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希少 走行距離49,600km 程度極上 無限コンプリート HONDA BEAT 販売前メンテナンス 足廻り状態確認
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度TORINO CARSに入庫しました、希少 走行距離49,600km 程度極上 無限コンプリート HONDA BEAT の販売前メンテナンスの様子をお伝えするシリーズ。
前回はボディーの状態確認及び清掃作業の様子をご紹介致しましたが、今回は販売メンテナンスシリーズ最終回となる第5回目【足廻り状態確認編】として、サスペンション等のシャシー部品や足廻りのゴム部品の状態確認及び清掃を行った際の様子をご紹介致します。
足廻りの状態も車の状態を大きく左右するものですので、きっちりと状態把握を行った上で、良くない部分は交換を行うなどして、BEATが持つ素晴らしいハンドリングを安心して楽しんで頂きたいと考えています。
また、ホイールを外して行う足廻りの清掃は、なかなかお客様にて行うことができない部分ですので、しっかりと隅々まで清掃を行い、綺麗に状態でご納車させて頂くようにしております。
では、早速、運転席フロントからホイールを外してホイールハウス内の清掃、確認を行って参ります。
まず、清掃前の状態です。
まずは、純正の黒では無く、銀色の無限サスペンションが目に入りますが、雨天未走行の車両ですので、砂や泥というよりも、もっと細かいホコリの様な汚れが付着しておりますが、錆は極めて少なく良好な状態です。
無限サスペンションもオイル漏れ等御座いません。
そして、ここからサスペンション、ホイールハウス内、アーム類を徹底的に清掃いたします。
ホコリが落ちて、綺麗になりました。
シャシーブラックはかなり前に吹かれた様であまり残っておりません。
無限のサスペンションもかなりきれいな状態です。
実際の走行フィーリングもヘタリや、減衰力のヌケ等は全く感じられませんので、状態は良好です。
清掃の次は、アーム類やゴム部品類のチェックに入ります。
まず、スタビライザーラバーAですが、ひび割れが無く、触ると弾力もあることに加え、ワッシャーが交換されていることがわかりますので、少なくとも一度は交換されている様です。
この部分までしっかりメンテされている車両はなかなか無いので、本当に細かい部分まで気を使ったメンテナンスがされていた車両であることがわかります。
こういった車両は安心です。
続いて、タイロッドエンドブーツもひび割れ等の劣化が無く、非常に良好な状態です。
ロアボールジョイントブーツ、ラックブーツも同様に、ひび割れ等無く、非常に良好な状態です。
アーム類やスタビライザーも錆など無く非常に良い状態であることがおわかり頂けるかと思います。
ブレーキパッドの残量も十分で全く問題ありません。
続いて、助手席側フロントに移ります。
サスペンションのオイル漏れ等が無いことを確認しましたら、清掃に入ります。
助手席側の無限サスペンションも綺麗そのものです。
ちなみに、無限のサスペンションは純正と同じSHOWA製です。
綺麗になりましたら運転席同様にアーム類やゴム部品の確認を行います。
結果、全て状態は良好で問題無しです。
助手席側のブレーキパッドも運転席側同様に残量十分で、左右の差異も無いので、ブレーキシステムとしても状態は良好であると判断できます。
続いてはリアの確認に移ります。
運転席側リアの清掃前の状態がこちら。
リアサスペンションも当然無限のサスペンションですが、サスペンションからのオイル漏れ等御座いませんし、フレームも綺麗そのもので、修復歴はありません。
ここから各部清掃を行って行き、清掃後がこちらです。
リアも銀色の無限サスペンションが輝いております。
そしてリアのゴム部品の確認に入ります。
ドライブシャフトブーツやインボードブーツの状態も問題ありません。
もし、この部分が破れていると車検に通りませんので、交換後のご納車となりますが、交換の必要はありませんね。
また、リアブレーキパッドも残量は十分です。
最後に、助手席側リアです。
こちらも他の部分と同様に確認の後に清掃を行いまして・・・
ゴム類も問題無いことが確認できました。
以上、足廻り関連の状態を確認、清掃を行って参りましたが、無限のサスペンション、アーム類からゴム、ブッシュ、ブーツ類、全て状態は良好で、気になる箇所は全く御座いませんでした。
総じて、状態が非常に良いと言えるものでした。
特に、スタビライザーラバーAの交換歴があることに加え、ヤレ感の無いしっかりした乗り味や段差等アーム類が大きく動いた際も異音等がありませんので、その他ブッシュ類も1度交換されているかもしれません(この部分は前オーナー様からは聞いていませんでした)。
この良好な状態のシャシー(及びボディー)と、純正よりも減衰力及びバネレートの高い無限サスペンションの組み合わせにより、ノーマルのビートとは一味違う、どっしりとした無限独自の乗り味を実現しているBEATとなっております。
以上、今回は足廻りの確認と清掃を行って参りましたが、前回までのブログでご紹介して参りました様に、内装から外装、エンジンルーム、バンパー内などあらゆる部分をしっかりと確認及び清掃して参りましたので、お客様におかれましては、安心して、清潔な状態で、気持ち良くBEATドライブをお楽しみ頂けるかと存じます。
以上、全5回に渡りまして販売前メンテナンスの様子をご紹介して参りましたが、これにて販売前メンテナンスは完了ですので、近日中に販売活動を開始させて頂く予定です。
フル無限仕様であることに加え、ここまで状態が良好な車両はもうなかなか出会うことはないと思います。。。
詳細画像や説明に関しましては、後日、在庫車情報にUP予定ですので、希少なこの1台にご興味が御座いましたらご覧頂けましたら幸いで御座います。
次回のブログは、先日の8月13日、14日と作業をさせて頂きました、HONDA FD2 CIVIC TYPE-R のガラスコーティング施工の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。