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走行距離51,600km 無限フルエアロの程度極上 HONDA BEAT Ver.F 納車整備 ガラスコーティング施工【研磨~ガラスコーティング塗布(完成)編】
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
7月31日に富山県のお客様にご納車予定であり、先日ブログにてご納車前メンテナンスの様子をご紹介させて頂きました 走行距離51,600km 無限フルエアロの程度極上 HONDA BEAT Ver.F ですが、ご納車前整備のオプションメニューとしましてガラスコーティング施工をご用命頂きました。
そこで、前回と今回の2回に分けてガラスコーティング施工の様子をご紹介しておりますが、前回の【状態確認~マスキング作業編】として塗装の状態確認から洗車、鉄粉除去、マスキング作業までの様子のご紹介に引き続きまして、今回はコーティング作業における肝と言えます研磨作業(ポリッシング)からガラスコーティング塗布して完成までの様子をご紹介致します。
前回のブログでも記載させて頂きましたが、弊社では完全屋内施工により研磨作業を行いますので、屋外作業とは違い、砂やホコリをシャットアウトすることで余計な傷が入ることを防ぐことができることに加え、屋内にて専用照明を用いて作業を行うことで、きちんと傷の状態を把握しながら作業を実施することができ、確実な研磨作業を行うことが可能です。
『傷が見えない状態で傷を取り除くことはできない』・・・という考えです。
では、早速、鉄粉除去作業にて不純物が無くなった塗装面に対して研磨作業(ポリッシング)に入ります。
研磨作業は、塗装の状態や傷の深さ、種類などに応じて、最適な研磨剤(コンパウンド)とバフの組み合わせを選択して作業を行いますが、その上で、ポリッシャーの回転速度や力加減など、塗装に応じてその場その場で判断しながら綺麗に塗装面を仕上げていきます。
ということで、ボディー各部の研磨前と研磨後の状態をご紹介して参ります。
・ボンネット研磨前
・ボンネット研磨後
照明の周りを良くご覧頂くと分かり易いかと存じますが、小傷が無くなり、照明もくっきりと写っていることが確認できると思います。
・運転席側ドア研磨前
・運転席側ドア研磨後
・助手席側ドア研磨前
・助手席側ドア研磨後
ドアにおいても細かい洗車傷が御座いましたが、ご覧に様に綺麗に除去致しました。
・運転席側リアフェンダー研磨前
・運転席側リアフェンダー研磨後
・リアトランクフード研磨前
・リアトランクフード研磨後
どの車両も同じですが、リア廻りは走行時のホコリや砂が付着しやすい為、洗車時の傷が多めに入ります。
このBEATも他の部分よりも小傷が多かったですが、綺麗に除去致しました。
・リアバンパー研磨前
・リアバンパー研磨後
樹脂パーツとなるリアバンパーの洗車傷も綺麗に除去致しました。
・リアスクリーン研磨前
・リアスクリーン研磨後
BEATにおいて避けて通れないリアスクリーンの曇りに関しましては、専用のアクリル磨き剤で磨いて、可能な限り透明になる様に施工致しました。
以上、各塗装面の研磨前後の状態比較をご紹介して参りましたが、各部分、研磨前には小傷が多数入っている状態から研磨後には傷をほぼ除去できていることが確認頂けたかと存じます。
また、傷が無くなり、塗装面が平滑になることで、ボヤっとした照明の輪郭が、研磨後にはくっきりしていることがおわかり頂けるかと存じます。
このくっきりという状態が、車を見た際の風景の映り込みの綺麗さや、艶感に表れて、総じて車が色の深みに繋がったり、車両がキリっと引き締まった様に見えることに繋がります。
もちろん、今回ご紹介していないフロントバンパーやドアミラー、サイドステップなど全ての部分において研磨を行い、傷を除去しております。
そして、磨き残しが無いか、コンパウンド残り(焼き付き)が無いかをしっかり確認しましたら研磨作業(ポリッシング)としましては完了です。
研磨作業が終わった状態は、車両が研磨粉で真っ白ですので、洗車をして一度研磨粉を綺麗に洗い流して綺麗さっぱりにします。
研磨作業を終えたこの時点で、車体から小傷が無くなり、つるんとした滑らかな塗装面に仕上がっており、既に研磨前とは色の深みや光沢感、艶感が全く違います。
そしていよいよ、この滑らかで綺麗な塗装面にガラスコーティングを塗布していく作業に入りますが、その前にコーティングの定着を確実なものにする為の脱脂作業を行った後に、ガラスコーティング剤の塗布を行います。
弊社のガラスコーティング剤は撥水性で、独特の光沢感や艶感をプラスしながら、塗装面の保護や汚れが落ちやすい為、メンテナンス容易化が可能です。
また、副次的なメリットとしましては、洗車後の拭き取り作業が楽になる為、この様な大きな車両では格段に洗車作業が楽になると思います。
コーティング剤の塗布作業は、専用のスポンジを用いて、塗装面に傷が入らない様に力を入れず優しく塗り込んでいきます。
ポイントとしては、パネル毎に細かい範囲で区切って塗り込むことで、そうすることで、塗り残しや、拭き残し、ムラを防ぐことができます。
そして、コーティング剤を塗布しては拭き取りを迅速且つ確実に繰り返していき、ボディーパネル全体にガラスコーティング剤を塗布しましたら、ガラスコーティング施工作業はいよいよ完了となります。
ガラスコーティング塗布後のBEATがこちら。
しっかりと研磨作業にて小傷を除去し、ガラスコーティング塗布を行うことで、作業前の状態とは見違える様に綺麗になりました。
ガラスコーティング独特の濡れた様な艶が出て、外の風景も綺麗に映り込んでいることがお分かり頂けるかと存じます。
以上で、ガラスコーティング施工は全て完了ですが、今回のBEATも作業前後の変化が大きく、非常にやりがいのあるガラスコーティング施工でした。
後は、お客様にご覧頂いた際にご満足頂けれはこれ以上のことは御座いません。
以上、来る7月31日に富山県のお客様にご納車予定の 走行距離51,600km 無限フルエアロの程度極上 HONDA BEAT Ver.F におきまして、オプション作業としてご用命頂きましたガラスコーティング施工の様子のご紹介でした。
次回は、お客様にご納車後も安全且つ安心してドライブを楽しんで頂く為に、弊社におきまして全車両に行っておりますご納車前整備の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。