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錆極少で20周年記念パーツ エスケレートシート装着 HONDA BEAT 納車整備 ガラスコーティング施工【状態確認~マスキング作業編】
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
昨日、広島県のお客様にご納車させて頂きました、錆極少で20周年記念パーツ エスケレートシート装着 HONDA BEAT で御座いますが、オプション作業としましてスタビライザーブッシュ交換、ETC取り付け、ガラスコーティング施工をご用命頂いておりました。
スタビライザーブッシュ交換とETC取り付け作業は既にブログにてご紹介済みで御座いますが、本来であればご納車前にご紹介すべきガラスコーティング施工の様子のご紹介が出来ておりませんでしたので、今回、次回と2回に分けて作業の様子をご紹介して参ります。
ということで、今回はガラスコーティング施工【状態確認~マスキング作業編】としまして、塗装の状態を確認するところから洗車、鉄粉除去、マスキング作業まで行った際の様子をご紹介致します。
今回施工を行いますHONDA BEAT は一般的なBEATよりも塗装状態は良好であり、パッと見た目には綺麗な車両といえますが、やはり洗車傷を中心に塗装面には細かい多数の傷が入っており、全体的に少しくすんで見える状態でした。
そこで、車両を綺麗な状態にしたいとのお客様のご意向からガラスコーティング施工をご用命頂きましたので、完全屋内スペースでの研磨作業にて細かな傷を取り除き、平滑でピカピカな塗装面に仕上げて参ります。
その上にガラスコーティング塗布を行うことで、艶の更なる向上及びメンテナンスの容易化や塗装面の保護が可能となります。
では早速、専用の照明を用いて塗装面の状態確認から行って参ります。
※ボンネット
※運転席ドアパネル
※助手席側リアフェンダー
※トランクフード
一見、綺麗に見える塗装面ですが、専用の照明で確認をしますと、この様に放射状に入っている細かい洗車傷が多数確認できます。
この放射状の細かい傷が車体全体に入っていることで光が乱反射し、車体がボヤッとくすんだ様に見えてしまいます。
従いまして、この細かい傷を取り除くことで車体が深みのあるキリッと引き締まった状態にすることができます。
では、状態確認を行いましたところで、早速コーティング作業に入って参りますが、ここで今回施工しますコーティング作業の一連の流れを以下に記載致します。
①洗車
②鉄粉除去
③マスキング
④研磨(ポリッシング)
⑤脱脂
⑥ガラスコーティング塗布
上記の手順に従って施工をして参りますので、まずは洗車をして汚れやホコリや泥といった、研磨作業を行った際に傷の原因となる不純物を除去します。
弊社は室内にて洗車を行いますので、飛んでくる砂やホコリをシャットアウトでき、洗車段階において余計な傷が入ることも防ぐことが可能です。
洗車におけるポイントとしましては、スポンジを一方向のみに動かすことを心掛けます。
洗車の際にはスポンジをぐるぐると回してしまいがちですが、一方向のみに動かすことで余計な傷が入りにくくなります。
そして、洗剤が残らない様に十分に水で流しましたら、これも研磨作業の際に傷の原因となってしまう鉄粉を除去していきます。
鉄粉除去として、まずは鉄粉除去剤を塗布してボディーに付着している鉄粉を除去し易い状態にするのですが、本車両はほとんど鉄粉の付着が無い様で、鉄粉除去剤を塗布しても、鉄と反応した際に出る紫色が全然出ませんでした。
粘土などを用いての鉄粉除去作業を行う必要がありませんでしたので、鉄粉除去剤が残らない様に十分な水量でしっかり流して、拭き上げの後、研磨作業に入る前のマスキング作業を行います。
このマスキング作業は、コンパウンドが隙間に入り込んでしまわない様にと、研磨作業の際に研磨したくない箇所の保護及びエッジ部の削り過ぎを防ぐ目的で主にパネル隙間部やメッキ部にマスキングをしていきます。
弊社のポリッシャーは細かい部分まで磨くことが出来る小さなサイズのポリッシャーもございますので、必要以上の大それたマスキングは必要ありません。
ということで、必要となる箇所にマスキングを行いましたらマスキング作業は完了となります。
以上、ガラスコーティング施工の下準備と言える【状態確認~マスキング作業編】としてはここまでです。
次の工程は、コーティング施工において最も重要であり肝と言える研磨(ポリッシング)へと移りますが、研磨作業からコーティング剤塗布して完成までの様子は次回のブログにてご紹介致します。
では、失礼致します。