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ご依頼作業:BMW F30 320d Sports バッテリー交換
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
各地の大雨による被害が深刻ですが、私が住んでいる地域の近くの高速ICも土砂崩れで通行止めになっており、本当に他人事では無いと感じている今日この頃です。。。
さて、走行距離51,600km 無限フルエアロの程度極上 HONDA BEAT Version.F のご納車前整備シリーズをお伝えしている途中では御座いますが、本日7月11日(土)、枚方市在住のお客様からのご依頼を頂いておりました、F30型のBMW 320d Sports のバッテリー交換作業を実施致しましたので、その様子をご紹介致します。
今回バッテリー交換をさせて頂きます車両は新車登録から6年目で、ディーラーでの点検の際に交換を勧められたとのことで、メールにてお問い合わせ頂きまして、お見積書の送付等のご連絡を取らせて頂きました後、弊社に交換のご用命を頂くこととなりました。
因みに、今回交換するバッテリーは純正同等性能のVARTA製 Silver Dynamic AGMバッテリーです。
今回作業させて頂く車両はF30型3シリーズで、クリーンディーゼルエンジンを搭載している320dです。
私もF30の320dは何度も試乗したことがありますが、ディーゼルエンジンは低回転域から図太いトルクで、グイグイ車両を加速させる感覚は新鮮です。
また、雨の中のご来社となりましたが、塗装の状態の良さはすぐにわかるもので、お伺いしましたら必ず手洗いで洗車をなさるとのことで、本当に大事に維持されているお車で御座います。
お客様が大切にされているお車です、私も丁寧に交換作業させて頂きます。
ということで早速交換に入りますが、F30 320dのバッテリー搭載位置はトランク内となります。
重いバッテリーを後部に搭載するのは重量配分適正化の為であり、さすが重量配分50:50を実現しているBMWと言えます。
そして、トランク右側の工具入れを外すとバッテリーが現れますので、バッテリー上部のステーを外します。
プラス端子側(車体前方側)にベントチューブがありますので、外しておきます。
続いては、マイナス端子側(車体後方側)のバッテリー底部に、バッテリーを固定しているステーがありますので、頭が13mmのボルトを緩めて外します。
後は、プラスとマイナスの端子を緩めて外せば、バッテリーを車から外すことができます。
バッテリーを車外に出す際に、大きなプラス端子が邪魔になってしまいますので、邪魔にならない様に、上部に固定しておくと作業しやすいです。
あとは、重量が26kgもあるバッテリーを引き出すだけですが、本当に重たいので、傷をつけない様に慎重に車外へ引き出します。
左側が車両に搭載されていたBMW純正バッテリーで、右側が今回交換する新品のVARTAバッテリーです。
純正バッテリー、6年間おつかれ様でした。
そして、新品のバッテリーを装着していきますが、手順としましては基本的に外した順序の逆です。
新しいバッテリーを搭載する前に、搭載されていた場所を綺麗に清掃してから・・・
これまた重たい新品バッテリーを慎重に搭載します。
無事に搭載できました。
そして、底面のバッテリー固定ステーを取り付けし・・・
ベントチューブを忘れずに取り付け・・・
プラス端子から取り付けを行い、マイナス端子も取り付けます。
そして、バッテリー上部のステーを取り付け・・・
工具入れを元に戻せばバッテリー交換作業は完了です。
交換後は、各機能が問題無く作動するか、エラーが出ていないか確認して、トランク内、室内の清掃を実施して全て完了です!
以上、F30型のBMW 320d Sports のバッテリー交換作業の様子をご紹介致しました。
この度、バッテリー交換をご用命頂きましたN様、誠にありがとう御座いました。
今回交換致しましたバッテリーはコストと性能のバランスに優れたVARTA製AGMバッテリーで御座いますが、BOSCHなど、お客様がお好みのブランドをご指定頂きましたらご用意の上、交換させて頂きますので、バッテリー交換をご検討のお客様におかれましては、ご相談頂けましたら幸いで御座います。
では、失礼致します。