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車検R4年8月まで 本革シート装備の女性1オーナー程度極上 SUBARU XV 販売前メンテナンス 足廻り清掃・確認編
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
以前ブログにて入庫のお知らせをさせて頂きました、車検がR4年8月までとたっぷりあり、本革シートなど装備満載の女性1オーナー程度極上 H29年式SUBARU XV ですが、販売開始にあたり、販売前メンテナンスを実施致しました。
前回のブログにて、内外装の徹底清掃の様子をご紹介致しましたが、今回はホイールを外してのホイールハウス内清掃やサスペンションやアーム類の清掃・確認、ゴム類、ブレーキパッドの状態確認を行いました際の様子をご紹介致します。
では早速ホイールを外して、各部清掃及び状態確認に入りますが、まずは外したホイールを裏側まで綺麗に清掃を致します。
特に、このホイールの様に、スポークの隙間から手を入れて清掃できないホイールはどうしてもブレーキパッドダストが溜まりがちなので、この際に綺麗にします。
綺麗なりました。
もちろん、表側も改めて綺麗にします。
4本共に裏面まで綺麗に清掃を致しましたら、ホイールハウス内の各部確認・清掃に入ります。
まずは運転席フロントから。
清掃前に一通り確認を行いますが、ダンパーからのオイル漏れや、ブッシュ類からのグリス漏れ等もありません。
H29年式と新しく、走行距離もまだ36,200kmと少ないので当然と言えば当然です。
一通り確認致しましたら、清掃を実施していきます。
ホイールハウス内のインナーフェンダー、サスペンション、アーム類などの泥や汚れを徹底的に落として、綺麗にします。
見えないホイールハウス裏のインナーフェンダーまで綺麗にしております。
続いては、タイロッドエンドブーツ、ドライブシャフトブーツ、ロアボールジョイントブーツなどの各部ブーツ類の状態を行います。
ブーツ類、ブッシュ類も全て問題無い非常に綺麗な状態です。
アーム類の接触跡や傷、曲がりも全くありません。
最後に、ブレーキパッドの残量確認です。
ご覧の様に、ブレーキパッドの残量も十分です。
続いては、助手席側フロントです。
画像は清掃後ですが、助手席側も運転席側と同様にサスペンションや、ブーツ類、ブレーキパッド残量等全て確認結果、問題ありませんでした。
以上、フロントの確認及び清掃を行いましたが、全ての部分において問題は無く、非常に良好な状態です。
続きまして、リアの確認、清掃に移ります。
まずは、運転席側のリアです。
相応に汚れはありますが、サスペンションからのオイル漏れ、ブール類からのグリス漏れ、アーム類の曲がりなどはありません。
確認が終わりましたら、丁寧に奥まで綺麗に清掃していきます。
綺麗になりました。
清掃していて気付いたのですが、インナーフェンダーの素材が不織布ものになっています。
通常はCセグメントではハードプラを採用するのが一般的だと思いますが、静粛性に寄与する為、高級車や欧州車で採用の多い不織布が採用されていることに驚きました。
続いて、フロント同様にブーツ類などのゴム部品、ブレーキパッド残量などの状態を確認しましたが、問題無しです。
しかし、このSUBARU XVのリアのサスペンション形式はこのクラスで一般的なトレーリングアームでは無くお金のかかるマルチリンクを採用している点に、スバルの拘りと良識を感じることができます。
トレーリングアームが決して悪いわけではないですが、やはりマルチリンクはセッティングの自由度が増したり、NV(ノイズ・バイブレーション)においてメリットがあります。
しかも、ナックルは高剛性で軽量なアルミ鋳造品が奢られていることに驚きました。
この車両の、微振動の少ない、フラットで洗練された乗り心地はこういった部分も寄与しているのでしょう。
最後に、助手席側のリアです。
助手席側リアにおいても、全て問題無いことが確認出来ました。
従いまして、フロント、リア共に、全く異常は無しです!
以上、足廻り部分の清掃、確認を行って参りましたが、このSUBARU XVにおいては現状交換が必要な部品は無く、全ての部分において状態が非常に良好であることが確認出来ましたので、お客様におかれましては安心して運転をお楽しみ頂けるかと存じます。
また、徹底的に清掃を実施致しましたので、清潔感のある状態で気持ち良くお乗り頂ければ幸いです。
これにて、SUBARU XVの販売前メンテナンスは完了ですので、近日中に販売を開始致しますが、やはりスバルというメーカーは見えない部分においても、走りに関わる部分には拘る良識のあるメーカーだと感じます。
実際に、その拘りがスッキリとした良質な乗り心地に繋がっていますので、是非程度の良い車両を手に入れて頂き、この優れた乗り味を味わって頂ければ幸いです。
では、失礼致します。