して頂くことも可能である旨をご説明致しましたが、お客様と話合いの結果、お値引きをさせて頂くという形で話を進めさせて頂くこととなりました。
また、ご説明させて頂きました際のお客様からの暖かいお言葉がずっと頭から離れません。。。
本当に申し訳ない気持ちと共に、感謝の気持ちで一杯で御座います。
中古車業界においては、修復歴に関わる部分以外は販売時にご説明しないことが一般的だと思います。
しかし、もちろん性能的に問題が無いことが大前提ではありますが、隠れた瑕疵としてそのままお渡しすることと、しっかりありのままをお伝えしてご理解、ご納得頂いた上でお乗り頂くことには大きな差があると考えています。
従いまして、BEATの様な製造から年数が経過しており、様々な経験を積んできている車両では特にですが、今回の様に外からの判断が難しくバンパーを外して内部までしっかりと確認しないとわからないことも多い為、改めて今後も欠かすことなくこの確認作業を続ける必要性を感じた次第です(以前販売させて頂きましたフェスティバルレッドBEAT1台もエンドパネルの端部に少しの曲がりがあり、お客様にご説明させて頂きご納得の上ご納車させて頂いたことが御座います)。
ということで、作業の続きに戻りますが、リアの各部確認及び清掃が終わりましたので、今回オプション作業としてご用命を頂いております、マフラーの交換作業に入ります。
写真にあります様に、元々は無限のスポーツサイレンサーが装着されておりますが、お客様がもう少し音が大きいマフラーがお好みとのご相談をお受け致しまして、弊社に在庫として持っていましたビートガレージ製のマフラーをご提案差し上げましたところ、Youtubeにて音をお確かめになられた上で、交換をご用命頂きました。
ビートにおけるマフラー交換はバンパーを外した状態であれば容易であり、フランジのボルト2ケを緩めて、マフラーゴム2ケを外せば外すことができます。
外した無限スポーツサイレンサーも綺麗で状態が良好です。
今回装着するビートガレージ製マフラーと無限スポーツサイレンサーを並べてみました。
ちなみに、今回装着するビートガレージ製マフラーは走行履歴が少なく、焼けや傷がほとんど無い新品同様のものです。
取り付けは、取り外しの逆で、マフラーゴムにステーを挿入し、フランジのボルト2カ所を締め付け、排気漏れが無いか確認すれば完了です。
ビートガレージ製マフラーが付きました。
このマフラー、高音寄りの乾いた音質で、気持ち良い排気音を奏でてくれます。
あとは、遮熱板、バンパーを元に戻していきますが、元に戻す前に、遮熱板の表裏及びバンパー裏側まで含めて清掃しておきます。
バンパー裏側も可能な限り綺麗に・・・
そして、清掃が終わりましたら、遮熱板とバンパーを取り付ければリア廻りの状態確認及び清掃、マフラー交換作業は完了です。
以上、3回に渡り、今回のリア廻りを含め、サイドシルやフロント廻りのボディーの状態確認及び清掃を進めて参りましたが、リアエンドパネルの件を除き特に気になる点は無く、錆も問題無いことが確認出来ました。
また、このボディーの状態確認及び清掃と同時に、オプション作業としてご用命頂いておりました『LEDヘッドライト取り付け』、『ビートガレージ製マフラー交換』も滞りなく行うことが出来ました。
ということで、ボディー状態確認としてはここまでで、次回は【エンジンルーム清掃及び状態確認編】として、エンジンルームのチェック及び清掃、プラグの状態確認等を行った際の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。